迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳291ページ目 エリカの花陰に何を見る?      

2013-02-18 10:47:31 | 日記
公園の片隅でピンク色のエリカが咲き始めていた。

シニア世代なら一度は聴いた事があると思うが、西田佐知子さんのヒット曲
「エリカの花散るとき」に登場する花である。

この歌が発表されたのは、50数年前の2月だった気がする。
生まれも育ちも札幌の私は、寒さが最も厳しい季節の中で咲く、エリカとは
どんな花なのか、ましてや別れた恋人をエリカの花にたとえて、恋人の故郷
を旅する女心の歌である。

♪エリカ エリカの花の咲く村へ行けばもう一度あえるかと・・と歌われたエリカ
の花・・その内、新曲「アカシヤの雨がやむとき」を聴くようになるとエリカの花
は私の頭から忘れさられていった。

上京後は2月の中旬頃~桜が散り始める頃まで、公園の常緑樹に囲まれて
秘かに咲く花を見るが、特別綺麗な花とは感じない。
女性を花に重ねて表現するのは解るが、男性となると理解しがたい。

この花も遠くから見るだけでは、葉も花形も解らない。


近づいて良く見ると房状に下向きに咲く、ジャノメエリカ 名前の由来は、花の
中の黒い葯(花粉袋)が蛇の目に見えることからと書いてあった。


個々を見るとスズランの様にも見える。良く見ると可憐な花だと改めて思い、
それなりに綺麗である。しかし恋人にたとえるのは少し無理がありそうだ。


歌謡番組で都はるみさんが「エリカの花の咲く頃に」の新曲を歌っていた。
エリカの花陰に愛しい人を想う、幸せな花だという・・??
まぁ~いいか、作詞家と凡人の違いだと考えると、エリカの花は優しく逞しさの
象徴なのかも・・???

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メモ帳290ページ目 バレ... | トップ | メモ帳292ページ目 送別... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (chisoku)
2013-02-18 11:44:45
おじゃまします。

>まぁ~いいか、作詞家と凡人の違いだと考えると、エリカの花は優しく逞しさの 象徴なのかも・・???

このフレーズで大いに吹きだしてしまいました・・・大変おもしろいです。

>女性を花に重ねて表現するのは解るが、男性となると理解しがたい

これは、私も同感で~す。

屈託のない、明るい笑いを頂きました、ありがとうございました。
笑ってくれて有難う (迷える羊)
2013-02-19 12:48:49
chisokuさん こんにちは

私の文章で屈託なく、明るく笑って
くれる人は珍しいと思っていました。
有難うございます

この花のイメージからして、日本女性と
花の控えめな所を読み取るべきなのかも・・

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事