ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫) | |
東野 圭吾 | |
KADOKAWA/角川書店 |
【早期購入特典あり】REBORN(特典応募券付“CDサイズ | |
クリエーター情報なし | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
2012年のある夜。悪事を働き一軒の廃屋に逃げ込んだ幼なじみ3人組の敦也、翔太、幸平。すると突然、シャッターの郵便口から一通の手紙が落ちてくる。日付は1980年。そこはかつて店主が客の悩み相談に親身に応じていた“ナミヤ雑貨店”だった。店内に落ちていた雑誌でそのことを知った3人は、戸惑いながらも手紙に返事を書くことに。やがて彼らは、過去からの手紙と自分たちとのあいだに不思議なつながりがあることに気づき始めるのだったが…。
映画館 ★★★☆
いい意味で「松竹」の映画でした(笑)出演者も松竹の映画によく出ている人が多かったように思いますし、この映画を東宝が作ったら、またちょっと違うテイストになるんでしょうね。
原作が文庫化されたときに「東野圭吾というよりも浅田次郎の世界」などとイケズを書きましたが、やはり映像化されたものを観ても浅田次郎でした(笑)ってことは東野圭吾はいろんなものが書ける懐の広い作家ってことなのでしょうね。それにしても東野圭吾の作品は映像化されやすく、TVドラマではなく映画化されたものを上げてみると。。。
1999年 秘密
2003年 g@me.
2005年 変身 レイクサイドマーダーケース
2006年 手紙
2008年 容疑者Xの献身
2009年 さまよう刃
2011年 白夜行 夜明けの街で
2012年 麒麟の翼 白夜行白い闇の中を歩く(韓国)
2013年 プラチナデータ 容疑者X 天才数学者のアリバイ(韓国) 真夏の方程式
2014年 さまよう刃(韓国)
2015年 天空の蜂
2016年 疾風ロンド
2017年 ナミヤ雑貨店の奇蹟
そして2018年には祈りの幕が下りる時とラプラスの魔女が控えています。
さて、ファンタジーを映像化するといろいろな部分で「ご都合主義」が目立ち、ちょっとこっ恥ずかしくなりますが、この作品では入院中に無理やり帰宅したナミヤ雑貨店の親父が一人で店にいる場面です。余命幾ばくもない父親を息子が放置して車の中で一夜を明かすところがめちゃ不自然です(笑)しかし、そうしないと「奇蹟」が起きないわけで(笑)
ツッコミどころ満載なのですが、あくまでも「奇蹟」を楽しむ映画なのでこれは致し方ないですね。
そして一番驚いたのが「頭脳警察」のPANTAでした(爆)
慌てて読もうとしたところ、kindleがない。
一応本を買ってみたところですが、やっぱり読みにくいな~と。
映画だとたしかにご都合主義が目立ってしまって、
なんとなく原作の方がよさそうって思うのですが・・・。
東野圭吾は電子書籍化反対の作家ですからね。
てか、本読みにくい?(笑)
最も私は電子書籍読んだことがないからかもしれませんが。
小説を映像化すると、小説にはないものが色々見えてしまうのが、良い点でもあり悪い点でもあるような気がしますね。
ツッコミどころに笑わせていただきました。
浅田次郎風といえば、まさしくその通り!
幽霊とかタイムスリップが得意ですもんね。
映画化された作品の殆どがいわゆる推理モノ、ミステリーなのでこの「ナミヤ」は彼にとっては珍しい作品です。もちろん殺される人はだれもいませんし、ミュージシャンの彼のみめちゃ可哀想ですが。
ナミヤの親父にしか見えない幽霊ですが、息子が一緒にいたら絶対に出てこないだろうし、手紙も投函されませんよね?(笑)しかし、余命幾ばくもない親父を一晩放置するか?って話になると絶対にそんなわけ無いわけで(笑)
映画化されるんですか。
楽しみです。
東野圭吾すごいですね。
wowowのTVドラマでも
結構ドラマ化されているし。