テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

おいしいお店

2011-11-29 23:39:01 | 脱線して底抜け
今日、宮根誠司さんがテレビで、北新地の、かどのやさんを紹介していたが、流石にどの料理も超絶においしそうで、行きたくなった。
ただ、すき焼きだけならここよりおいしい店があるので(かどのやさんはもともと湯豆腐やさんなので当然だが)、そのお店、金谷(かなや)さんのすきやきについて。



「元祖 伊賀肉 (すき焼) 金谷」 とお店のHPや、グルメサイトへの出店名にあるように、伊賀牛のお肉専門店です。
写真は本店で、冷蔵ショーケース内には、よだれが出そうだけれども手が出しにくい、100g千円オーバー、それ以上、のお肉さん達が居られ、横の階段(狭い)から座敷へと上がる。建物は奥に広く、かなり年季の入った旅館風で、板間の廊下の羽目は丸くすり減り、黒光りして、少し軋む、風情のあるモノでした。
料亭風の部屋に案内され、仲居さんがお一人付いてくれて、最初の一枚のお肉をちょうどいい頃合いに焼いてくれ、どうぞ、と促してくれます。そのあと、ほかの具材も鍋に入れ、最初のお肉と同じぐらいの加減で、食べます。
私が頂いたのはランチタイムのすきやきでしたが、お値段、内容とも夜のそれと全く変わらないモノでした。
おいしさの一つの要因は、普段家庭で食べる、ぐつぐつ煮込んだ状態の肉、野菜を食べるのでなく、ほどよく火が通り、適度に味が付いた状態で食べることだと思われ、おいしい素材を、おいしく調理して食べる、その絶妙さにつきるのだと、実感しました。

名張にある桔梗が丘店は、少し趣が異なり、1Fはレストランになっていて、ランチセットも、ハンバーグやシャリアピン風ステーキとかがあり、ちょこっとした贅沢ランチ程度のお値段です。
シャリアピン風ステーキっていうのは、叩いたお肉をタマネギにつけて、柔らかくした後に焼き、炒めたタマネギを載せてある、やわらかくて食べやすいステーキで、20世紀初頭のオペラ歌手シャリアピン氏に供された、日本のホテルレストランの考案した料理です。
オペラ歌手はグルメが多く、またコダワリも持った方がおおいのか、メルバ・トースト等、その名前にちなんだ料理がいくつかあります。
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