RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

ひまわりの似合う女に生まれたい

2007-01-12 23:29:15 | よかね~


ザンパーノが来たよ~。
ザンパーノが来たよ~。
とジェルソミーナは言って
笑いました
キ印は言いました。
「この世のどんなつまらないものでも、役に立つ時があるのだ」
ジェルソミーナはキ印の弾くヴァイオリンの哀しい響きと
その言葉に癒されました。
とさ

ザンパーノはアンソニークイン
ジェルソミーナはジュリエッタ・マシーナ
キ印はリチャード・ベイスハートが演じた
1954年の「道」という映画は
(監督/フェデリコ・フェリーニ)多くの人が愛する作品です。

その製作プロデューサーでソフィア・ローレンの夫でもある
カルロ・ポンティ氏が94歳で亡くなったと昨日の新聞にあった。
1940年頃からイタリアの小説の映画化を始め、「道」「鉄道員」
「ドクトル・ジバコ」「昨日・今日・明日」「恋人達の場所」
など名作を生み,生涯で100本以上の作品を世に出した人です。
映画が本当に総合芸術だと思うのは、監督や脚本家や役者や作り手のみでは
なかなか世の中に配給されない、名プロデューサーがいなければならない
これがなかなか、そうは居ないらしいから、いい映画ってそう沢山は
ないのでしょう、ポンティさんのご冥福を祈ります。

ジュリエッタ・マシーナもとてもいい女優さんだけど
ソフィア・ローレンもいいよね、「イタリアの太陽」
って呼ばれる程の美貌と色気、ソフィア・ヴィラーニ・シコローネが
本名らしい、今年73歳になる。
去年のトリノオリンピック開会式に旗もって出ていたよね
昔むかしに見た映画だからあんまりちゃんとは覚えてないけど
ビットリオデシーカ監督作「ひまわり」で、見渡す限りのひまわり畑に立つ
ソフィアローレンほど確かに太陽が似合う女優はいないと思いました。

ソフィアローレンとオードリーヘップバーンって、ま逆な感じがするけど
どちらも本当に美しい、どちらも大好きなんだけれど、同じく美貌の女優で
エリザベステーラーは好きになれないのは何故なんだろう。
濃すぎるのかな~、存在そのものも濃い感じがするからだろうか?

コケティッシュとチャーミングとゴージャス
ってところな違いかなあ

この3人の内に生まれ変われるなら、さて誰がいい
るるはソフィアに1票
ひまわりの似合う女に生まれたかったね
それにやっぱり、ナイスボディには憧れる
ボンキュッポンの世界は未知の世界だもの
まあそんな無駄な妄想してないで、サボテン女は風呂に入ってこよう
なるべく洗面所の鏡を見ないようにさ


今日の詩

(大手拓次/藍色の蟇より)

名も知らない女へ

名も知らない女よ、
おまへの眼にはやさしい媚がとがつてゐる、
そして その瞳は小魚のやうにはねてゐる、
おまへのやはらかな頬は
ふつくりとして色とにほひの住処(すみか)、
おまへのからだはすんなりとして
手はいきもののやうにうごめく。
名もしらない女よ、
おまへのわけた髪の毛は
うすぐらく、なやましく、
ゆふべの鐘のねのやうにわたしの心にまつはる。
「ねえおつかさん、
あたし足がかつたるくつてしやうがないわ」
わたしはまだそのこゑをおぼえてゐる。
うつくしい うつくしい名もしらない女よ




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