235Y哲学日記

235Yが私的に語る、日々想うこと。

温故知新

2008年01月15日 01時34分06秒 | 自己流哲学
温故知新。
「古き良きものを守り、新しきを知る。」

昨年から家の片付けをしていて、
色々懐かしいものを見つける。

その中で。

私は、大学時代、ひょんなことから、
某ソフトボールサークルのマネージャーになった。

部員は、9名+私。

私より3つ上の先輩達ばかりで構成されたチームで、
私が1回生のときに、彼らは4回生だった。


だから、マネージャーを務めたのは、1年間だけ。

それも、しょっちゅう、練習しているチームではなく、
みんなそれぞれ別のサークルにメインに入っていて、
(私も、別のサークルに入っていた。)
そちらの活動が中心なのだが、
「ソフトボール好き」達が集まり、
「ソフトボールのサークルもやりたい。」ということで、
結成されていた。

そんなわけで、練習も不定期。
というか、練習なんかほとんどしていなかったように思う。

どっかから、対戦相手を見つけてきては、
月1回ペースくらいで試合をしていたように思う。

で、
年末からの片付けの際に出てきたのが、
「皆で行った卒業旅行の写真」、
「みんなのサインが入ったオルゴール」、
(誕生日か何かで皆からもらったんだと思う。)
等々。

そして、
タイトルの「温故知新」のことを思い出させたあるもの。

そのメンバーのひとりで、
私がすごく尊敬していた人がいた。

大学1回生だった私は、
4回生の彼らがとても大人に思えていた。

その温故知新のメッセージを書いてくれたのは、
吹奏楽部の部長をしていたHさん。

吹奏楽部の演奏会を私が見に行ったときに、
その当日の演目を書いたプログラム表の裏の、
あとがきの挨拶に、
「温故知新」と書かれていたのだ。

「古きを大切にし、新しきを知る。」

Hさんは、当時、いまどきの大学生とはちょっと違っていて、
皆が流行のファッションに身を包み、
大学生活を謳歌している頃、
(私もそうだった。)
Hさんは、いつもジャージー姿で下宿近くをうろうろしていて、
首元には、タオルをマフラー代わりに巻いていて、
方言なんかもまったく抜けていなくて、
ちょっと周りにはいないタイプの人だった。

それでも人気があって、もてる人だった。

「温故知新」は、その人らしいメッセージで、
私は、そのメッセージに感動したことを感想として、
そのプログラム表に走り書きを残していたのだ。

今日、何でこれを書いたかというと、
久方ぶりに昔の友人達に会ったりすると、
①「昔のいい面がなくなって、よくない方向に変わった人と出会う。」こともあるし、
②「昔のいい面を残しつつ、新たな魅力を備えた人間と出会う。」こともあるし、
③「昔のいい面は今も変わらずあるけど、新しい何かを感じることがない人と出会う。」こともある。

言うまでもなく、
②が素敵。

「温故知新」

私も、「変わらない大切な何か」を守りつつ、
日々成長し、「新しく光る何か」を発信できる女性でありたいと思う。

3連休。

黙々と片付けをし、
モノ想う時間が多かった235Yの独り言。

3連休ラストの今日は、
15時ごろから事務所入り。

何だかんだとやっていたら、今の時間に。。。

ではまた。