
(るるの影)
「63億年前から宇宙は加速度的に暗黒エネルギーによって膨張し続けている」
というフレーズは意味が分からないままに恐怖感を覚えるるるです。
科学がわからなくても生きてはいけますが、知らないものを知りたがる習性は
やっぱりあるからこまるのです、ちょっとほっとさせる科学の話として、
「イグ・ノーベル賞」というのがあって、今年は10月5日にハーバード大で授賞式が
行われた、人を笑わせる研究で科学への関心を高めた功績に送られるのだそう。
今年の平和賞には高周波数の不快音を出す装置「モスキート」を発明した
イギリスの会社経営者が受賞、10~20歳代には耳ざわり音だが、20代後半以上には
聞こえないか気にならない音、生徒は聞けても教師は気にならない為、
携帯電話の着信音に使われ米英の若者に人気が高いという

賞は10部門あり、
音響学賞には「黒板をつめで引っかく音は何故人間は嫌うのかの実験」
鳥類学賞は「キツツキは何故頭痛にならないのかの証明」
数学賞は「グループ写真で誰も目を閉じていない写真を撮るための計算」
物理学賞「乾燥スパゲティーを曲げると2つより多く折れてしまうことが多いのかの考察」
が選ばれた

2002年には日本のおもちゃ会社タカラの「バウリンガル」(犬の鳴き声を、人間の言葉に
翻訳するおもちゃ)が受賞したことで、日本でも話題になったが、ノーベル賞のパロディ
ともいえるこの賞、以前、2003年の授賞式のことをWebニュースで読んだが、
そのときのトロフィーは長さ、1ナノメートルの(1メートルの10億分の1)
の金の延べ棒だったらしい、ちっちぇーぞ(笑)

授賞式には本物のノーベル賞受賞者もプレゼンターとして登場したり、恒例の紙飛行機が
会場に飛び交うといった感じで進められ、その年は「ナノ」がテーマだったので、
スピーチは24秒に制限され、続いて発表の要旨を7語にまとめるよう求められたそう、
ステージに呼ばれた受賞者は、お礼の言葉を言う暇もなく傍に立って
「長すぎるわ。もうやめて退屈よ。」と繰り返す少女にさえぎられ、
席に連れ戻されたそうだ(笑)式の挨拶が短いことはいろんな式で
見習っていいかもしれない。
このときのテーマだったナノはナノテクノロジーという科学の分野だが、
全米科学財団は2015年までにナノテク市場は、1兆ドル規模に成長すると
見ているらしい。
米国議会は過去3年で24億ドルもの予算を承認していたというから驚きだ、
急成長しているということもあって、反対論者もいて、今後の科学発展による
危険性を説く人も多いとされる、ナノテクノロジーはクリーンな技術であり、
現在の問題の中にはこれが解決の鍵になるものもあるはずだというのが研究に
あたっている科学者たちの見方である
コンピューターは最初人間の手で作られていたが、今やコンピューターが
コンピューターを組み立てる時代に、科学の進歩は止められないだろう
アメリカじゃ国家予算もついてることやし

テクノロジーが危険を孕むとしても、良いテクノロジーは残し、悪いテクノロジー
はやらないでおこうということはできないらしい、なぜなら危険なテクノロジーと
有用なテクノロジーは同じものなのだそうです。
そうだとしたら、どうすればいいのかな?
科学のことは悪い頭であまり考えないでおこうとおもったよ、今日。
唄のことでも考えよう
丸山土手から 手合わせ唄
せっせっせ
丸山土手から東を見ればネ 見ればネ
門の扉にお小夜さんと書いてネ 書いてネ
お小夜さしますすみよの櫛をネ 櫛をネ
だアれにもらったとお小夜さんに聞けばネ 聞けばネ
このや源次郎さんにもらったと書いてネ 書いてネ
このや源次郎さんは伊達者の男ネ 男ネ
男見そめてお小夜がほれてネ ほれてネ
ほれて間もなく身持ちになってネ なってネ
身持ちいく月、七月八月ネ 八月ネ
八月くらいじゃ産んでもよかろネ よかろネ
どこへ産もうと源次郎さんに聞けばネ 聞けばネ
となり村にて長屋を借りてネ 借りてネ
石の枕に木の葉のふとんネ ふとんネ
石はころがり出る木の葉はもめるネ もめるネ
どうしましょこうしましょ
ここのよで一貫しょ