人生いろは坂

人生は山あり谷あり、そんなしんどい人生だから面白い。あの坂を登りきったら新しい景色が見えてくる。

そして秋・今日この頃

2013-09-11 05:23:06 | Weblog
 久々に我がブログにアクセスしてみれば60日間を過ぎたということで
テンプレートは失われていた。時の過ぎゆく様は早い。

 それにしても日中は暑い。まだまだしばらくはこの暑さが続くらしい。
しかし暦の上ではもう秋である。八朔も夏ミカンも、ミカンも栗も大きく
なった。夏野菜が終わりを見せ、畑の様相も少しずつ変わりつつある。
そして彼岸花がにょきにょきと顔を見せている。もうそんな季節なのだ。

 昨日は地元の小学校で省エネ出前授業を行ってきた。少しばかりの
省エネでは追いつかないくらい異常気象は進行している。今は喜んで
いるが7年後の東京オリンピックの開催は可能なのだろうか。
真夏の開催と言うが果たして選手達の競技は可能なのだろうか。

 今年の夏は異常づくめであった。異常高温、それに伴う熱中症、干ばつ
集中豪雨そして洪水、書けば切がないくらい異常づくめの夏であった。
これから先もこうした状況は続くのであろうか。誰も先のことは分からない。

 人の世の乱れは気象にまで影響するのであろうか。それとも気象の乱れなどが
人の心を不安にさせるのだろうか。その不安感が世の乱れて誘うのであろうか。
いずれにせよ異常な時代には違いない。マスコミは真実を隠し正しい報道をしない。
まるで太平洋戦争前夜のようである。果たして福島は安全なのであろうか。
安倍総理が約束したように原発事故は収束させることができるのだろうか。
疑問は増すばかりである。

 せめて心あるものは心正しく生きてゆきたい。心穏やかに生きていきたい。
そう思う昨今である。何でもお金お金の世の中。そうした卑しい心がとめどない
エネルギーの浪費につながり、果ては原発事故につながった。すべては人の
欲望のなれの果てである。

 心が金や物に奪われ我が心ここに非ずといった状態である。人間は果たして
進歩してきたのであろうか。否、進歩どころか後退しているように思えてならない。
少なくとも金や物に縛られることなく生きることに喜びを感じ、日々生かされて
いることに感謝しながら生きていきたい。

 私は省エネ教育の中で4年生に、まだ十歳の子供たちに心から呼びかけた。
この子たちの中から今の世を変えることのできるような大人が育って欲しい。
それしか温暖化を止める手段は見いだせない。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自然は思うようにならぬもの | トップ | 近況あれこれ »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (林良彦)
2013-09-14 21:29:20
時の流れはとどまらず、・・・・・・矢吹君の『中学校の思い出と先生』が見当たりませんですね。
 私は、初めて読んだ時、すぐにプリントしました。

とても、懐かしく、繰り返し読みたかったのです。

私のように、インターネットでたどり着いて、懐かしいなぁ-、と涙する人もいるかと思うと、悲しいです。

返信する
吉岡先生の思い出を再表示、ありがとう (林良彦)
2013-10-05 11:17:32
中学校卒業の時、吉岡先生が私を抱きしめ、男泣きに泣きました。『私の教育が悪かった』。先生が悪いのではありません。私は伝書鳩を飼っていました。近所の上級生も飼っていました。それが我が家の裏で放たれ、空中で混合して飛び回り、先輩の鳩が行方不明になった。それが原因で学校の休憩時間に野球部の部室に連れ込まれ、集団暴行され怖のあまり、そのまま、走り帰り、翌日から長期の不登校でした。50年あまり過ぎた今でも、フラッシュバックすることがあります。子供達の虐待や集団暴行は、子供達に深い傷をのこします。私は、仏陀の教えに救われました。佐藤先生の同窓会で、歎異抄の話をしまた。先生は『歎異抄の会』で勉強してると言われ、時を忘れて話しました。生かされて すすめの声聞く 今朝の友 (私的投稿でごめんなさい。)
返信する
秋と言えば思い出す。 (林良彦)
2013-10-07 23:30:29

秋と言えば、毎年思い出す一句があります。

それは、
 祖父からプレゼントされた一句です。

 『夢の字を 空に描いて 秋の人』

 この俳句を詠むと、祖父を思い出します。

我が家の玄関に掲げています。
  
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事