(41）AKIRAっていいよなあ

●31日をもって稔が退団。稔の挨拶があった。「俺が辞めたいと思ったきっかけは、不満だから。その不満を上げてみろといったら山ほどある。（しかし）新日本プロレス、新日本ジュニアに対して、山ほどある不満を軽く上回るくらい感謝の気持ちが強いので、俺は新日本に対して、それから新日本プロレスのファンに対してありがとうございましたと言いたい」。
退団に向けて新日本最後の試合をやってもよさそうなものだが、それもなかった。お互いに、いろいろあったというわけだろうな。しかし、新日本最後だというのに、ファンからのお別れの紙テープもなかったのはなんか奇異。そう思えたのは私だけかなあ。

●30日、31日と試合を見て思ったのは、AKIRAはつくづく凄いなということ。ちゃんと肉体を作っているし、あれだけの動きをしているのにスタミナもある。よほど練習をしているんだろう思う。たいしたもんだねえ。

考えてみてほしい。AKIRAって蝶野と同期なんだよな。1966年３月生まれ。本当に頑張っている。AKIRAは無口なんで、いまの若い記者たちは話も聞かないのだろうが、もったいない。
AKIRAの動きや間、タイミングは新日本ジュニアの原点。現在の新日本には貴重なお手本でもある。稔が抜けた分、AKIRAをどんどんジュニア戦線に生かしてほしいと思う。助っ人じゃないAKIRAが見たい気分だ。内藤や裕次郎を成長させたいと思ったら、AKIRAとシングルをやらせるといいんじゃないかい。

●それと飯塚がなんともいい雰囲気だなあ。悪に貫禄がついてきたもんなあ。オフはどんな顔で町を歩いているのかと思うと気になってしょうがないよ。

31日は入場時に何があったかお客さんに突っかかっていたねえ。ほう、やるなあ。気に食わないお客さんがあったら、タイガー・ジェット・シンみたいにどんどん行ってもらいたい。いい味だよ～。

●余計なことだけど、裕次郎、パンツ破けてた…。