極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

緯度0大作戦 (1969) LATITUDE ZERO

2006-04-29 01:27:32 | 特撮大好き♪
「緯度0大作戦」日本公開バージョン(日本語吹替版) 本編89分
「LATITUDE ZERO」海外版・ロングバージョン(字幕版) 本編105分
「海底大戦争」(「東宝チャンピオンまつり」短縮版) 本編68分


海底油田の調査隊が遭難し、謎の潜水艦アルファー号に救助される。調査隊の三人が連れていかれたのは、海底に作られた平和な理想郷、赤道と日付変更線の交差する“緯度0”であった。しかしアルファー号の艦長を生涯の仇敵と狙うマリク博士は、その平和なユートピアを破壊しようと画策した。

 ようやく見ることが出来ました(^^;
長年「封印」されていたのは、この映画がアメリカとの合作だったため、権利問題がクリアされていなかったわけで・・・東宝のほとんどの特撮映画がもうDVDになっていますが、この映画だけはビデオにすらなってなくて、私も1969年のオリジナルの公開と、1974年の「東宝チャンピオンまつり」でも短縮版を映画館で見て、その数年後にTVで放送されたのを見たっきり・・・たぶん30年ぶりくらいなんでしょうね。東宝の特撮映画では「獣人雪男」がその表現があまりにも現代とはふさわしくなく、もう絶対に見ることが出来ない作品として知られていますが、この映画も長らくそういった状態だったわけで・・・

 お話の中身よりも、そういったマニアックな話題ばかりが先行しているのは寂しいですが、こうして誰でも見られる環境になったなら、この映画の作品としてのそれぞれの評価もしやすくなるでしょうね

 で・・・この映画、私は海外版を最初に見たんですが、日本公開版よりも16分も長いんです。しかも子どもの頃に見たきりだったので気がつかなかったんですが、セリフはすべて英語がオリジナル・・・ってことはこの海外版こそが真のオリジナルってことに気がついた次第で(笑)

 「第三の男」「疑惑の影」などで有名なジョセフ・コットンが主演なんですが、こういった大物俳優が主演ってことにいまさらながら驚かされます。当時彼は60代半ば・・・私は9歳だったわけで、やっぱおじいちゃんに見えたのも当たり前だと(笑)リチャード・ジャッケルって俳優さんも出演作品を見てみたら・・・長年第一線で活躍されてるんですよね(笑)有名な作品に数多くでています。敵役のシーザー・ロメロって役者さんもこの時点で大ベテラン・・・たくさんの映画に出演していました。TV版「バットマン」の「ジョーカー」役をこなしていたらしいです。
またこの敵役の妻として出演しているパトリシア・メディナはジョセフ・コットンの本当の奥さんで、この後も1994年にコットンが亡くなるのを看取ったそうです。

 対する日本側は宝田明、岡田真澄、平田明彦などとともに「サインはV」でブレイクする前の中山麻里が出ていたりします(笑)

 あ!映画の内容ですか?(笑)
海外版はちょっとスピーディさに欠ける気がしますし、お話の展開もほんとマンガなんですが・・・
ま、そんなことよりも、やっと見ることが出来たのがうれしくって ヾ(@^▽^@)ノわはは

 

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2 コメント

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英語版 (猫姫少佐現品限り)
2007-05-07 15:20:40
そちらがオリジナル、なんですねぇ。
16分も長いって、、、
特典映像になっていた「未公開シーン」かな?
英語で、見たかったです。
(。_。)ウンウン (しんちゃん)
2007-05-07 19:10:13
★猫姫ちゃん
セリフが全部英語だった。
で、日本公開バージョンは、本人が日本語の吹き替えをしていたってことで、DVDで観て初めて気がつきました(笑)

でも・・・ちょっと間延びしたような感じはしたよ。

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