得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

蔵の街より・・・今年も非公開の蔵開放します。7月より9月まで。

2007-06-29 20:34:59 | Weblog
蔵の街・喜多方では、毎年七月から九月までの三ヶ月間普段非公開の蔵を土曜日と日曜日に(十時から三時まで)開放して旅人や、市民に無料で開放しています。蔵とゆうより蔵屋敷です。今年は、島新商店の商品蔵・蔵屋敷と、冠木薬局の蔵屋敷の座敷蔵です。いずれも蔵の中や座敷の中には入れません。島新商店の蔵は、明治の初期の建造です。一の蔵から三の蔵までと更に四の蔵まで、長さ三十八間の巨大な蔵を見学できます。荒物雑貨屋さんとしては竹製品木工品や藁製品を大量に保管する為にには、蔵は必要不可な存在でした。冠木薬局は、創業1716年享保元年です。蔵は明治初期の建立で、名工宇佐美兄弟の技が光る建造物です。店蔵、座敷蔵、商品蔵。そして塀蔵や厠蔵も有りますが、此方は非公開です。本年も大勢のお客様が観えることでしょう。私達ボランティア・ガイドが案内します。どうぞ皆さんお出でをお待ちしてます。

日経・何でもランキング蔵の街一位は喜多方。二位は?

2007-06-25 20:42:03 | Weblog
蔵の街ガイドを勤める私・得さんです。昨日は埼玉県のお客様を案内しました。昨年夏の日経新聞ですが、専門家による蔵の街のランキングで我が喜多方は、東日本では一位でした。旧市内だけでも2600棟以上の蔵全市で、4200棟と言われています。それで埼玉県のお客様が、川越の蔵はもっともっとずごいぞ、見たこと有るか?と言いますので、写真や資料で何時も見ています威風堂々たる蔵で素晴しいですねと応えました。だろう川越も蔵の街とPRしてくれと申します、ところで川越は何位だったの?と気がかりでした・それでお答えしました川越は堂々の第二位ですよと答えました。それでお客さまが納得して、うんそうだろうと答えました。ちなみに三位はこれまた会津若松なのです。喜多方では、来月から、市内の中学生の協力を得て全市の蔵の調査を行います。先生方や市民の協力を得て蔵と共に生活している蔵に感謝を込めてこれからも蔵との共生を誓い全市の蔵を調べます。勿論後日結果を発表します。

蔵の街喜多方・太古は、鯨の棲む郷。

2007-06-21 11:01:10 | Weblog
喜多方は、面積550平方キロと広い田園都市であり蔵の街です。、それなりに歴史や文化的遺産も多く、会津の仏都の一翼を担っています。新宮熊野神社の長床(ながとこ)願成寺の会津大仏いづれも国の重要文化財です、これは千年前の出来事ですが、一挙に数千万年前に遡ると、高郷地区はなんと海の入江だったのです。鯨が泳いでいました、その化石が資料館に展示してあります。ずっしりと重い鯨の骨の化石を実際に手に持って体験できます。大きな海牛に出会えます。石器時代の資料や縄文人も多数の土器石器を残してくれました。彼らは豊かな自然の村で生活を営んでいました。高郷は時の流れを感じ深い感動を与えてくれる郷です。

小田付の蔵巡り。

2007-06-17 10:44:07 | Weblog
蔵の街喜多方は、何故か今、小田付(おたづき)の蔵巡りツアーが大勢観えています。今月だけでもクラブツーリズムさんが、大型バスで三十本近いです。老舗の店や元県内一の大地主、モーツアルトのクラシック酒店等、見所が在るせいでしょう。南町の交差点に立てばそれらの蔵造りの店がづらりと両側に並び一瞬、江戸時代にタイムスリップした様に見えます。今日は江戸時代の油やさん、渡部家の蔵。「蔀戸」シトミドについて説明します。蔀戸は店蔵などの外側の格子戸で雨戸様なもので、板戸で、日光や雨、風などをよけるための戸です、時代劇の映画やテレビを観ているとよく映っています。雨戸と違うところは、戸板を上下に移動させる事です。上に戸袋があり一枚目の板を上に上げて前に押します。二枚目は上に上げて手前に引き入れますそのあいだに三枚目を上げて、ストッパーで固定する仕掛けです。実に合理的に出来ています、雨戸みたいに二間も三間もガラガラと引いたり、押したりしないで、その場で開閉が出来ます。市内老舗の店では結構見受けられます。しとみ戸を是非観に来てください。

喜多方ラーメンお勧めが二店

2007-06-11 21:01:28 | Weblog
蔵の街を案内している私が、新しいラーメン店を二店紹介します。・・・実は前からあったのですがこの頃旅人からの「何処ですか?」の質問の多い店です。一つは先日テレビで紹介があった店で、市内の第一小学校前の「こうへい」です。その店の漆黒ラーメンその名の通りスープが黒いラーメンです。ラーメンそのものは、まったっくの喜多方ラーメンそのものですが、醤油が濃い色の醤油を使っているので、漆黒に見えますが、味は普通の喜多方ラーメンとほとんどおなじです。これってなんか癖になりそうなラーメンでした。もう一つは「天高盛」テンコモリってご存知ですか方言で、大盛、多盛の事です要するにご馳走等を器に山盛りにして、客に出す事なのです。店の名が「天高盛」です。市内ではなくふれあい通り(中央通り)を真っ直ぐ南下し踏み切りを渡った先の右側、西側です。前にボーリング場が有ります。その天高盛のラーメンが店は新しいのですが、味は本格的な正統派喜多方ラーメンです。厨房のマスターは、在る店の厨房で十数年の修行を積んだコックさんです。麺は喜多方を代表する店の麺、醤油は南町の老舗の醤油、焼豚はじっくり煮込んだ自家製、そして、スープは、?いや・・あとは皆さん味わって見てください。

ヒメサユリの丘

2007-06-04 11:23:49 | Weblog
蔵の街喜多方の市の花は、ヒメサユリです。熱塩加納町の群生地には三十万本ものヒメサユリが自生しています。まだちょつと三分~四分咲きかなー、次の週末頃は見頃になると思います。この丘を含めて自生地は非常に少なくて貴重な花なのです。10日までひめさゆり祭りをやってます。観に来てください。