ブラームス
交響曲第1番
指揮…ザンデルリンク
演奏…ベルリン響
好み度…4(5点満点)
録音の音質のちがいからだろうか、同じ指揮者の同じ曲だが、ドレスデンシュターツカペレとの盤とはずい分趣を異にする印象を受ける。
ドレスデン盤はテンポもどちらかといえば快活に、明るく歯切れよいエネルギーを感じるが、こちらは柔らかく重い響きでゆっくり綴られていく。
柔らかく重い響きはゆっくりなテンポと相まって所謂ブラームス的な重厚さと思えるところもあり、ゆったり謳っているようなところもあるが、この重さとテンポは力感を伴うというよりは沈むようであり、その重みはなかなか聴かれないものを持っているとは思うが、個人的にはもう少し推進力というか活力というか張りというか、がほしいという感を受ける。
交響曲第1番
指揮…ザンデルリンク
演奏…ベルリン響
好み度…4(5点満点)
録音の音質のちがいからだろうか、同じ指揮者の同じ曲だが、ドレスデンシュターツカペレとの盤とはずい分趣を異にする印象を受ける。
ドレスデン盤はテンポもどちらかといえば快活に、明るく歯切れよいエネルギーを感じるが、こちらは柔らかく重い響きでゆっくり綴られていく。
柔らかく重い響きはゆっくりなテンポと相まって所謂ブラームス的な重厚さと思えるところもあり、ゆったり謳っているようなところもあるが、この重さとテンポは力感を伴うというよりは沈むようであり、その重みはなかなか聴かれないものを持っているとは思うが、個人的にはもう少し推進力というか活力というか張りというか、がほしいという感を受ける。