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会社設立100年

2017年05月05日 | 気になるネタ

今週末から3月期企業の決算発表ラッシュに突入する。金融庁や東証が株主の権利強化を進めてきたことから、会社設立100年を迎える企業は記念配当が期待できそうだ。

 今年5月には、TOTOが設立100周年を迎える。その後、7月にはニコン、9月には島津製作所、10月には横浜ゴム、12月にはキッコーマンと大成建設が歴史的な節目を迎える。

 記念配当の実施は企業の任意だが、実際にはおめでたい100周年の株主総会に社長ら経営陣が「手ぶら」で登壇するのは難しいだろう。日ごろから株主本位を掲げながら、記念配当も出せなければ、株主から経営者失格と判断されかねない。

 記念配当は普通配当に1、2円ほど上乗せするのが通常だが、節目が終わって記念配当がなくなった後も減配せず、節目の翌期も配当を据え置く企業が多い。

 今年の100年企業は大成建設のように業績向上が著しい企業が多く、3月末株主にとって決算とともに発表される2017年3月期配当が楽しみになりそうだ。