前半戦の山場なので長めに。
年初に今年の目標はJPTで20位以内を掲げた…
…矢先(1月末)に転倒で大腿骨骨折。
もう自転車競技を辞めて自由に過ごそうかと思ったが、周りのみんなの励ましがあって…
休養期間は短いほうがいいから、退院してすぐにローラーを開始。
骨がつくのが7月くらい。
くっつかないうちに再転倒すると簡単に複雑骨折して、最悪、一生車椅子生活と言われていたので、前半は安全なヒルクライム。
特に自分向きの富士山ヒルクライム(あざみライン)に照準を合わせてピークづくりをしてきた。
2,3月はとにかく元の状態に戻すのを先決。4月には元のワットが出せていた。
4月から周りの選手の活躍の声が聞こえて悔しい気持ちがあったけど、焦らずにベーストレーニングに勤しむ。
大好きなロングを封印して負荷/疲労の効率が良い大多賀をL4で走りこむ。
特に富士山を意識して重いギアを中心に。
自転車に重要な柔軟性もしっかり戻すために
ストレッチもしっかりと。
4月~5月はメディオと水曜にL5インターバルを入れて調子をあげ過ぎないように。
6月に入ってからは、週末にレースを入れながら平日はL5インターバル中心のメニューにして疲労を抜いてく。
そしてレース当日。
朝の体重56.5kg…グリコーゲンを枯渇させていた時は55.0~55.5kgだったので、しっかり補給ができたと思う。
アップを含めて当日に1500kcalくらいは消費するので、空っぽだと走れない。
ちなみに一昨年より2kg重いが、ウェイトレシオは上がっている。
朝の5時に家を出発して、7時に会場着。
ウルトラ監督とオノDパイセンに預けていたかばんとシューズを引き取る。
洗濯までしてもらって、ありがとうございますm(__)m
10時スタートだったが、3日リカバリを挟んでテーパリングしたので、アップは長めに8時45分から。
最後にL5-1min、レスト30secのインターバルを3本して終了。
ベスパをレース30分前に投入。
そのままサインを済ませて…とまた重量チェックされた。
今回は気合を入れたので本当にギリギリに重量を減らしてきた。
Mt富士も586SLで走ったけど、そのままだと重量オーバーだったので以下のパーツを変えた。
と言うか替えたパーツはほとんど白いw
・ステム
・サイコン
・サドル
・ボトル
・ブレーキ
・クイック
・+オモリ(スピードプレイw)
天井に吊るしてキチンと量って、ゼッケンとタグ無しの状態で6.85kg。
測定員は手で持って測定していたので、「…誤差の範囲かな?」と言っていたがキチンと重量調整している。
10分位コースでアップをして10時にスタート。
スタート前にツノダさんに「けんちゃんならできる!」と言われて勇気をもらう。
今回はマイペース作戦。去年もマイペースで走っていきなりバックファイヤだったが、今年はすごく楽に走っても集団の最後尾あたりに居られる。
そこから徐々にタレた人を抜かしてポジションを上げていく。
直線区間が終わったところで30位くらいかな?
前にはオノDパイセンとモリモトさんがいるが、ペースを合わせて楽をしてしまうといけないのでなるべく意識をしないように。
かつ自分の脚と相談しながらギリギリのところで「腿上げ」、「左脚のトーイン」、「体幹」を意識して軽いギアを回していく。
ちなみに今日は34☓27Tを選択。
馬返しでモリモトさんとオノDパイセンをパス。
ここからの激坂区間も踏みすぎないように脚と会話しながら。
丁寧なペダリングをしていったらそのまま蛇行せずシッティングで最後まで行けてしまった。
ついに激坂の極意を会得してしまったか?
おそらく体幹と脚周りの筋トレと減量のおかげ。
前にはフィッツのヤーベマンさんとシエルボのワカスギくんが見える。
が、この順位まで上がってくるとなかなか差が縮まらない。
抜いてきたメンツから考えて、大体15~20位くらいか?
「この辺でいいだろう?」とか「辛い思いして前に追いつくのか?後半垂れるぞ!?」
とかの誘惑が襲ってきたが、入院中に励ましてくれた人のことを思い出しながら
「このまま自転車人生終わっちまうのか!?ひとつでも前へ!」
と言い聞かせて最後まで諦めずに突き進む。もう精神論だな。
そういえば会社でも今年の目標に「粘り強く殺してでもなんとしても最後までやり遂げる」とブラック企業顔負けのことを書いたっけな?
膠着状態が続いたが残り1kmを過ぎた辺りで、ここで追いつかないとチャンスはないと言い聞かせて、残り500mくらいでワカスギくんに追いつく。前にはヤーベマンさん。
ヤーベマンさんは指を骨折しているらしいので、追いつければスプリントで前に出られる。
ワカスギくんが最後上げていった後に必死に付いて行って、ヤーベマンさんを抜かす。
地味に最後の緩い区間を利用して後ろからも2人追撃がきている。
最後のコーナーからさらにモガク。脚が動かなくて無様だけど出来る限りのことはやる。
カレーライスにして食っちまうぞ(ネタ、ふるっ!)
ふぉとばいやすさん
富士あざみライン:46:53(推定300W-5.3W/kg)、JPT17位
ゴールした後、なおっきさんが駆け寄ってきてくれて「18位くらい!」と教えてくれた。
目標の20位を達成して、心の中でガッツポーズ。
骨折して今年は20位ダメかと諦めかけた時期もあったが、ついにやり遂げた…
ポイント的にも完走40ptsに対して200pts。
やっとチームに貢献できたのと自分のP残留をなんとか決められた。
欲を言えば、あと5秒頑張っていれば15位で300ptsだったが5秒は大きい。
チームメイトやロジャースのアオキさん、頂上で待っていたDENSOやKOGMAの人達も祝福してくれた。
Facebook上でも「涙が出た(なおっきさん)」とか感動を与えられて嬉しい。
皆さん本当に応援有り難うございます。
そのまますぐに下山して帰路へ。
途中の浜松SAで休憩して14:30帰宅。
コーラとピザとポテチで食欲リミッター解除w
相方といつもの中華料理屋で。
2ヶ月ぶりのルービー。
5ヶ月間、このために頑張ってきたのでしばらく休憩。
次はロードレースでの一桁フィニッシュを狙って精進してまいります。
年初に今年の目標はJPTで20位以内を掲げた…
…矢先(1月末)に転倒で大腿骨骨折。
もう自転車競技を辞めて自由に過ごそうかと思ったが、周りのみんなの励ましがあって…
休養期間は短いほうがいいから、退院してすぐにローラーを開始。
骨がつくのが7月くらい。
くっつかないうちに再転倒すると簡単に複雑骨折して、最悪、一生車椅子生活と言われていたので、前半は安全なヒルクライム。
特に自分向きの富士山ヒルクライム(あざみライン)に照準を合わせてピークづくりをしてきた。
2,3月はとにかく元の状態に戻すのを先決。4月には元のワットが出せていた。
4月から周りの選手の活躍の声が聞こえて悔しい気持ちがあったけど、焦らずにベーストレーニングに勤しむ。
大好きなロングを封印して負荷/疲労の効率が良い大多賀をL4で走りこむ。
特に富士山を意識して重いギアを中心に。
自転車に重要な柔軟性もしっかり戻すために
ストレッチもしっかりと。
4月~5月はメディオと水曜にL5インターバルを入れて調子をあげ過ぎないように。
6月に入ってからは、週末にレースを入れながら平日はL5インターバル中心のメニューにして疲労を抜いてく。
そしてレース当日。
朝の体重56.5kg…グリコーゲンを枯渇させていた時は55.0~55.5kgだったので、しっかり補給ができたと思う。
アップを含めて当日に1500kcalくらいは消費するので、空っぽだと走れない。
ちなみに一昨年より2kg重いが、ウェイトレシオは上がっている。
朝の5時に家を出発して、7時に会場着。
ウルトラ監督とオノDパイセンに預けていたかばんとシューズを引き取る。
洗濯までしてもらって、ありがとうございますm(__)m
10時スタートだったが、3日リカバリを挟んでテーパリングしたので、アップは長めに8時45分から。
最後にL5-1min、レスト30secのインターバルを3本して終了。
ベスパをレース30分前に投入。
そのままサインを済ませて…とまた重量チェックされた。
今回は気合を入れたので本当にギリギリに重量を減らしてきた。
Mt富士も586SLで走ったけど、そのままだと重量オーバーだったので以下のパーツを変えた。
と言うか替えたパーツはほとんど白いw
・ステム
・サイコン
・サドル
・ボトル
・ブレーキ
・クイック
・+オモリ(スピードプレイw)
天井に吊るしてキチンと量って、ゼッケンとタグ無しの状態で6.85kg。
測定員は手で持って測定していたので、「…誤差の範囲かな?」と言っていたがキチンと重量調整している。
10分位コースでアップをして10時にスタート。
スタート前にツノダさんに「けんちゃんならできる!」と言われて勇気をもらう。
今回はマイペース作戦。去年もマイペースで走っていきなりバックファイヤだったが、今年はすごく楽に走っても集団の最後尾あたりに居られる。
そこから徐々にタレた人を抜かしてポジションを上げていく。
直線区間が終わったところで30位くらいかな?
前にはオノDパイセンとモリモトさんがいるが、ペースを合わせて楽をしてしまうといけないのでなるべく意識をしないように。
かつ自分の脚と相談しながらギリギリのところで「腿上げ」、「左脚のトーイン」、「体幹」を意識して軽いギアを回していく。
ちなみに今日は34☓27Tを選択。
馬返しでモリモトさんとオノDパイセンをパス。
ここからの激坂区間も踏みすぎないように脚と会話しながら。
丁寧なペダリングをしていったらそのまま蛇行せずシッティングで最後まで行けてしまった。
ついに激坂の極意を会得してしまったか?
おそらく体幹と脚周りの筋トレと減量のおかげ。
前にはフィッツのヤーベマンさんとシエルボのワカスギくんが見える。
が、この順位まで上がってくるとなかなか差が縮まらない。
抜いてきたメンツから考えて、大体15~20位くらいか?
「この辺でいいだろう?」とか「辛い思いして前に追いつくのか?後半垂れるぞ!?」
とかの誘惑が襲ってきたが、入院中に励ましてくれた人のことを思い出しながら
「このまま自転車人生終わっちまうのか!?ひとつでも前へ!」
と言い聞かせて最後まで諦めずに突き進む。もう精神論だな。
そういえば会社でも今年の目標に「粘り強く
膠着状態が続いたが残り1kmを過ぎた辺りで、ここで追いつかないとチャンスはないと言い聞かせて、残り500mくらいでワカスギくんに追いつく。前にはヤーベマンさん。
ヤーベマンさんは指を骨折しているらしいので、追いつければスプリントで前に出られる。
ワカスギくんが最後上げていった後に必死に付いて行って、ヤーベマンさんを抜かす。
地味に最後の緩い区間を利用して後ろからも2人追撃がきている。
最後のコーナーからさらにモガク。脚が動かなくて無様だけど出来る限りのことはやる。
カレーライスにして食っちまうぞ(ネタ、ふるっ!)
ふぉとばいやすさん
富士あざみライン:46:53(推定300W-5.3W/kg)、JPT17位
ゴールした後、なおっきさんが駆け寄ってきてくれて「18位くらい!」と教えてくれた。
目標の20位を達成して、心の中でガッツポーズ。
骨折して今年は20位ダメかと諦めかけた時期もあったが、ついにやり遂げた…
ポイント的にも完走40ptsに対して200pts。
やっとチームに貢献できたのと自分のP残留をなんとか決められた。
欲を言えば、あと5秒頑張っていれば15位で300ptsだったが5秒は大きい。
チームメイトやロジャースのアオキさん、頂上で待っていたDENSOやKOGMAの人達も祝福してくれた。
Facebook上でも「涙が出た(なおっきさん)」とか感動を与えられて嬉しい。
皆さん本当に応援有り難うございます。
そのまますぐに下山して帰路へ。
途中の浜松SAで休憩して14:30帰宅。
コーラとピザとポテチで食欲リミッター解除w
相方といつもの中華料理屋で。
2ヶ月ぶりのルービー。
5ヶ月間、このために頑張ってきたのでしばらく休憩。
次はロードレースでの一桁フィニッシュを狙って精進してまいります。
それにしても、Pでの順位は凄いです、カッコ良いです。 練習は裏切りませんね!!
ダメだったら泣いてました