サラリーマン、単身赴任で寺社めぐり。

単身赴任に彩りを。。
寺社に行き尽くして素敵な仏像たちと出会いつつ、食・酒を堪能する旅に出てみました。

はじめに~自己紹介を兼ねて

2017年01月10日 | はじめに
十月一日付、辞令が出た。
生まれは、九州福岡県。
古い話となるが、大学進学を期に東京に出て、そのままサラリーマンとして就職、いわゆる「総合職」入社であったから、全国転勤があたり前のはずだったのだが、入社後の勤務地は、東京と神奈川を行ったり来たり、二十余年を過ごしてきた。

四十二歳にして、横浜郊外にマンションを購入、結婚もして、ようやく腰を落ち着けた生活を過ごそうとしていたが、そんな思いを持つと、大きな転勤があるらしい。サラリーマンの言わば定石か...。

折しも、この転勤の数ヶ月前から、
(せっかく、横浜に住んでいるのだし…)
と、近場の鎌倉の寺社巡りを始めたばかりであった。
「鎌倉三十三観音巡り」
である



第四番札所:長谷寺

第二十二番札所:極楽寺

第二十三番札所:高徳院

第三十三番札所:円覚寺

(さて、回るぞ…)
という矢先の転勤、はしごは外されたものの、この想いは、当然ながら、転勤先に向かうこととなる。

なにせ、転勤先は大阪、まさに、日本における
「寺社の黄金地帯」
なのである。
言うまでもなく、大阪・京都・滋賀・和歌山・兵庫・奈良の近畿二府四県には、「古(いにしえ)の都」の名残、凄まじい数の寺社が存在している。
また、わたしの大好きな、仏像などの彫刻に至っては、全国一三二点の国宝彫刻のうちの、なんと一二五点(約九十五%)が、この地域に密集しているのである。
もはや、
(この機を逃してなるものか…)
である。
大阪単身赴任中の最大のミッションは、
「寺社を巡り尽くし、素敵な仏像たちと出会う」
ことと決めた。

こうして、わたしの「高邁な」ミッション遂行が、今日から始まるわけだが、このブログ、
「単身赴任生活に、彩りを加える」
ことを主眼に置いて、単なる「寺社巡り日記」にとどまることなく、その地の
「食・酒・人」
も、書き綴っていければと思っている。

皆さま、どうかよろしくお付き合いください。