黒鉄重工

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バンクーバーの近郊列車に乗る 最終回【2015/08/11】

2017-03-12 19:18:01 | 鉄道撮影記

ウェストコースト・エクスプレス(WCE)の次の列車を待っていると、ミッションシティ側からカナディアンパシフィックの貨物列車が入ってきました!
こんなに編成がスッキリと入る構図で撮ったことは今まで無かったので、ここぞとばかりにシャッターを切りまくります。



機関車はGE AC4400CW形重連(CP9761号機+CP8648号機)。他に中間補機が1機見えました。
クソかっこいいな!この力強さがやはりいいですよ。



貨車は(たぶん)全てゴンドラ車。日本語だと無蓋車です。日本では想像もつかないくらい背の高い無蓋車ですね。
積み荷は恐らく石炭で、この列車はコールポーターという石炭輸送列車なんだと思います。カナダは石炭産出国なのでこの列車はそこら中で見られるらしい。



うねうねうね。ちなみに途中で停車してしまったので全長を知ることはありませんでした。



コールポーターを眺めていると、WCEの2番目の列車(16:54発)が到着しました(列車番号は分からなかった)。



それっぽく撮ろうとするもイマイチ・・・。
ところでホームが一段高くなっている部分がありますが、あれは車椅子用の乗降口です。



縦で撮ってみますがうーん・・・。
初めてその姿を見ることになる機関車はEMD F59PHI形WCE902号機。通勤列車ではおなじみの機関車です。



やはり先頭の機関車ははみ出る模様。ついでに次位の客車も先頭寄りの扉がはみ出ていて、締切になっています。そこら辺は柔軟に対応できるらしい。ていうかホームの長さ延ばせばいいんじゃ・・・。



発車。コールポーターが邪魔になって後追いできませんでした。最初の列車でちゃんと撮っておいてよかった・・・。
コールポーターのバイレベルコーチに匹敵する高さにも注目です。軽く平屋客車の高さは超えていますねこれ。1両でどんだけ容積あるんだこいつ。ところで、これの中身ってどうやって降ろすんですかね?ウワサじゃ貨車を固定してそれさら回転させて石炭を落とすらしいですがホンマかいな。



次の列車が来るまでまた駅前をぶらぶら。バスロータリーにはNFI XN40 (P14004) がいました。天然ガス車です。



NFI C40LFR (P3349)。これも天然ガス車。



連結面とか。
連結器の他に繋がっているのはブレーキ管だけですかね。連結器もよく千切れませんよね。



17:24発の第3列車も到着しました。牽引機はF59PHI形WCE904号機。
特に変わった構図も思いつかなかったので、さっきと同じような写真に。



乗客はまあまあ降りていきます。
この次の列車のウォーターフロント始発が17:30なので、その列車が時間的に一番混むのではないでしょうか?
ちなみに終電は17:30の次のウォーターフロント18:20発でして、日本の感覚からするとかなり早いです。17:30から50分も間が空くのも不思議に感じますし。みんなこの列車が発つまでには仕事上がれるんだなぁ・・・。

扉横にはトランスリンクのロゴの他にカナダ政府、ブリティッシュコロンビア州、それとWCEのロゴも貼られています。WCEはともかくカナダとBC州のロゴはすなわちそこから補助を受けているよということです。日本だとこういう主張は見かけないですが、あってもいいと思います。



後追いも撮ります。制御客車はWCE101号。たぶんトップナンバー。



まだ陽は明るいので撮影自体は出来るのですが(夏の時期は20時くらいまでは普通に明るく、21時を過ぎてようやく薄暗くなり始める)、ここで切り上げないとビクトリアのお家に帰れなくなってしまうので、これで撮影終了にします。
なんとなくGMC 5500 + ElDorado National Aero Elite (S351)のC38系統を撮影。系統番号の冠にCが付くバスはコミュニティバスなのですが、車両が小型バスを使う以外は他の系統と乗る分には変わったところはありませんかね。比較的短距離だったり住宅街の中を走ったりするのが特徴かな。



で、前回書いたとおり160系統のバスでバンクーバーのダウンタウンまで直行しました(2017年現在は系統分断されて不可能;前回参照)。
途中渋滞にハマって遅延が発生して帰りに間に合わなくならないか心配になりましたが、元々バンクーバーで夕飯を食べていく時間を取っていたのでそれが緩衝材になって帰りのスカイトレインのデッドラインにはギリギリ間に合いました。
スカイトレイン・カナダ線でブリッジポート駅まで乗って620系統ツワッセン行きのバスに乗り換えて、無事最終のフェリーに乗り込むことが出来ました。お預けにされた夕食はフェリーの食堂で食べることが出来ましたとさ。

WCEは運行日と運行時間帯、列車の運行そのものが使いづらい部分がありますが、現地の日常的な通勤列車、LRTではない本格的なカナダの鉄道を味わうことが出来るので鉄道が好きな方にはおすすめできます。
そんな感じの日帰りバンクーバーでした。


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