行ってきました。私にとって二度目の佐賀県デモへ。
高速道路にのり車で2時間。
どんどんどんの森公園に2500人の人が埋めつくしていました。
またも私は、行こうかどうしようか中々決められず…。
週に一度の家族全員がお休みの日曜日。ハイキングとかピクニックに行った方が子ども達は楽しいに決まっている。
意味もわからず二時間車に乗せられて連れて行かれて…。
集会の間は退屈だろうし。
デモ行進は、歩調が速かったり遅かったりで、見渡す限り大人のお尻が目の高さで…、3才のハー子と6才のタマは、「デモ、いや~!」と前回11/13の福岡デモでは隊列から脱走しました。
大人が作った原発のせいで、大人の事情に子ども達を巻き込んで、被曝させられたり、避難させられたり、
デモにマスコット的に駆り出されたり、ほんと申し訳ない。
それでも行かないわけにはいかないと、何とか盛り上げようと
昨日は覚悟を決めて集会&デモ盛り上げグッズなるものをリン・タマと工作しました。
前回11/13は「デモしたって、原発とまらんやん!」と行く事を拒否したリンが、「ママ、明日は行くよ。」と大好きな書道で「脱原発」と色んなものに書いていました。
青いポンポンも、タマに手伝わせて3人分作ってくれました。が、リュックに入ったまま?
かなりの人数で、デモ隊も3コースに分かれて出発したところに、イトコのミモが来て合流。
あちこちに飛び回る蝶々を追いかけまわるハー子とミモの、走りまわる姿に、デモ行進は諦めました。
さっきまで人で埋め尽くされていた広場が、誰もいなくなってとても広く感じます。
集会では避難者のスピーチがありました。
私は、他人の痛みに鈍感で、想像力が乏しいので、この肉声を聞かなくてはいけないといつも思っているのです。
避難者の生の肉声。
自分の身に降りかかるまで何もしない人間になりたくない。
他人の痛みに鈍感な人間でいたくない。
子どもを巻き込んででも、闘わないかん時もあるのです。