太鼓叩きの戯言

原田俊太郎のHPアドレスはhttp://www5.ocn.ne.jp/~shtaiko/index.htmlです

秋の夜長

2005-11-14 17:37:31 | 本の話
昨日、村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読み終えた。今回も村上ワールドにどっぷり浸かった。

本日から「1973年のピンボール」を読み始めた。




「この写真、本文とまったく関連なし。鬼怒川温泉で見つけたました。池を泳ぐ鯉を眺めながらのお茶です。」

この作品は「風の歌を聴け」の頃の三部作にあたるらしい。まだページを開いて間もないが、またまた村上ワールドに引きもまれている自分を感じる。

最近は「吉本ばなな」もよく読んでいるが、二人とも誰にも真似をできない自分の世界をもった作家だと思う。ばななの美しい文章など、女性の支持者が多いのもうなずける。

ちなみに、いま、ばななの「不倫と南米」も読んでいるところである。秋の夜長、ゆっくり読書をしよう。

いままでに読んだ村上春樹の作品

「風の歌を聴け」・「ダンス・ダンス・ダンス」・「ノルウェイの森」・「ねじまき鳥クロニクル」・「海辺のカフカ」・「中国行きのスロウ・ボート」・「神の子供達なみな踊る」・「羊をめぐる冒険」・「スプートニクの恋人」・「国境の南、太陽の西」・「蛍・納屋を焼く」・「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」・「辺境・近境」

いままでに読んだ吉本ばななの作品

「うたかた/サンクチュリア」・「ハードボイルド/ハードラック」・「N・P」・「パイナップルヘッド」・「八チ公の最後の恋人」・「キッチン」・「夢について」・「マリカのソファー/バリ夢日記」・「アムリタ」・「SLY」

ここまで書いたところで思う。そろそろ読みなおそう。村上の「海辺のカフカ」

極上のエンターテーメントを2連続

2005-11-12 18:46:14 | 素敵な話
先日の晴れた日、青山ブルーノートに、素晴らしいコーラスグループ「TAKE6」を聴きにいった。

もう無理だろうと思いつつ、前日に予約。ラッキーなことに2セットめがとれた。僕は今回、彼らを聴くのは2回目である。

当日、すこぶる良い天気である。




この写真、本文に関連なしです。

せっかくの天気、夜、青山だけにでかけるのはもったいないと思った僕は、映画も観ることにした。

さてと、なにを観よう。あったあった、「チャーリーとチョコレート工場」。しかも、地理的条件もばっちり。六本木ヒルズのヴァージンシネマでやっている。ヒルズから青山まで、車で10分。決めた。本日はこのコースに決定。

道中でこんなことを思い出した。ヘアースタイリストのKちゃんから聞いたのだが、「ヴァージンシネマで観ると、チョコレートの香りがするらしいよ」。そりゃ面白そうだ。

した、した。チョコレートの香り。チョコレート工場に入った場面でしてきた、してきた。なにやら、甘ったるい~~香り。

ジョニー・デップ、なかなか良い役者だ。今度、彼の出演している映画を観てみよう。それから、主人公の子役の少年。素晴らしい。じつに素晴らしい。まったく大げさな演技でもないのだが、泣かせる、感動させる。この子は伸びるとみた。

さて、映画を観終わった僕は一路、ブルーノートへ。ほとんど開演時間9:30にショーは始まった。

彼らの音楽には、ゴスペル、ジャズ、ブルース等、黒人音楽のエキスがたっぷりと注ぎ込まれている。クラシック等の音楽も勉強もしているのであろうが、もう、そんなことを彼らは超越している。

なんと、なんと、素晴らしいハーモニー、リズム、チームワークなんだろう。もちろん、血の出るような練習等を重ねて今に至っているとは思うが.

何曲目かは忘れたが、極上のバラード。

僕は泣いた。