★小雪・カンナ・ひなた・珊瑚・小雨のcogi-log★

先天性巨大食道症とリウマチと闘い、お空へと旅立った小雪さん&その娘カンナさんの思い出と、新入り小雨さんのコギ日記です。

向後。

2014-06-06 01:17:09 | ○ひなた&珊瑚さん○
今日は、5月12日(月)にセカンドオピニオンで行った『健康診断』の結果について
ご報告したいと思います。
文字ばかり、数字ばかりの長文は記事になりますので、ご了承ください。

セカンドオピニオンへ出発する前の朝は、ひなた&珊瑚さんは絶食&絶水です。
そして、出発前に便と尿を採取して、セカンドオピニオンへ提出します。

小雨さんだけは健康診断を受けませんが、小雨さんだけ朝ゴハンをあげるといことはせず
ひなた&珊瑚さんを病院に預けてからの朝ゴハンとしました。


前置きはこれぐらいにしまして、まずはひなたさんの結果から。



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ひなたさんは現在10才、体重8.9kg、耳に少し汚れあり、歯石も少しあり(+)、
心電図の結果は正常、レントゲンの胸部、腹部共に正常という結果でした。



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血液検査では、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)値の中程度の上昇がみられました。
基準値が10-100U/Lに対し、ひなたさんは249U/Lでした。
2013年8月26日の血液検査では65U/L
2014年4月14日にホームドクターで行った血液検査では131U/Lと、少しずつの上昇が見られます。
急激な上昇や値がそれほど大きいわけではないので、SAM-e(S-アデノシル-Lメチオニン)や
ヘパアクト(またはヘパテクト)などのサプリメントを服用し、
服用から三ヶ月後に血液検査を行い、それでも改善が見られない場合は
ウルソ酸(利胆剤)を合わせて服用し、再度三ヶ月後に血液検査を行うことになりました。
それでも改善が見られない場合は、セカンドオピニオンでCT検査などをしていただくことに
なるかもしれません。
現在のひなたさんは、ヘパテクトというサプリメントを1日2錠、毎食1錠ずつ服用しています。
これで三ヶ月ほど様子を見ていきます。


つづいて、珊瑚さんの結果です。



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珊瑚さんも現在10才、体重は9.36kg、耳に少し汚れあり、歯石は(+++)のため
健康診断後に歯石除去をお願いしていました。
心電図の結果は正常、レントゲンの胸部、腹部共に正常という結果でした。
エコー検査では、脾臓内に直径3mmの病変
       胆嚢内に胆砂(+)
が見つかりましたが、
どちらも経過観察となりました。



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血液検査では、CHOL(コレステロール)値の上昇が見られました。
基準値が110-320mg/dLに対し、珊瑚さんは336mg/dL、2013年10月1日の血液検査では
206mg/dLと基準値内でした。
これ以外に問題となる結果がなかったため、食事の改善などをしながら経過観察し
ホームドクターでの血液検査を行うこととなりました。

珊瑚さんが現在食べているフードは、『ソリッドゴールド サンダンサー(グルテンフリー)』で
脂肪は14%とそれほど高いものではありません。
数ヶ月前から、ドッグフードを過信し、頼ってばかりも良くないと感じ
青魚や小魚(豆あじやイワシ、きびなごなど)を骨ごと1cmほどに切ったものを、
ニンジン、トマト、小松菜、キャベツなどを煮てポタージュにしたものでゆっくりと煮て
それを週の半分ほどあげるようにしていました。
セカンドオピニオンの担当の先生にこのゴハンをお話しましたが、問題はないということでした。
三ヶ月ほど様子をみて、ホームドクターでの血液検査の結果で変化がないまたは上昇していたら
他の検査も考えなければなりません。



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担当の先生には、珊瑚さんの目についてもお話しました。
その上で、病院でできる目の検査もしていただきました。
瞳孔を開き、対光反射、眩目反射、威嚇反応、眼圧、STT(シルマーティアーテスト/涙腺量)、
フレア(ブドウ膜炎の時に見られる炎症徴候)などの項目を検査していただきましたが
問題は見られませんでした。
以前にホームドクターで珊瑚さんの目を見ていただいたときには、
【老齢性白内障】と診断していただきましたが、セカンドオピニオンでの検査では
白内障の濁りはあまり見られず、水晶体の核硬化症(左右)という診断結果をいただきました。

     【水晶体の核硬化症】
原因は水晶体の老化によるもの。
ワンちゃんが6歳くらいになると、水晶体の中心部分に白い丸い輪郭がみられるようになる。
白内障を併発している場合は点眼をすることもありますが、核硬化症に対しての治療は必要ない。
核硬化症では視覚を失うことはありませんが、核に混濁が起こる白内障を併発すると
視覚障害が起こります。核硬化症は老化の一種ですので、予防方法はありません。

セカンドオピニオンは眼科専門医ではないので、もしもっと詳しくしっかりと診断が必要なら
眼科専門医を紹介しますとのことでしたが、そちらはお願いしませんでした。
獣医さんの経験や考え方、治療法などの違いで、診断結果が変わってくることがあります。
どちらの先生の診断結果も『老化によるもの』という部分では同じだったので
診断名の違いに問題はないと思っています。

珊瑚さんは、2013年10月1日に『椎間板物質除去手術』を施術した際に
歯石除去もお願いしたかったのですが、麻酔時間の長時間化は負担が大きいため延期していました。
珊瑚さんは癲癇を抱えているため、設備の整ったセカンドオピニオンでの歯石除去を
お願いしていました。

歯石除去は問題なく終えることができましたが、犬歯に歯周ポケットが4-5mmありました。
珊瑚さんは一カ所固定が苦手で、酷く嫌がりパニックになってしまうので
なかなか歯磨きをすることができませんでしたが、もうそんなことは言ってられません。
歯磨き開始です!その様子はまた改めてアップしたいと思います。


わかりにくい長文を読んでいただき、ありがとうございました。
こんな感じで、命に関わる結果になることなく、健康診断を終えることができました。
今はホッとしていますが、ひなたさんの肝臓、珊瑚さんのコレステロールが心配です…。
できること、良さそうなことは実行していこうと思います。





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