黒鉄重工

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欧州project~2012年ヨーロッパの旅~ スイス・ツェルマット編 その9

2013-02-07 23:10:59 | 海外旅行記

氷河があんなに近くに!



終点、ゴルナーグラート駅に着きました。ヨーロッパで2番目に標高の高い駅だそうです。
そんなこともよそに、Bhe4/8形の台車を観察します。とても径の小さい車輪をした台車を履いています。プラットホームの高さは日本と比べてとても低いのでできるだけ低床化を図ろうとした結果ですね。



ツェルマットへ引き返すBhe4/8形。
またプラットホームの話ですが、もはやいわゆるホームと呼べるものが無くそのまま地面になっています。
欧州の鉄道はホーム高さが低いですが、バリアフリーの観点からするとあまりいい状態ではないわけで、そういう点で日本はとても進んでいると言えます。



今回使用した切符です。改札機のカードリーダーに差して引き抜いて使用します。



裏面はこんな感じ。



駅から見たマッターホルン。雲ひとつなく、最高の天気です。まさにあっぱれ。



マッターホルンに目が行きがちですが、スイスとイタリアの国境にあるスイス最高峰のモンテ・ローザも見ることが出来ます。
2つの峰がある山で、右の山が、標高4527mのリスカム、すぐ左がグレンツ氷河、その左が標高4634mのデュフールスピィツェになっています。ちなみに今いるゴルナーグラート駅は大体3090mくらい。



アルプスの山々に感動していると、ゴルナーグラート鉄道(GGB)の電車がやってきました。30分に1本のペースでやってくるのはわかっていたので、少し駅を離れたところで待ち構えて沿線撮り。
マッターホルンを背景にした最高の1枚を撮ることが出来ました。ちなみに某写真コンテストで2位に圧倒的差をつけて1位になりました。



横でも1枚。よくこんなところに電車を通したものだと。富士山でいうと8合目あたりまで線路を通していることになります。



電車を真横から撮影。傾き具合がわかるでしょうか?



もう一度モンテ・ローザ。氷河に岩肌という生を感じさせない異様な空間です。
初めて見た氷河でしたが、その大きさに圧倒されました。こんな大きいものが少しずつ動いているんですねぇ。



駅舎の前にはセントバーナード犬がいました。17世紀頃より山岳救助犬として活躍しているのだそうです。これもその一匹なのでしょう。それとも、観光客用の。



お金を出せば一緒に撮影してくれますが、一緒に乗ってきた日本人観光客に占拠されてそれどころじゃなかったです。
どさくさにまぎれて犬だけ撮っていました。ちなみに名前はNANAだそうです。・・・奈々?
やっぱ立つとデカいですね。人の背丈ほどもある。



駅のすぐ近くには天文台を備えた山岳ホテルがあります。ここらへんでまた標高が上がり、3100mくらい。



これは・・・できかけの雲!?
今まさに形を成そうとしている雲ですかこれは?なんかすごいぜ。



ホテルよりさらに上にある展望台までやってきました。4000m級のアルプスが360度見渡せる大パノラマは素晴らしいの一言。



ミネラルウォーターと一緒に。この水まずかったです。硬度が高かったからでしょうか。


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