空の日誌

設計室「空」のブログ

若い娘とイカソーメン

2013-02-27 14:22:06 | うんちく・小ネタ

先日、
東京でのM美術館の打ち合わせの為、
新幹線に乗った私は
友人の書いた本(瞑想とか
心の波動とかについて書かれた本)を
読んでおく必要があり、
脇目も振らずに読みすすめていたら、
次の駅、上田から高校生くらいの
若い女の子が隣に座ってきました。

昼に近かったので
その人はカバンからお菓子や
パンを取り出してはパクパクと
よく食べてから
最後にほそ~い棒状のものを
何度も何度も口に運んでいました。

本を読むのに忙しかったので
気にも留めませんでしたが、
あまりいつまでも口に運ぶので、
「ポッキー」にしては多すぎるなあ・・と
不思議に思って見てみると、
「イカソーメン」だったのです。

「イカソーメン」というと
刺身のイカを包丁で細く切ったもののことですが、
これは違うんです。

この「イカソーメン」は商品名で
イカを細く加工し、味付けしてありますが、
その味付けのうまいこと!

数週間前に
知り合いのお嬢さんが
イトーヨーカドーでそれと同じ物を買ってきて、
私に分けてくれたので
早速、燗酒のつまみにしたら
これが激ウマ!

そんなわけで、
おもわず一本
おねだりしたくなりましたが、
今の若い娘はオヤジよりオヤジじゃないですか!
とその嗜好にホトホト感心してしまいました。

オヤジの皆さん、
旨い酒のつまみは
若い娘に聞こう!

写真は今日買ってきた「イカソーメン」ではなく
「するめソーメン」・・これって流行ってるのかねえ?
Photo


酒の肴

2013-01-12 20:29:22 | うんちく・小ネタ

先日、新幹線内で
知り合いの内藤さんと
偶然隣り合わせになりました。
(もちろん一杯飲んでしまいました)

その時、今度長野市内に作った
「プラットフォーラム」と言う場所の話をし、
是非お越しくださいと伝えておきました。

「プラットフォーラム」は
私の親友の「河合博」さんが代表を務め、
私が事務局長をする
座談会場の名前になりますが、
詳しくは次のブログでお話します。

さて、しばらくしてから内藤さんに、
「知り合いと一緒にプラットフォーラムで
お茶でもしながら話しましょう」とお誘いしたところ、
快諾してもらったので、プラットフォーラムで
話しているうちに夜も更けてしまい、
飲み物がお茶からワインに替わりました。

内藤さんは大のお酒好きですが、
建築好きでもあり、
私の事務所のある千歳町の
町の役員などをされている時に
みんなと一緒に全国各地に街並みや建築見学に行き、
おいしいお酒を飲んだ間柄です。

その日もそんな街並みや建築、旅行の話をしながら
心地よく酔って別れました。

それから数日後・・・
私の事務所に内藤さんから
プレゼントが届いていました。
開けてみると、瓶詰めの何かと
「ふぐひれ」が入っていました。

瓶詰めの方は何と酒のつまみで
内藤さん手作りの逸品!
松前漬に使うようなイカや
カズノコなどが麹(こうじ)かもろみ(絞る前の醤油の原料豆)
と和えてあり、その調和の見事さと言ったらもう・・・。

そんな時にですよ!
知り合いから新潟の「酒通の酒」をいただき、
まさに幸運が幸運を呼び、
重なるよろこびに、酔いも重なり・・。

写真は「酒」と「肴」と「ふぐひれ」と
幾重になったしあわせの数々。
酒は新潟の「鶴齢」
う~んこれぞ求めていた「するめ」を食べたくなる通の味!
Photo







こうじ

2012-01-19 16:32:21 | うんちく・小ネタ

発酵好きな私にとっても
今大変なニュースは、
「塩こうじ」なる
こうじで発酵させた塩の調味料です。

先日、朝のテレビ番組で紹介されたのを
偶然見てから
この「塩こうじ」を作ってみようと
毎日思い続けていますが、
いまだにその時間が無く、
世の中で、その話題が大きくなるにつれ
逆にへそ曲がりの私の興味が
薄れるのが心配です。

発酵文化は酒との縁も深く、
「酒ある所に文化あり」を座右の銘とする私は
(自分で考えた銘です・・ちょっと恥ずかしいですが・・)
世界の発酵物を(酒も含めて)極めたいと思い、
中国の「臭豆腐」、
韓国は「エイの発酵物」、
日本では「へしこ」や「鮒寿司」
などをいただき、果ては
遠くアラスカの地中で発酵させた
「海ツバメ」をいつか食したいと願い、
視点はいつも遠くにばかり飛んでいましたが、
気がついてみると、
発酵文化は足元にあり
今回の「塩こうじ」に狂喜している次第です。

あ~、早くつくって酒のみたいなー。
写真は昼の番組でも紹介された「塩こうじ」・・「こうじ」っていい名前だネ。
Photo


芸術は爆発だ!?

2011-03-01 13:04:28 | うんちく・小ネタ

2,3日前、「岡本太郎」の生誕100年という記事がありました。

1970年開催の「大阪万博」でそのシンボルとなる「太陽の塔」の作者としてよく知られていますが、私はさかのぼること10数年、まだ幼少の頃、「太陽の塔」を長野県戸倉町の「白鳥園」という当時大変大きな温泉・レジャー施設で見たことがあり、子供心にその強烈な造形に魅せられた記憶があります。

正確にはそれは「太陽の塔」のミニチュア版というか、同じようであって同じものではない作品になるのでしょうし、比べてみたこともありませんので記憶だけの判断ですが、いずれにしても私のアートへの興味を大きく育ててくれた不思議な作品でした。

今は「白鳥園」にあったその像ははどこへ行ったか知りませんが、よくもまあ当時「岡本太郎」のようなアーチストに、あんなへんちくりんなものを作らせたものだと依頼者側の感性に感心します。

まだ「白鳥園」の温泉施設は残っているようですが、私が4歳年上の兄と一緒に遊びに行った時はおこずかいを確か50円ほどもらって、その頃は観覧車などが回っていた付属の大きな遊園地で遊んだ思い出があります。

帰りに兄と二人で残ったお金で「肉マン」を一個ずつ買ったので、もしかしたら500円のおこずかいだったのかなあ・・いやまだ一円札なんてのも残っていたくらいだからやっぱり50円かも・・

何だか「岡本太郎」を書こうと思ったのにすっかり思い出話になってしまいました。

明日につづく

写真はGOOGLEの毎日変わるデコ文字

Okamoto11hp_2


びわちゃん

2011-01-11 13:37:22 | うんちく・小ネタ

「たかはしびわ」と言う友人の作家(画家)の作品展が小諸市の「おもいでびじゅつかん」でひらかれています。

びわちゃんは「ペンギン」一筋、絵の登場人?物はすべてペンギンで、このペンギンたちのやる事なす事がみんな風刺とユーモアに富み、見るとおもわず笑ってしまいます。

「びわちゃん」自身いつも先の突き出たマスクをし(重度の花粉症)、頭にはまあるい帽子をかぶっているので、その風体から、御先祖はペンギンだったのかもねえ・・、なんて本気で人に思わせたりします。

絵の中にはたまに吹き出しとセリフが書かれ、このセリフが又よく出来ていて、通常の絵の鑑賞からはみ出した演出におもわず拍手です。

春(4月末)に始まるアートのお祭り、「小布施境内アート」でいつも楽しくお付き合いさせてもらっていますが、今度「志賀高原」で私とホテルオーナーが仕掛ける「アートに泊まる」プロジェクトの協力者としても参加してもらう予定で、ますます楽しみです。

(「アートに泊まる」プロジェクトは私の知る、私を含め13人のアーチストが協力してくださり、志賀高原の一の瀬地区の大きなホテルの客室改装を手がけます。夏にはオープンイベントを開く予定ですので是非泊まりに来てください。)

写真は売り出し中の「たかはしびわ」ちゃんの作品展示案内とホームページにのせてあった作品。(勝手に使わせていただきました。)

Photo タイトル:「なんで外でやらない」