極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

ミレニアム 三部作

2011-03-23 19:20:25 | 外国映画(DVD・TV)
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 [DVD]
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 ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009)153分


社会派月刊誌『ミレニアム』を発行するジャーナリストのミカエルは、大物実業家の不正を告発した記事で逆に名誉毀損の有罪判決を受け窮地に陥っていた。そんな彼のもとに、大財閥ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリックからある調査依頼が舞い込む。話を聞くため、ストックホルムよりさらに北の町ヘーデスタの沖合に浮かぶ、本土とは橋1本で繋がる孤島ヘーデビーへと向かったミカエル。そこで説明された依頼内容は、40年前、ヘンリックが我が子のようにかわいがっていた16歳の姪ハリエットが忽然と姿を消した迷宮入り事件を改めて調査してほしいというものだった。依頼を請負うことにしたミカエルだったが、案の定、早々に行き詰まる。一方、ヘンリックの依頼で秘かにミカエルの身辺調査を行っていた天才女性リサーチャー、リスベットは、その後もミカエルのパソコンをハッキングし続け、偶然にも事件を巡るある重要な切り口に気づきミカエルに助け船を出す。情報提供者の正体を知ったミカエルは、リスベットに協力を要請、2人はコンビを組み真相究明に当たるのだったが…。






ミレニアム2 火と戯れる女 [DVD]
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 ミレニアム2 火と戯れる女(2009) 130分

鼻ピアスに全身タトゥーの華奢な天才ハッカー、リスベットの協力でヴァンゲル家事件を解決し、晴れて月刊誌『ミレニアム』への復帰を果たした社会派ジャーナリスト、ミカエル。事件以来、リスベットとは連絡の取れないまま1年が経とうとしていた。そんな時、少女売春組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていた記者2人が殺害される事件が発生、現場にリスベットの指紋が付いた銃が残されていたことから、彼女は殺人犯として指名手配に。過去のトラウマから誰も信じることのできないリスベットは、警察の追跡をかわしながら、たった一人で犯人と対決する道を選ぶ。一方、いくつもの状況証拠にもかかわらずリスベットの無実を信じるミカエルは、真犯人を突き止めるべく独自に調査を開始する。やがて事件の背後に浮かび上がる“ザラ”というキーワード。そんな中、痛みを感じない謎の金髪の巨人がリスベットへ迫っていくが…。



 
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 [DVD]
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 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009) 148分

宿敵ザラとの直接対決で瀕死の重傷を負ったリスベット。ミカエルによって発見された彼女は、一命は取り留めたものの、厳重監視の病室で外部との接触さえも困難な状態に置かれてしまう。そんな中、亡命スパイのザラを利用して数々の犯罪に手を染めてきた秘密組織が、国家的スキャンダルを闇に葬り去ろうとリスベットはじめ関係者の口封じに動く。そして彼女の運命を狂わせた精神科医ペーテル・テレボリアンと共謀し、リスベットを精神病院送りにするべく狡猾に立ち回っていく。対してミカエルは、妹でもある敏腕弁護士アニカ・ジャンニーニ、リスベットを雇用する警備会社社長ドラガン・アルマンスキーら彼女の数少ない理解者たちを総動員して“狂卓の騎士”を結成し、巨悪に立ち向かっていく。そしてついに、舞台は法廷での全面対決の時を迎えるが…。



 WOWOW ★★★★


 WOWOWで放送されたモノを何日もかかってやっと観終えました。3部作合計で431分はなかなかの量です。
このシリーズをまったく知らなかった私は「ミレニアム」って聞いて、SFだとばかり思っていました。1999年2000年あたりでミレニアム(千年紀)って言葉をよく聞いたものです。もちろん2001年から3千年紀ですね。

 で、この映画の「ミレニアム」とはいろいろなスキャンダルを暴く硬派の雑誌の名前です。原作ではもっとこの雑誌を取り巻くことが描かれていると思いますが、映画では「リスベット」と言う名の女性で背中にドラゴンの刺青を背負った少年のような体をした天才ハッカーの人生を追う形で進んでいきます。

 でね・・・シリーズを通して、このヒロインだけではなく、女性にたいする「性差別・軽蔑・暴力」がテーマとなっています。その内容は見ていて気分が悪くなりますが、それがまたなんとも刺激的で(笑)

 3部作はすべて繋がっているんですが、第一作目の「ドラゴン・タトゥーの女」だけでもいいと思いますし、もしそれを見て面白かったなら2,3と観ることをおすすめします。普段なかなか見ることのできないスウェーデンの映画っていうのも面白かったです。

 ミレニアムの編集長を演じるミカエル・ニクヴィストって役者さんは「歓びを歌にのせて」の主演俳優です。スウェーデンを代表する俳優なんでしょうね。まったく男前じゃないけれど(笑)


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