かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

報国寺(HOUKOKUJI)(鎌倉市)

2015年07月26日 | 神奈川の神社仏閣
鎌倉の報国寺を訪問しました。
報国寺は、1334年に創建された、臨済宗の禅宗寺院です。
足利市と上杉氏の菩提寺として栄えたそうです。

竹林が有名で、竹寺とも言われています。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(観光地を星付きで評価)で、3つ星と評価されました。
外国人の観光客の方がたくさんいらっしゃいました。

山門

平成19年に再建され、薬医門とも呼ばれるそうです。
足利家の家紋(丸に二つ引)の瓦です。


山門をくぐると、参道わきに燈籠のある庭園になっています。


苔と砂利と岩で枯山水となっています。


参道右手も苔むした階段になっています。


参道を進み、階段を登ると本堂があります。

南北朝時代の建立といわれています。

本堂左手前に鐘楼があります。

茅葺です。



鐘楼のさらに左奥の墓地との境の門の屋根


本堂裏手に竹林がありますので、本堂左手の受付で拝観料(200円)を支払って入ります。
受付手前の鉢に金魚がいました。

この季節、涼しげでいいです。

竹林へと進みます。


竹林の中に散策路が設けられています。


竹林の奥に茶室があります。

茶室では抹茶とお茶菓子をいただくことができます。

今回は午後から鎌倉市内で打ち合わせがあったため見送りましたが、拝観料を支払う際悩みました。
茶室でお茶をいただくには、拝観料を支払う際に、抹茶付(700円)をお願いしなければなりません。

天高く伸びる竹


竹林の奥に小さな燈籠がありました。


竹林の背後のやぐらには、足利家時公、足利義久公の墓とされる足利一門の墓があります。


とても暑い日でしたが、竹林なかは少し涼しく心地が良かったです。


塔頭と石仏


竹林の人が入ることのできないところには、竹の葉が積もっています。


あじさいもまだ咲いていました。


本堂裏の庭園


竹林2周目

石仏を入れて撮り直し。

帰りは、本堂の右わきにある迦葉堂脇から山門に向かって下る階段で降りました。

苔むした雰囲気の良い散策路でした。
石段も、

木の根も苔がきれいでした。



苔むした神秘的な雰囲気と竹林があり、外国人に人気るのが良くわかりました。


金沢街道沿いの浄妙寺はこちらで、
杉本寺はこちらでご覧いただけます。