交渉人 真下正義 (2005) 127分

　ロサンゼルス市警でＦＢＩ訓練プログラムを受け、警視庁初の交渉人となった真下正義警視。2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した“台場連続殺人事件”。真下警視は報道陣を前に事件の経緯を説明していた――。あれから１年。2004年12月24日、雪乃とのデートを約束していた警視庁交渉課準備室課長の真下に、室井管理官から緊急の呼び出しがかかる。地下鉄の最新鋭実験車両１両が何者かに乗っ取られ、複雑に張り巡らされた東京の地下鉄網を暴走、乗降客200万人の命に危険が及んでいた。そしてこの恐るべき事件を引き起こした犯人は、交渉の窓口に、真下を指名したのだった…。

映画館　★★★★

　確かにあの大惨事の直後には、この映画はきついかもしれません。
しかも「ＪＲ西日本」の名前もクレジットされていますし、パンフによるとどうやらあの事故の路線の「地下」部分でも撮影されているみたいです・・・ってこれは私の憶測なんですが。

　そんなことと映画とは別に考えたいですね
映画としては、「踊る」ファンでなくても十分に楽しめる作品だと思います。
脚本の甘さはあるんですが、それも許せる範囲ですし、色々な映画へのオマージュ・・・、今回はヒッチコックの「知りすぎた男」の・・・って言ったらメチャネタバレになっちゃいますね（＾＾；

　そもそも映画なんてものは、悪い言葉で言えば「パクリ」いい言葉で言えば「模倣」のものなので、あらゆるシーンは「あれ？どこかで見たことがあるぞ？」とか・・・
「あの映画から頂いたかな？」なんて思うのも当然ですし、出ているメンバーとシチュエーションによっては「古畑任三郎」のエピソードとかぶるかもしれません

　しかし、この映画は「踊る」ほどギャグには走っていないし、このキャラクターで続編が出来るほどの出来だと思います。たぶん・・・あの終わり方はそれも念頭に入れてるとは思いますが（＾＾；

　私はとても楽しめましたよ(=^_^=)

【追記】
先ほどの文章で、私は「あの事故の路線の地下部分」での撮影では？って書いたのね
っていうのも、ＪＲ西日本で地下を走るのは　わが加島駅⇔京橋駅の区間なわけで・・・
先日の事故は加島駅の次の尼崎駅の先での事故・・・

ＪＲ西日本のオフィシャルサイトを調べたら・・・
地元「加島駅」での撮影だったみたいです
詳しくはこちら

　ビックリしました（＾＾；

この上で紹介したサイト・・・閉鎖されています