迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳127ページ目 懐かしいCD    

2011-07-18 11:50:20 | 日記
三連休もクーラーの下で、のた打ち回って、おしまいとは情けないが
この猛暑を乗り切った事は、明日からパワー全開で仕事に打ち込める
証となれば良い連休といえる。


朝からの予定では、ミュージックテープ、CD、ビデオテープのラック
の整理を始めているが、一向にはかどらない。
今までにも何度も試みているが、その時に捨てられなくて、再度保管
しておいた物ばかりだからだ。

ここ2、3年は、寄る年波には勝てず、気ぜわしさが増し、ゆっくり
のんびりと音楽を聴いたり、ビデオ再生を見る事もなくなった。
今更ビデオなんておかしな話ではあるが、ビデオデッキがあるのだ
から・・テープがあってもいいのだ・・?

ましてや、青春真っ只中に手に入れたCDは、擦り切れるくらい聞いた
物で、充分元はとれているが、デッキに入れて聞いていると、好きな
物は歳には関係ないなぁ~と思いながら、またラックに収めたくなる

特に不滅のフォークグループ「ブラザーズ・フォア」の心温まるハー
モニーが好きだった。たった一曲歌ったラブソングは乙女心をくすぐ
ったものだ、「Come to my bedside my darlin」(おいでよ、僕のベットに)
このリアルで激しいラブソングを彼等はあくまでも美しく、優しく、
ロマンティックに聞かせている。

もう一つ捨てがたいCD サイモン&ガーファンクルである。
S&Gのハーモニーはぐしゃぐしゃで泥々の青春まっただ中の悩める私
達を、どこかはかなく美しい陶酔の世界へと導き、救い出してくれた。
ビートルズのような派手さはないが、透明な歌声は、聞く人の心を
慰め、立ち直らせてくれたものだ。

「明日にかける橋」は若者の無償な愛、孤独と希望、救済をテーマに
歌われ世界中で聞かれた。時代は流れても、若者はいつも同じ事で悩む
もの、この歌は古びる事なく心に訴えかけてくるものがある。

最近は、自分と物の関係を考え直し、物への執着から脱する事が、片
付け上手になれると云う、3.11大震災前までは、「断捨離」時代到来
とばかりに捨てる、捨てろ、と一瞬勿体無いなぁ~と思いながらも
断捨離を実行した人も少なくないと思う・・が大震災後は、全てを流
された被災者を見るにつけ、あれもこれも役立ったのにと思っても
後の祭りである。
去年の暮れに置き場に困った扇風機を捨てた途端、節電だ扇風機だと
いう・・買いたくても品切れ状態である。
あまりの悔しさで節電なんてするものかといきまいている・・・

そんな時は、熱いコーヒーを入れて、懐かしい音楽を聴くべきであろう。












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