オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

レコードを水道水で洗ってはダメ

2013年03月29日 08時40分04秒 | オーディオ


いやー楽しいくらいに綺麗になるレコード

なんでもっと早く使わなかったんだろう



それにしても巷にはいい加減なことを言いやがる輩がけっこういる


レコードのクリーニングだが



昔はいろいろなことを試した


いや


試させられた


水性ボンドをうすくぬって


乾かしてはがすとか


ボンドを薄めて塗るとか


水道水で洗い流すのが一番とか

うそ、おしえやがって!



「ばかやろ~」

「いい加減なこと言うなー」



あーすっきり



昔やらされたボンドは最悪


綺麗にはがれないし

レコードは曲がるし

何枚ダメにしたやら、悔しい!



水道水でいくら洗っても


洗らはないよりかは、多少いい時もあるけど


ほとんどバチバチ

洗う前より



バチバチが大きくなることも


このバチバチが大音量派には、大敵!


なんとかしたくていろいろなクリーニング剤を

試してきたが



なかなかいいものがなかった


スプレー式のコーティング剤は
これもあまり良くなかった


かなり音が悪くなったのをお覚えている




最近ではオーディオテクニカのクリーナーを

3個使用して



濡れたクリーナー→乾いたクリーナー→最後にまた違う仕上げクリーナー

かなり丁寧にクリーニングしていたが


ルーペで拡大してみると

溝にごみが張り付いているのがわかる


特に水道水で洗ったものは白いぶつぶつが張りついて

これがなかなか取れない



ガラードの回転数を78回転まで上げて

クリーナーを押し付けても取れない


後々の事を考えると、絶対に水道水では洗わないほうが良い


メガネなどの洗浄水ならいいが、水道水では不純物が多すぎるようだ



それにしてもこのノスティー洗浄クリーナーは素晴らしい


あれだけ強く押し付けてクリーニングしても取れなかった白い不純物が


まったくないし


バチバチ音が全然出ない


レコードが静かになるし、音もいい


聴くレコード全部洗おう


楽しー


くるくる、ごしごし

くるくる、ごしごし~

レコード~ピッカピカ

一人で歌いながら
朝からこんなことやってるの、傍から見れば何だか暗いアブナイ男~


に見えるだろうね



まあいい
15枚乾かせるスタンドもうまく使えば
何と17枚も乾かせる

楽しい~

くるくるごっしごシー~🎶

うるさい音のレコードなんか無い

2013年03月28日 19時07分52秒 | オーディオ

レコードは音が良いねー

うるさいレコードなんか1枚もない


煩かったのはアンプの接続ケーブルだったんだ
バランス接続サイコー


まあ一概には言えないが
我が家ではベストマッチであった




話は変わって
レコード洗浄機を買いました

本当はバキューム方式のクリーナーが欲しかったのだが

高級なのは買えないので、手動洗浄、自然乾燥方式のリーズナブルクリーナーになってしまった、


高級なのを買おうと思って予算も貯まりつつあったのだが


WE274Aがことほか高くて


しわ寄せがクリーナーに来ました



でもこれ安かったけどなかなかの優れもの


付属の洗浄液もアルコールが入っているのか独特なにおいがする


さっそく洗ってみよう


うーん


マニュアルは英語だかドイツ語だかわからないが

なにやらレコード盤をコーティング
するらしい


もし音が悪なってしまったらどうしよう


余分なことが頭をよぎるが



試しの犠牲になるは誰にしようか考えていたところ


来週のSONGSで中島みゆき特集の予告がTVから流れてきた


よし


試しの犠牲になるのは「みゆき」にしよう


15枚まで洗浄して乾かすことができるセットである


洗浄してみると素晴らしいこの輝き


まるで新品の状態になった



乾かした後、ルーペで見てみると

すばらしい


ごみが全然ない


どの溝もまったくごみがついていない

驚くほどクリアーだ


心配なのはコーティングで音が変わってしまうかどうか



おそるおそる聴いてみる



素晴らしい


バチバチのノイズが全くない


気持ちいい~


今までこの曲のここで”ブチ”って音がしたはずなのに

無い

何だか変な気分


こんなに洗浄は効果があるんだー


水で洗ったことがあるがまるで違う


専用液は何か秘密があるのか


音質はあまり変化がないと思うので一安心



ノイズが無くなったのでボリュームが


さらに上がる




いいねー


全部洗浄したくなる、



今回洗浄したのはこれだけ


全部終わるのはいつの日か


でもこの効果は絶大だ


カートリッジにも良いに決まっている
聴いてても静かでいい


レコードは良いねー

WE91B WE618Bでバランス入力、バランス伝送は素晴らしい

2013年03月26日 19時40分57秒 | オーディオ


RCAプラグは使いやすいのだが、グランドをショートさせたアンバランス接続だ


せっかくプリアンプの出力が197Aのトランス出力なのに、方チャンネルをグランドとショートさせて



パワーアンプの入力も618Bトランスなのに、方チェンネルをグランドにショートさせるのが



何かスッキリしない


本当にアンバランスな伝送である



そんな風に思えて何か無駄をしているようで

スッキリしなかった



前にも何か別のアンプで、バランスとアンバランスを聴き比べて


試したことがあるがあの時はトランス出力では無かった


トランジスターアンプでバランスとアンバランスを比べてみたときは


アンバランスのほうが躍動感があり熱のある

楽しい音に感じたような気がしたが


今はどうだろう



WE91Bのオリジナルは当然ながらバランス伝送であろうと思う

見たことないので想像ではあるが


やっぱりここまで来たら

オリジナルにこだわって、バランス伝送にしよう!


そう思い立って

やってしまいましたキャノンプラグでバランス伝送

いつものとおり今回もまた

思いつきの改良だったので、出張ついでにアキバによってふらふらと


一応オーディオショップを回ったが

キャノン端子を売ってる店がみつからない~



電車の時間が無くなり秋葉のガレージショップ(ラジ館?)

で見つけて、持ち合わせもあまりなくて安いプラグ買ってきたけど


うーん

やっぱりちゃんと計画してよく探して

スイッチクラフトくらい買えば良かったかな~



まあいい、


とりあえずやってみよう、


RCAの穴をゴリゴリ広げて、キャノンの大きさに広げ、もう後戻りはできない


信号の配線は当然ながらウエスタンの単線、

リッチにアース線までウエスタン単線を使用、アース線で音が良くなるとは思わないが、拘りである。



そう言えばこの単線、今はかなり長い単線も売っているようだが


以前はあまり長い長さの物は無かった

何で今になって状態のいい長い単線が流通してるのだろ

まあいい



出来上がりは何だか、
見た目の配線もスッキリしたような気がするが、

例の、余裕を持って余らせた配線をするまではコードが足りない

出てきた音は本当にスッキリ、サッパリ!爽やか


いいねー
音の鮮度がまた上がった



雑味がなくなりかなりスッキリした仕上がりである


どこかのビールの宣伝のようだ


ちなみにビールは雑味とコクがないと嫌だが!




今まで多少ひずみ気味ではあった高域だが

物足りないくらいにクリアになった

アッテネーターのレベルを少しあげてみるが

全く問題なし

かなり広域が伸びてる



いやー

こんなに違うものなのか~


バランス伝送は大人の音の配線方法だね音が優雅だ



本当にバランスが取れている音がする、ピークディップが少なくなるし


もしかしたらこれが以前つまらなく感じた原因かもしれない


歪がなくなり少し高域が物足りなく感じるところは

アッテネーターをあげて、半分はがした鉛を


裏側も全部はがして調整




うーん

素晴らしい

濁りがなくなったし、音に力がある!



今までのような荒々しいものではなく

何かゆとりのある力、そう品位のある力だ


曲によっては、蹴飛ばされた、飛び出すようなワイルドな力感が



上品な力!ポーンと飛び出す力になった

ガンガンごつごつワイルドだぜ~



う~ん!マイルドだがスゴイぜ~
になったようだ


でもよく聞くと押し出しや表現力はむしろ上がっている


以前この91のことを、立体感の表現力にかける

と書いたが、今回のバランス伝送で見事に解決した。



すばらしい

躍動感のある力感である



マイルドになった分ちょっと一瞬、面白みが消えたようにおもえたが


いや、!



そうではなかった間違いなくこれでいいのだ



歪がなくなると物足りなくなるだがそれを


元に戻すなどあり得ない


クオリティーが上がったものを下げるなどできない



今までも散々迷わされてきた事だ今はもう迷わない




そういえば今まで色々な入力端子を使ってきた

RCA
REMO
キャノン
フィッシャー
ヘッドホンジャック


バランス伝送はチェロのアンプで一時期

フィッシャーとRCAをつないでいたが
その時は、なんてめんどくさい


プラスとマイナスの二局で充分ではないかと思っていたが


やっと意味がわかり音の違いも実感できた


いやー恥ずかしい


アンプの伝送はプラスとマイナスだけではなかったんですね

遅ればせながら理解できました。



なんで市販のアンプはあんな音の悪いアンバランス伝送なんだろう

いくらいい部品や、素晴らしい回路でも


アンバランス伝送はその良さを混ぜ合わせてしまうような気がする

が、


まあいいか


今までちょっとうるさいなーと感じていたレコードを、


もう一度ゆっくり聞き直してみます~。


優雅な大人の音でねー(^-^)

WE274Bを一言で言うなら”本物”

2013年03月21日 19時23分43秒 | オーディオ

当たり前だ「ばか」と言われそうだが



うーん

言葉のぼぎゃぶらりーがない~


この音をなんていい表わしたらよいのだろう



電源部にだけ使っているだけだから


音色は変わらないのに、明らかに音が違う



レンジ感は変わらない



力はついたような気がする


いや、音の透明度が澄んできて粒が細かいから音が切れてるような気がするのか



あまり議論されることはないパワーサプライのWE18Aだが

うちには御約束のレプリカとオリジナルの2台所有している



音の信号が通らない電源ユニット


ある意味何でもいいような気がしていたが


またまたウエスタンの世界では違っていた




きゃ~



なんでプリアンプの電源ユニットで音がこんなに違うの~




そんな悲鳴のような叫びをしてしまいそうである


パワーアンプの整流管をWE274Aに変えたのとはまた違う

WE274Aの時は明らかに音が整い奥行きが出てきたし

繊細な粒立ちによる音の切れ、押し出し素晴らしかった




この音が変わるは、またチョット違うのだプリの電源は
部分的な音の変化ではなく、全体の全帯域の音が変化してしまう


よく音が変わるといわれる現象だが、これは何をしても音は変わる

何かを敷いても、張っても、乗せても、勿論変えても


音は変わる・・



変わるだけならどこにでもある話だし

音のレンジが広がるとか

音の響きが良いとか

低域が弾むとか、出るとか、下まで伸びるとか


高域が伸びるとか

もちろんそれもあるのだが、それだけではない


ちょっと音色が変わったとかの類の音が変わるのではない



そう


音が”本物”なのだ



本物と言っても

本物のウエスタンなんて個々の劇場毎に作られ、専用にプロの手で調整された劇場での音が本物であろうが


そんなの聴いたことがあるわけではないので


もちろんWEの本物の音なんか聴いたことがない



だが


この電源にすると


そんな気がする



原音の”本物”なのか?


いやそれとも違う



色濃い宗教じみた


もとい


色濃い~、説得力のある”本物”




あえて言うなら


音の縁取りが整い、枠にはまり音鮮やかに着色はしてるのだろうが

それが着色にはならない、


本物だけが醸し出す説得力のある本物!



う~ん


表現力が弱い



もう少し私が言葉を勉強しなければイカン!

遂に買ってしまったWE274A 文句無しに最高!

2013年03月16日 21時34分12秒 | オーディオ
さらばRCA-5Z3長い間ありがとう


もう君と会うことは二度とないだろう



またやってしまった

入ってはいけないWEの世界にまた一歩入ってしまった



もう高いものは買わないで手持ちのオーディオ機器で

楽しみながらオーディオをやろうとしたのに~


だが

やはりこれは買わずにはいられなかった



憧れ夢描き、やっと出会えた


WE274A


それも本当に「新品」!いい響きだ~



見た目も素晴らしい

管を見ているだけでその精度の高さに驚いてしまう



ウエスタンの真空管には機能美がある


惚れてしまうような美しい真空管だ



しかも

なんて素晴らしい音がする球なんだ


驚いた



値段も驚いたけど


音も驚いた



買ってよかった~



この整流管を使うとまず


音が整う

当たり前か?


とにかく粒立ちの細かい繊細な粒子の音が、ビシッと綺麗に整う


これが本物のウエスタンの世界か!

曖昧な音が全然しない


滲み歪み濁り、5Z3はなんていい加減な整流をしていたんだろう



いや、


比べてはいけない世界であった




WE300Bアンプはこの整流管で聴かなければいけない!

お互いの良さを100%引き出せる組み合わせとも思える
そんなベストマッチングであった





いかん


WE274Aを眺めて、拝みながら手を合わせてしまいそうだ


ウエウタン宗教にはまっていく~

ウェスタンエクトリックサウンドとは、WEファンの皆様ごめんなさい

2013年03月04日 18時06分42秒 | オーディオ


今日はオーディオ回顧録のような日記です。

いつも、何の参考にもならない愚痴のような日記ですみません



ウェスタンエレクトリック、その音の世界に

どっぷり入り込んできてしまった今日この頃だが


ん?、まてよ

そもそも、おれはあまりウエスタンサウンドには興味がなかった

いや、一時期はウエスタンエンスーを含めてウエスタンを嫌ってさえいたのに

今更なぜウエスタンを?



以前オーディオを真剣にやっていた時も、

知り合った方々のお宅へ御邪魔まさせて頂いて、様々な音を聞かせていただいてきたが

ウエスタンサウンドにはあまり興味を示さなかった


憧れもしなかった


そう!

オーディオ製品は憧れから始まるのではないでしょうか?

憧れた製品を見て感動し、聞いて興奮し
無い金を工面してやっと購入


しかし、そのころには次の憧れが現れる

その悲しい繰り返しだった


過去において
我々世代は、オーディオ製品との出会いは、まず雑誌

そして当時は結構いろいろなところでオーディオフェアが行われていた


知人のお父さんに連れられて行った、
オーディオファエアで中2の時に初めて出会ったJBL- L200B


あの時の感動は今でも覚えている

みたくれはあまりカッコ良くなく、ボロッチいスピーカーだったが

あの鮮烈な生々しい音が、私をこの世界に引きずり込んだ


その時もらったJBLの横長のカタログ、パラゴン、やオリンパスが載っていた、

ずいぶん長いこと宝物のように持っていたが、今はどこに行ったのだろう


その感動を少しでも手にいれたいと、すぐにアルバイトをして、
ローンでLE8Tを買ったのがオーディオの始まりだった


あの頃の愛読書と言えば、「FMレコパル」
あの表紙の奇怪な絵は今も何号か頭にある

いつかは表紙のちゃんとしている
ちょっと大人の雰囲気のFMファン、の読者になろうと思っていたが


結局「レコパル」ファンだったな~


そのオーディオフェアの後に出会った雑誌で

さらにオーディオの興味を深め今日に至っているのだが

「世界のステレオ」
当時レコパルの十倍以上した超高級雑誌
が私を更なるオーディオの世界に引きずり込んだ

その中で最初のページで紹介されていた

サンスイのAU-607をみて「かっこいいこれ買おう」
またアルバイトをして自分で買った最初のアンプであった


それまでは親戚から頂いたテクニクスのレシーバーや
どこかで拾ってきたニッコー?のアンプしかもっていなかった

それからすれば初代AU-607は超高級な素晴らしいアンプだった


そしてその雑誌で一番憧れたのが、

世界最高峰の組み合わせとして紹介されていた、

JBL-L300とマークレビンソン-LNP2、SAE-2600、すごいー
組み合わせ価格600万以上の超豪華なシステムであった
まあセクエラのチューナやナグラのデッキが高かったんだけどね



2千5百円の雑誌をやっと買って読んだ、身分の私には想像を超える

組み合わせで、いつか見てみたい、触ってみたい、でも


「買いたい」とは恐れ多くて言えなかった、思い出の
そんな雑誌であったが、



でも結局
LNP2、L300、SAE2600は同時には使わなかったが
夢かなって使うことができた

今でもJC-2は現役で使っているし

L300は無いが、JBLはL220とL150が元気に鳴っている
夢は持ち続けてよかったと思っている


そんな夢が詰まっていた雑誌であったが



何を言いたいのかといえば

その
雑誌にウェスタンエレクトリックの記事があったのだが、

当時その記事を読んでも全く興味を示さなかった、
野口晴哉コレクションの幻の名器として紹介されていた、

が、
憧れることはなかった

この本は当時の教科書よりもよく読んだのだが
この記事には全く興味を示さなかった


つまりマークレビンソンに興味を持ったのも、

ウェスタンエレクトリックを知ったのも同時であった。

なぜウエスタンにはには興味を示さなかったのだろう


見た目はぼろいし、かっこいいオーディオ製品には
程遠く、何の興味も示さなかった


その後も、オーディオやっていればやはり

オーディオ機器の大元はウエスタンだよと聞かされ

へ~やっぱりウエスタンはすごいのかーと思い

その後
幸運にも何度かウェスタンを聴かせて頂く機会があったのだが


最初に聴いたのは30年近く前になるだろうか


真空管が205Dでホーンを使ったシステム、
ドライバーは何だか分からない

暗い小さな部屋で青白い光の真空管を眺めながら

本当に小さな音で、音色も暗く何が良いのかサッパリわからなかった


聞いた後オナーではなく紹介者に感想を聞かれ

「あなた、こんなオーディオやっていて楽しいの?」

と心では思ったが

「聞き疲れしないナチュラルな音ですね」

とか言ってきたような気がする



そのあとも何度かほかの方のシステムを聞いたが

私の認識では

ホーンシステムで音量は比較的小さく、
上手く鳴らしている人だとふわっと浮かぶような音で


歪が無く、耳障りの良い音で

皆さん鳴らされていた


今では、当時の私の認識が間違っていたと思うが



正直、あの頃は、ウエスタンマニアは偏屈者の宗教集団に思えてしまった

こいつら「何か飲まされてる」んじゃないのか?

「何を?信じ切って」聴いてるんだろうこの人たちは

何処かの店で集団催眠かなんかに掛かって騙されているだけじゃないの?


そんな風に思っていた



みなさんごめんなさい


でも当時のウエスタンファンは本当に怖かった

JBLファン、アルテックファン、タンノイファンでさえ

みな、あの曲はあれがいい、その曲だったらこれがいい、とかオーディオ談議できたのだが



ウエスタンファンにそんな他人の意見に頭を縦に振るような、雄おらかな人はいなかった



小さい声でボソッと「これ以外はダメ!」

ついでだから言うと、元来オーディオマニアは暗い輩が多いいのだが、ウエスタンマニアは

それに輪をかけて暗くて、しかも因業な輩が多かった


やっぱり新興宗教だよ~



私が当時最大の疑問に思っていたのは業務用のプロ用機器で

しかも大きな劇場で大勢の人に向けて鳴らすシステムが

「あんな小さな音のはずがない」し


何百人のお客様に音の感動を聞かせなければならないのに、

あんな漂うようなふわっとした音しか出せない

ろくでもないメーカーだ!と思った


だが、彼らには怖くてそんなこと言えなかった



なんでだか分からないが古い機材をただコレクションしていて、

これが最高と唱える宗教集団にしか思えなかった



みなさんの中にも同じような体験をした方はいませんでしたか?


ちなみに

最近聞かせて頂くウエスタンサウンドは本当に素晴らしい方が多いです

先日15Aを聞かせて頂いた方ですが歪が無く、ほんとにいい音で鳴らされていて、
いい音とは、如何に空気を歪まずに振動させることが出来るかだ!

と知らされ、久々に私が衝撃を受けた方もいらっしゃいます

この音と昔出会っていれば、私もまた違ったウエスタンサウンドが奏でられたろうに・・・


正しく鳴らせば、他に類を見ない唯一無二の素晴らしい音、



ただ好きか嫌かはわかれます。



当時そんな印象の悪い中でも


WE-755Aが私が購入した物では最初のウエスタンとの出会いであった

が、これも

大好きだったJBL LE8Tを散々貶され、その元祖がこのスピーカーとのことで

半分敬意を評して半分は意地で購入したもので


WE755Aに憧れはなかった


憧れないオーディオ製品はだれも買わないと思うが~

まあ憧れないが、確かに音にはやっつけられた


うーんでもやっぱりWE755Aは憧れだったのかな~


WEははやっぱり出会いが悪かっただがら、それ以上WEにのめり込むとは絶対に思わなかった


禁断の麻薬WE755Aや

一度でも聞いてしまうと、中毒症状を引き起こし、持たなくては音楽が聴けなくなってしまう秘薬WE618Bを手にしても


当時ウエスタンにはやはり憧れは無かった



結局、憧れたのは

レビンソン、LNP2L 、ML6L、6Lシルバーパネル

チェロ、アンコール、パレット、パフォーマンス

JBL、B&W、マーチンローガン、アポジー、etc

いろんなアンプやスピーカーをつかってきたものだ



結局何が言いたいのか


今は
WE91Bをもっと早く聴いていればよかった!

ずいぶん遠回りをしたものだ

やっぱりオーディオは出会いが大切、

もっと早く正しく鳴らされたウエスタンに出会っていれば・・・・


そんなことを考えるのもまた楽しいですね