2月22日
50周年記念講演でいただいた
震災のとき あったらいいもの 手帖
挿絵が入って、4行か5行での説明で、
見やすく、記憶に残りやすかったです。
やっぱり、災害で一番困るのは、
トイレ、ですよね。
そして、入浴。
清潔に保てないところから、精神的にも
ストレスが溜まり、
免疫力も下がるそうですね。
そんな事を情報では得ていても、実際どうしたらいいのか。
と思っていました。
この手帖に答えが 。
トイレ
黒いビニール袋、または、ごみ箱・バケツ。
中には、ゴミ袋、丸めた新聞紙を入れて、
しっかり口をしばって捨てる。
入浴
入浴は難しくても、清潔に保つ洗面用具があれば、
多少なりとも避難生活の辛さが軽減される。
洗顔は、シートタイプのクレンジングシートがおすすめ。
また、下腹部も赤ちゃんのお尻拭きシートで清潔にしておくと、
スッキリするもの。これはきっと経験した人にしか
分からない感覚です。
底の丈夫な靴 (これが、私にとっては、新しい情報 )
1日の半分は日が沈んだ時間帯。その暗い時間帯に地震に遭遇する
確率は1/2 。しかも、大地震が起きればすぐ停電します。
窓ガラス、食器の破片。大怪我になる確率は高くなる。足にケガを
したら致命傷。必ず用意して。
そして、意外や意外!
耳栓も。
避難所で悩まされるのが騒音やいびき。
赤ちゃんはサイレンの音や大きな音に怯えて泣くので
耳栓をしてあげると落ち着きます。
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■心掛けたい行動
トイレ用の水を溜める。
地震の後は、水が出るか確かめたら、浴槽に溜める。
必要な量は、大で約5リットル、小で約4リットル。
ちゃんと流すには、ペットボトル1-2本ぶんが必要になります。
火災後は、漏電からの火事を防ぐため、
ブレーカーを落とす。
ガスの元栓を閉める。
乗り捨てる車はロックしない。
キーはさしたまま。消防車や救急車両が道を通れなくなるため。
災害用伝言ダイヤル
伝言の録音
171→ 1→ 自宅等の電話番号(自宅の番号が登録されてそこに伝言を
入れることができる) → 録音(30秒以内で話す)
伝言の再生
171→ 2 →自宅等の電話番号(自宅や知人の電話番号を押すと、
安否などの伝言が引き出せる) → 再生
※携帯電話、固定電話、公衆電話で上記のように利用できます。
私の経験でも、連絡は、公衆電話でとりました。確実でした。
靴は、枕元に。グッズも玄関などに。
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今日は、最低限のものを、ことをあげてみました。
手帖の最後にも書かれていましたが、
無理に持ち出そうとせずに。
最優先は、なんといっても 自分の体 。
心構えさえしっかりしていれば、
後は、運を天に任せて、残された人達で助け合い、
支え合って。
地震国日本。2週間ほどで、あの東日本大震災が起きた日が
来ます。あれから3年。
ご訪問くださりありがとうございます