テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
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(当然、その他についても、語ったりする)

承前 - 仮称HM6.3×40SK-D(勝間光学機械さんの双眼鏡 その9)

2013-02-08 23:24:24 | ミニ連載:勝間光学機械さんの双眼鏡
右が見口の中にレンズ鏡筒が嵌って撮れた6.3×40、左が見口を外して撮ったため白カブリしてる6×30、いずれもステーだけ、三脚無しのやっつけコリメート写真なのですが、実視野にほぼ差がないというか、倍率によるケラレの所為で、逆転して見えてしまっています。時間つぶしのための15分ほど、ずーっと電線を両機で観てましたが、やはり、6×30よりも、6.3×4のほうが色収差があります。ぱっと観て気付くほどではないし、条件によっては全く認識出来ないほどではありますけれども。
片眼ずつで両機を同時に観た場合、やはり、6.3×40のほうが見掛視界が広いです。両眼視で明らかに差異があり、6.3×40の実視界は実質8°以上だと考えます。ここで面白いのは、以前の5.3×30と6×30での両眼視の時と違って、中心の対象が重なると、最初大きさの違った視野円がほぼ重なるよう、小さかった6×30のほうがズームアップされてくる様子。視線を中央に置きながら意識を視野の隅に置くそらし目というか、視線は違う方を向きながら意識は女性のたわわな胸襟にあるような見方で見ていると、じわじわと6×30の視野円が拡大されてくる様子がはっきりと認識出来ました。
これまで、つぶさに両機を比較してきて、じゃあ、若干大きくて重い6.3×40の必然性って何なの?と考えると、僅かに色収差に劣り、被写界深度浅く、スタイルが良く(主観)、ハイアイポイント、良像範囲広い、明るい、という点になるのですが、最後の口径差については、星見で両機、或いは他の40mm級、や更に大口径機との比較観望が出来ていません。後日、条件の良い星空観望を期して、ここまで、です。


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