アカデミー賞作品賞を受賞しなかったら、こんなに早くは観て無かったかな?
実話であったからこそ、引き付けられる作品ですが、実話で無かったら、どうでしょうか?
幼少より吃音に悩むジョージ6世とスピーチ矯正の専門家ライオネルの心温まる関係を描いた作品で、ライオネルは医師免許を持った「ドクター」ではないが、最初は医者と患者のような関係からスタートする二人。
時に、罵り関係が悪化しながらも、いつしかライオネルはジョージにとって最大の理解者となり、家族のような存在、そして永遠なる友人。
アカデミー賞主演男優賞受賞のコリン・ファース(ジョージ6世)はもちろん、ジェフリー・ラッシュ(ライオネル) の細かな表情等静的な演技力に支えられた作品と言えると思います。
私自身は脚本の出来がいい作品に引かれる傾向にあるのですが、今回はこの二人の演技力に拍手です。
開戦を宣言するラストは決して幸せなシーンでは無いのですが、国民が心を一つにするする必要があるこの時に、柱となる「国王」の誕生は国民に勇気と決意を与えたことでしょう。
時期が時期だけに、地元英国ではどのような受け止められた作品なのか興味のあるところです。
★★★☆☆星3つ
実話であったからこそ、引き付けられる作品ですが、実話で無かったら、どうでしょうか?
幼少より吃音に悩むジョージ6世とスピーチ矯正の専門家ライオネルの心温まる関係を描いた作品で、ライオネルは医師免許を持った「ドクター」ではないが、最初は医者と患者のような関係からスタートする二人。
時に、罵り関係が悪化しながらも、いつしかライオネルはジョージにとって最大の理解者となり、家族のような存在、そして永遠なる友人。
アカデミー賞主演男優賞受賞のコリン・ファース(ジョージ6世)はもちろん、ジェフリー・ラッシュ(ライオネル) の細かな表情等静的な演技力に支えられた作品と言えると思います。
私自身は脚本の出来がいい作品に引かれる傾向にあるのですが、今回はこの二人の演技力に拍手です。
開戦を宣言するラストは決して幸せなシーンでは無いのですが、国民が心を一つにするする必要があるこの時に、柱となる「国王」の誕生は国民に勇気と決意を与えたことでしょう。
時期が時期だけに、地元英国ではどのような受け止められた作品なのか興味のあるところです。
★★★☆☆星3つ