(空を見上げる石像に心惹かれました)
ぼん天棒さんも加わり10人旅となり、いっそうおしゃべりに花が咲きます。
いつもはアチさんと2人連れの静かな山歩きなので、つるんで歩くのは久しぶり。時折金木犀の香りがどこからか匂って来て、秋の日の遠足気分に気持ちが浮き立ち自然と口数も多くなりました。塩田川はぼん天棒さんがハヤ捕りをした懐かしい川だそうです。
真正面の山は唐船山
途中、塞神(さいのかみ)がまつられていました。現在は当番製によって守られているらしいのですが、見学していると傍らの家人が出て来て、御接待を遠慮した私たちにドロップを持たせて下さいました。塞神や右画像の六地蔵は村や地域の境界や道の辻にあり、疫病や邪悪なものが入ってこないように人々を守っていた神様です。古人の心ばえが偲ばれます。
もぐら石↓は美野村を「もぐら宿」と呼んでいた痕跡を残すもの。塩田川は一度出水すると3日は渡れなくなるので、美野村は少々の商いや宿泊が認められていたようです。
もぐら石の近く、すっかり朽ち果てた家の横に居座る石像に心惹かれました。空を見上げている様は、前向きに生きていこうと言っているようでもあり、また涙こらえて空を見上げているようにも見えました。離れたところに十数体の石像も置かれてあったので、帰ってから調べてみると、塩田は加工しやすい石材(安山岩)が産出され「塩田石工」として名前を売っていたことが分かりました。もしかするとその末裔さんだったのかもしれませんね。
「後ろに上を向いて歩こうと彫ってある」とジョークを飛ばしたのはhirokoパパさんですよ。
もしかすると、お弁当を食べた丹生神社の境内に設置されていた珍しい石造狛犬一対もそうだったのかもと推測した私です。こんなに微笑ましい狛犬は見たことがありませんもの。
右の狛犬さんは背に子供を負ぶっています。ずり落ちそうになっているのが分かりますか?
何と左の狛犬さんはお乳を与えていました。赤ちゃん狛犬はお母さんの乳房にしがみつくようにして飲んでいます。
丹生神社は塩田川流域には全部で7つ祀られています。祭神は奈良県吉野郡川上村に鎮座する丹生川上神社と同じ「罔象女神」(ミズハノメノカミ)で、土地の繁栄にとって塩田川がいかに重要で水利をおろそかにできなかったかが伺われます。
有明海の干満による潮汐作用で肥沃な平野を形成し、また沿岸に注ぎ込む河川に海運を発達させた塩田でにとっては大事な大事な水神様だったのでしょう。
この丹生神社には見事な天井絵も残っていました。
塩田川で捕れる鯰やハヤなどの魚、猪や、鷺などが描かれています。1つ1つを繋いでいけばストーリーが浮かび上がって来そうで寝転んで見入ったbambooでした。
動画をhirokoパパさんが撮って下さいました。クリック→木曜日は定休日で見れます。
ルート 轟の滝公園~嬉野宿~塚崎道分岐~丹生神社~塩田宿
歩行距離14.5km 行動時間4時間45分
ミッセルさん ISさん マツさん ミーさん みつばさん hirokoパパさん hirokoさん ぼん天棒さん
ありがとうございました。またいつかお会いしましょう!
ぼん天棒さんも加わり10人旅となり、いっそうおしゃべりに花が咲きます。
いつもはアチさんと2人連れの静かな山歩きなので、つるんで歩くのは久しぶり。時折金木犀の香りがどこからか匂って来て、秋の日の遠足気分に気持ちが浮き立ち自然と口数も多くなりました。塩田川はぼん天棒さんがハヤ捕りをした懐かしい川だそうです。
真正面の山は唐船山
途中、塞神(さいのかみ)がまつられていました。現在は当番製によって守られているらしいのですが、見学していると傍らの家人が出て来て、御接待を遠慮した私たちにドロップを持たせて下さいました。塞神や右画像の六地蔵は村や地域の境界や道の辻にあり、疫病や邪悪なものが入ってこないように人々を守っていた神様です。古人の心ばえが偲ばれます。
もぐら石↓は美野村を「もぐら宿」と呼んでいた痕跡を残すもの。塩田川は一度出水すると3日は渡れなくなるので、美野村は少々の商いや宿泊が認められていたようです。
もぐら石の近く、すっかり朽ち果てた家の横に居座る石像に心惹かれました。空を見上げている様は、前向きに生きていこうと言っているようでもあり、また涙こらえて空を見上げているようにも見えました。離れたところに十数体の石像も置かれてあったので、帰ってから調べてみると、塩田は加工しやすい石材(安山岩)が産出され「塩田石工」として名前を売っていたことが分かりました。もしかするとその末裔さんだったのかもしれませんね。
「後ろに上を向いて歩こうと彫ってある」とジョークを飛ばしたのはhirokoパパさんですよ。
もしかすると、お弁当を食べた丹生神社の境内に設置されていた珍しい石造狛犬一対もそうだったのかもと推測した私です。こんなに微笑ましい狛犬は見たことがありませんもの。
右の狛犬さんは背に子供を負ぶっています。ずり落ちそうになっているのが分かりますか?
何と左の狛犬さんはお乳を与えていました。赤ちゃん狛犬はお母さんの乳房にしがみつくようにして飲んでいます。
丹生神社は塩田川流域には全部で7つ祀られています。祭神は奈良県吉野郡川上村に鎮座する丹生川上神社と同じ「罔象女神」(ミズハノメノカミ)で、土地の繁栄にとって塩田川がいかに重要で水利をおろそかにできなかったかが伺われます。
有明海の干満による潮汐作用で肥沃な平野を形成し、また沿岸に注ぎ込む河川に海運を発達させた塩田でにとっては大事な大事な水神様だったのでしょう。
この丹生神社には見事な天井絵も残っていました。
塩田川で捕れる鯰やハヤなどの魚、猪や、鷺などが描かれています。1つ1つを繋いでいけばストーリーが浮かび上がって来そうで寝転んで見入ったbambooでした。
動画をhirokoパパさんが撮って下さいました。クリック→木曜日は定休日で見れます。
ルート 轟の滝公園~嬉野宿~塚崎道分岐~丹生神社~塩田宿
歩行距離14.5km 行動時間4時間45分
ミッセルさん ISさん マツさん ミーさん みつばさん hirokoパパさん hirokoさん ぼん天棒さん
ありがとうございました。またいつかお会いしましょう!
最後に長崎街道を完歩したそよ風さんにを送ります!
又 ぼん天棒さんとご一緒の時、bambooとは、いつ会えるかなと話しておりました。
最後の最後で会えました、良かったです、又どこかで。
またまたがお上手なこと(笑)
ご一緒して、本当にhirokoパパさんには楽しませて戴きました。おかげさまで思い出深い街道歩きラストウォークとなり感謝しています。
卵は割れずに無事お持ち帰りできたのでしょうか?
またいつかご一緒できますように!
お早うございます
長崎街道念願かなって一緒に旅をすることが出来ました
経ヶ岳でお会いしてから久し振りでしたね
今回は嬉野集合にはちょっと不便で参加できないと諦めていましたが・・・・
前日に下調べに行って参加出来ると思いました
一緒に参加できて楽しい思い出が出来ました
hirokoパパさんとは初めてお会いした時から気があって
よく二人で四方山話をしながら歩きました
パパさんもbambooさんと歩きたかったんですよ
お月さまを早起きで観られたんですね
それではbambooさんに天山の十六夜のお月さまを
観て頂きます
今作成中です
しばらくお待ちください
アチさんともお会いしたいですね
宜しくお伝え下さい
観て頂きます
私もこの時期にいつも計画するのですが、
30年前に金泉寺で観月会したっきり・・・。
アチさんがサンデー毎日になる再来年には実現するかもしれません。
故郷では、月見団子は家人に黙ってこっそり持ち帰っても良い風習がありました。
近所の友人らと縁先にお供えしている団子を盗む
のが、はらはらどきどきでスリルがあったのを覚えていますよ。
後で伺いますのでお月見団子もよろしくお願いします
hirokoパパさんとぼん天棒さんは似ていらっしゃるように思えました。
長崎街道を歩いてみたいと思いなが、なかなか機会に恵まれずに残念でした。
史跡に興味がありますので、また何かで歩けるのを楽しみにしています。
先日は唐突に連絡してごめんなさいね。
さぞびっくりされたことでしょう
以前リーフさんにお願いされていたので、
ずっと気になっていました・・・。
思ってた以上に、街道歩きは快適で楽しかったです。
機会があれば是非お試しくださいね!