我がシステムのメインのフォノイコライザーアンプ
Westrex RA-1474 + LCRユニット
Western Electric WE141 A + CRユニット
どちらもラインアンプを改造して作ったフォノイコライザーアンプで
イコライジングに使っているコンデンサーは、
どちらもWestern Electricのちょっと特殊な同じコンデンサーを使っている
フォノイコのRIAAカーブの最適な補正ができるように
数種類のコンデンサーが一つのケースに収まった傑作コンデンサー
このコンデンサーは数あるWEパーツの中でもかなり優秀な部品だと思います
以前、別のコンデンサーからこのWEのコンデンサーに変えたのですが
ベールが数枚はがれ、
晴れ晴れとしたまさに明朗なWEサウンドが鳴り響き
これはすごい!コンデンサー一つでこれほど変わるものなのか~~
と、
あらためてWEの凄さを思い知らされたコンデンサーでもある
その音の良さに、
とにかく確保しておこうと当時、合計3ペアも購入したもの
そんなちょっと特殊なコンデンサーを使って製作された
LCR型フォノイコとCR型フォノイコ
LCR型はRA1474アンプで増幅し、
そのWEコンデンサーとパーマロイコアのコイルとWEのコンデンサーで作った
LCRユニットでイコライジングして
WE120Aラインアンプへ
CR型はWE141Aアンプで増幅して、
そのWEコンデンサーと抵抗でイコライジングして
WE120Aラインアンプへ
どちらも結構大掛かりなフォノイコライザーアンプである
RA1474、WE141共にラインアンプで、もちろん電源は重要です
前回のブログでも書きましたが
WE20A電源と WE18A電源を使っています
いい整流管を集めるだけでも結構大変です
肝心の音ですが
同じような構成で作られているフォノイコライザーのためかCRもLCRもよく似ています
力と抜けの良さ、音の輪郭のはっきりしたCR型と
少し華やかで伸びやかなLCR型
聴く曲によってどちらも楽しんでいます
が、
オリジナルのWE141を使っているCR型のほうが個人的には好きで
オルトフォンやEMTの組み合わせでよく聞いています
たまには違った組み合わせ、
と、思って今回は
バリレラをLCR型で聴いてみたら
あの雑なバリレラから、
密度のある華やかな広がりのある音が響いてくる
これは快感
MONOの力強さに、華やかな広がりがあるLCRイコライザー
こんなアンマッチングとも言える組み合わせで楽しい音を探すのも
アナログならではの楽しみ
かな?
今度はDECCAもこれで鳴らしてみるが
これは合わない
スケール感が全然でない!
いろいろ組み合わせで、新たな楽しい音探してみます~