12月11日 理レター
◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 週末引け 年初比 円換算 相関係数
(%)
日経平均 10107.87 +14.09 ---- ---------
NYダウ 10471.50 +19.31 +17.07 0.828
ブラジルボベスパ 69267.47 +84.47 +138.11 0.852
アルゼンチンメルバル 2177.63 +101.70 +80.31 0.865
FT100 5261.57 +18.66 +29.90 0.788
DAX 5756.29 +19.67 +23.01 0.890
ロシアMICEX指数 1301.33 +110.05 +100.84 0.848
ムンバイSENSEX30 17119.03 +77.45 +82.01 0.919
上海A 3405.87 +96.68 +92.92 0.786
ハンセンH 12967.49 +64.32 +61.22 0.919
韓国総合 1656.90 +47.35 +56.55 0.917
皆様いつもありがとうございます。
クリスマス休暇、正月前というのに日本の債券起債市場は駆け込みラッシュ。
我も我もと、こんな企業も発行するの?というような名前も!とりあえず昨日がピーク。
第二の波が来週の週末です。市場のプレマレンジはだんだん右寄り(スプレッドが拡大)方向で決まってきている銘柄が目立ってきているのでさすがに投資家もついてきていないようです。電力の中には売れ残りレス販(割引セール)をしている銘柄もあるようです。
皆様の飲み会のシーズンだと思いますが飲みすぎに注意しましょう。
◆国債金利(先週末%)
2年 5年 10年 30年
米 0.80 (0.83) 2.25(2.24) 3.55(3.47) 4.50(4.40)
独 1.26(1.35) 2.26(2.34) 3.20(3.13) 3.98(3.96)
日 0.17 (0.17) 0.49(0.49) 1.28(1.29) 2.23(2.19)
米国債は長期が急騰してスティープニングが顕著。30年債が4.5%、10年も3.55%と
8月以来の水準です。去年の今頃は30年債が2.5%でした。あの時はフラットンイグが
すごい速度で起きていました。クレジットリスクの最悪期、現在は落ち着いています。
◆クレジットスプレッド(米国5年国差との差)(%)
BB 4.13(4.31)BBB 1.97(2.03) A 1.00(1.07)
クレジット市場は安定しています。
日本のCDS市場は閑散。特にインデックスの出合いが限定的です。投資家が休みに入ってしまったようです。
CDSインデックス
米 93.44 (99.50) 欧州 81.55(81.91) 日本 147.00(138.00)
http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値
◆来週の経済統計
米 15日 11月生産者物価指数(コア) 予想0.2% 前回-0.6%
15日 11月鉱工業生産指数 予想0.5% 前回0.1%
16日 11月消費者物価指数(コア) 予想 0.1% 前回0.2%
16日 11月住宅着工件数 予想579K 前回529K
17日 FOMC
日 14日 4Q日銀短観 大企業 予想-27 前回-33
14日 11月首都圏マンション販売 予想 前回-20.0%
国債入札
日本
15日20年国債 1兆1000億円 入札 17日 2年債 2兆6000億円
金は予想通り1100ドル近辺まで下落しましたね。
ところで、日本政府は住宅販売促進のためにエコ住宅現在なるものを考えているようです。
個人的には現在、負債金額を固定する行為(借金をすること)は控えたほうがいいと思います。現在世界的に起きている減少はグローバルアービトラージの動き。特に所得は企業の競争力の源になっており、簡単さ製造業は固定が低い国での生産にシフトしています。
という事は先進国の給料所得は伸びる可能性はほとんどありません。というより低下する方向にあります。負債を固定して給料が低下するリスクを取ってはいけません。
住宅買うなら一括払、でなければ買う行為は地獄行きの切符を手にしたと同じです。
日本が昔のような終身雇用形態をとって、老後も手厚い企業年金でゆうゆう自適に生活できるという日本式サイクルに戻れれば話は違いますが、その可能性はゼロ。
会計にcash is king という言葉がありますが正に現在はCASH IS KINGです。
冬の風が身にしみます。
データ:Bloomberg
~^^~ 理
◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 週末引け 年初比 円換算 相関係数
(%)
日経平均 10107.87 +14.09 ---- ---------
NYダウ 10471.50 +19.31 +17.07 0.828
ブラジルボベスパ 69267.47 +84.47 +138.11 0.852
アルゼンチンメルバル 2177.63 +101.70 +80.31 0.865
FT100 5261.57 +18.66 +29.90 0.788
DAX 5756.29 +19.67 +23.01 0.890
ロシアMICEX指数 1301.33 +110.05 +100.84 0.848
ムンバイSENSEX30 17119.03 +77.45 +82.01 0.919
上海A 3405.87 +96.68 +92.92 0.786
ハンセンH 12967.49 +64.32 +61.22 0.919
韓国総合 1656.90 +47.35 +56.55 0.917
皆様いつもありがとうございます。
クリスマス休暇、正月前というのに日本の債券起債市場は駆け込みラッシュ。
我も我もと、こんな企業も発行するの?というような名前も!とりあえず昨日がピーク。
第二の波が来週の週末です。市場のプレマレンジはだんだん右寄り(スプレッドが拡大)方向で決まってきている銘柄が目立ってきているのでさすがに投資家もついてきていないようです。電力の中には売れ残りレス販(割引セール)をしている銘柄もあるようです。
皆様の飲み会のシーズンだと思いますが飲みすぎに注意しましょう。
◆国債金利(先週末%)
2年 5年 10年 30年
米 0.80 (0.83) 2.25(2.24) 3.55(3.47) 4.50(4.40)
独 1.26(1.35) 2.26(2.34) 3.20(3.13) 3.98(3.96)
日 0.17 (0.17) 0.49(0.49) 1.28(1.29) 2.23(2.19)
米国債は長期が急騰してスティープニングが顕著。30年債が4.5%、10年も3.55%と
8月以来の水準です。去年の今頃は30年債が2.5%でした。あの時はフラットンイグが
すごい速度で起きていました。クレジットリスクの最悪期、現在は落ち着いています。
◆クレジットスプレッド(米国5年国差との差)(%)
BB 4.13(4.31)BBB 1.97(2.03) A 1.00(1.07)
クレジット市場は安定しています。
日本のCDS市場は閑散。特にインデックスの出合いが限定的です。投資家が休みに入ってしまったようです。
CDSインデックス
米 93.44 (99.50) 欧州 81.55(81.91) 日本 147.00(138.00)
http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値
◆来週の経済統計
米 15日 11月生産者物価指数(コア) 予想0.2% 前回-0.6%
15日 11月鉱工業生産指数 予想0.5% 前回0.1%
16日 11月消費者物価指数(コア) 予想 0.1% 前回0.2%
16日 11月住宅着工件数 予想579K 前回529K
17日 FOMC
日 14日 4Q日銀短観 大企業 予想-27 前回-33
14日 11月首都圏マンション販売 予想 前回-20.0%
国債入札
日本
15日20年国債 1兆1000億円 入札 17日 2年債 2兆6000億円
金は予想通り1100ドル近辺まで下落しましたね。
ところで、日本政府は住宅販売促進のためにエコ住宅現在なるものを考えているようです。
個人的には現在、負債金額を固定する行為(借金をすること)は控えたほうがいいと思います。現在世界的に起きている減少はグローバルアービトラージの動き。特に所得は企業の競争力の源になっており、簡単さ製造業は固定が低い国での生産にシフトしています。
という事は先進国の給料所得は伸びる可能性はほとんどありません。というより低下する方向にあります。負債を固定して給料が低下するリスクを取ってはいけません。
住宅買うなら一括払、でなければ買う行為は地獄行きの切符を手にしたと同じです。
日本が昔のような終身雇用形態をとって、老後も手厚い企業年金でゆうゆう自適に生活できるという日本式サイクルに戻れれば話は違いますが、その可能性はゼロ。
会計にcash is king という言葉がありますが正に現在はCASH IS KINGです。
冬の風が身にしみます。
データ:Bloomberg
~^^~ 理