ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「マツバボタン(松葉牡丹)」 スベリヒユ科 

2016年07月21日 21時17分44秒 | 日記
   「マツバボタン(松葉牡丹)」 スベリヒユ科 ☆7月27日の誕生花☆
           花言葉は… 可憐・無邪気・忍耐



 今朝の最低気温は午前6時の24.3℃。  最高気温は午後3時の31.5℃。
涼しい朝でした。 今日も良く晴れ、夕方までは快晴。 暗くなって雲に被われました。

 《朝散歩… 久米田池1周  11.3km  16,205歩 3時間15分》
散歩に出た9時の気温は26.8℃。 会う人との挨拶は 「今朝は涼しいですねぇ」(笑。
日中はそれなりに暑かったのですが、北よりの風、湿度が低く快適な散歩でした。


写真は散歩中に見掛けたフォルクスワーゲン。 ライトにまつ毛が生えていました(笑。

 「ひげ爺の子供見守り隊・番外編」
さあ、今日から夏休み。 子供見守りが無く、ホッとしながらもちょっと寂しいですね(笑。
これまで小学生を見守って来て、子供たちの持ち物で私たちの小学生時代と違う事が
2つ有ります。 その1、私たちが必ず小学校に持って行った物で、今の子が持っていない物…
それは “給食袋” です。 中にアルマイトの食器が3つ入っていましたね。
コッペパンを乗せるお皿と、おかずを入れる中ぐらいの容器、脱脂粉乳を入れる小さい容器。
それをランドセルのフックに掛けてガチャガチャいわせながら通ったものです。
今では食器は学校が管理し、ちゃんと洗ってくれているのでしょうね。
蛇足ですが、あの頃給食で食べた鯨肉の “竜田揚げ”…
味はともかく、あのモサモサした食感(いつまでも噛み切れない)を思い出します(笑。


その2、私たちが小学校に持って行った事の無い物で、今の子が必ず持っている物…
それは “水筒” です。 昔の小学校のグランドの隅には、水道の蛇口が10個位並んだ
手洗い場が有りました(今でも有るのかなぁ。 
のどが渇くと蛇口に向かって口を開け、ゴクゴク飲んでいたものです(美味かったなぁ。
夏の体操の後は頭からその水をかぶって… 気持ち良かったぁ(笑。
あの爽快感を今の子は知らない! 可哀そうに(笑。

水筒と云えば遠足の時に持って行く位でしたね。 
もちろんアルマイト製のむき出しで、今の水筒のような保温保冷の効果は有りません。 
そうそう、水筒のキャップに方位磁石が埋め込まれていましたね。
あれ、何だったんでしょうね。 遭難するような場所に行く訳では無し、東西南北が
判ったとて、どうって事も無かったような…。 皆さん1度でも役に立った事がありますか(笑。
兵隊さんが使っていた頃の名残りなんでしょうね。
それからもう一つ、中の栓はコルクだった事も思い出しました。


 今日の花は 「松葉牡丹」 です。 このクソ暑い中、元気に咲いています(笑。



原産地は南アメリカ、アルゼンチン、ブラジル周辺だそうで、暑さに強い訳です。
正式には 「宿根松葉牡丹(大輪)」 と云うらしいですね。
私の子供の頃に見た 「松葉牡丹」 は、この花より一回り小さかったと思います。

 
花びらが薄く、か弱い印象ですが、葉は多肉系で、日照にもとても強い植物です。
多肉質の葉に水をたっぷり貯えているんでしょうね。
しかし最近は良く似た花で、花付きの良い “ポーチュラカ” が人気で、
見かける事がずいぶん少なくなりました。 この花は江戸時代に渡来したそうです。




 山口県長門に伝わる 「松葉牡丹」 の民話です…
【昔、或る村に老夫婦が住んでいました。 或る日、老夫婦が畑に行こうと家を出ると、
途中、病気で倒れている南蛮の僧侶を見かけ、家に運んで看病してやりました。 
元気になった僧侶は、老夫婦に可愛い南蛮の花の種をお礼に差し出しました。
その種はとても小さくて“ 黒い鉄粉のような種” でした。 
老夫婦が畑の隅にその種を蒔くと、色とりどりの可愛らしい花が咲きました。 
花好きの殿様がその噂を耳にして、花を見に来られ大層気に入られたそうです。 
その後、その花を盗んでいく人達が後を断ちませんでした。
殿様は老夫婦をかわいそうに思われ、一計を案じられました。 
花を欲しがっている人達を城に集めて種を配り、花が咲いたら鉢を見せに城に来るように、
そして、美しく咲かせた者に褒美を取らせると命令されました。 
種は当然老夫婦にも配られました。 


やがて夏になり、花の咲いた鉢を持った人々が城に集まりました。 
しかし老夫婦の鉢だけは花はもちろん、芽さえ出なかったのです。 
殿様は老夫婦が花を咲かせられなかった謝罪を笑って聞いておられました。 
そのあと殿様は 「自分が渡したのは南蛮の花の種ではなく “鉄粉” だったのだ。
“鉄粉”から花が咲くものか。 花を咲かせた者はこの老夫婦から盗んだ種で咲かせたのだ」
と仰り、花盗人達を捕らえさせ、正直な老夫婦をお褒めになりました。
この可愛らしい南蛮の花というのは 「松葉牡丹」 のことで、この時初めて日本に
伝えられたという事です】      

今日の歩数     16,205歩 (湿度が低く快適な朝散歩)
7月総歩数    299,664歩= 209.8km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,662,854歩=1864.0km


4 コメント

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Unknown (さくちゃん)
2016-07-21 23:59:18
松葉牡丹の種は本当に鉄の粉のようですね
良い話を読ませていただきました

人間正直に生きなければ・・・・反省💦しています
信州の松葉牡丹 (屋根裏人のワイコマです)
2016-07-22 21:26:52
信州の松葉牡丹・・咲いていますが
私が朝の散歩の時間は、花は閉じていて
昼間になると・・お天道様の光で
花開きます
そして夜の間にまた花を閉じてしまいます
これって・・松葉牡丹でしょうか・・
それにしても 大阪の松葉ボタンは
格別に綺麗ですね (*^_^*)
すっきりする民話ですね (ひげ爺さん)
2016-07-22 21:53:30

さくちゃん、こんばんは。

信賞必罰、なんか気持ちがすっきりする民話ですよね(笑。
私たちの世代(さくちゃんはひげより若いけど・笑)は
松葉牡丹の種が鉄粉のように細かい事を知っていますよね。

>人間正直に生きなければ・・・・反省💦しています
ですね、誰からも後ろ指を指されないよう、誠実に生きて行きたいです。
新鮮な花は奇麗です (ひげ爺さん)
2016-07-22 22:08:57

屋根裏人のワイコマさん、こんばんは。

松葉牡丹は日中に咲いて、日が陰ると萎みます。
>これって・・松葉牡丹でしょうか・・
葉がプックリ丸ければポーチュラカで、
この葉のように細い葉なら松葉牡丹だと思います。

>それにしても 大阪の松葉ボタンは格別に綺麗ですね (*^_^*)
ありがとうございます。 
新鮮な花は奇麗ですよね。 

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