ガラスカーテンウォール修理

長野市中心部にある
シネコン、
「長野グランドシネマズ」の
建築設計顧問をしている私は、
早朝から開始した、
この映画館の東南カドの
大きなガラスでできた
外壁の破損した部分の
取り替え工事に
立ち会いました。

なぜ取替えが必要になったかというと、
数ヶ月前、
タクシーと消防車の
衝突事故が
シネコンのカドの
大きな交差点で発生し
タクシーがガラスに
飛び込んでしまったためです。

消防車は
深夜に発生した
不審火（このころ放火が
相次ぎました）
の消火のため
駆けつける最中で、
放火犯は
しばらくして
つかまりました。

事故は深夜でしたが、
幸いケガは
運転者や通行人、
映画館の来場者ともに
ありませんでしたが、
映画館の顔である
大きなガラスの
ファサードが割れてしまったので
工事は結構おおがかりになりました。

写真は足場を組んで
残ったガラスを
撤去する作業に入る
場面。

その下は
「HERO」という
映画の
バーカウンターが
映画館に
作ってあったので、
店主になりきってみたワタクシ。
田中要次さんごめんなさい！
「それにしても
このカウンターよく出来てるね～・・」

目と目が合って・・

お世話になっている
親しい方から、
「朝、事務所のカーテンを開けようとして
ふと近くの植木鉢を見たら、
あれ？向こうも驚いて
こっちを見て、
両方の目と目が合って・・」
という面白い話を聞きました。

目と目が合った相手は四十雀（シジュウカラ）。
胸元の白いストライプが特徴の
動きの活発な小鳥です。

その小鳥が
前夜開いていた窓から入ったのか、
朝侵入したのか
とにかくその時、
1メートルもない
植木鉢の
センリョウだか
マンリョウの細い
木の幹にちょこんと
とまって
こちらを見たそうです。

「最初、誰かの
いたずらかと疑ったけど
頭を動かすので
本物だ！」と
思ったそうです。

とんだ来訪者で
事務所の話題はもちきり。

写真は
ザルをかぶせた後
下からそっと
ビニールシートを差し込んで
小さな訪問者を持ち上げて
下から見たところ。

このあと
私の足の下を一旦
くぐってから
飛び去って行きました。
おつかれさん！

パクチー

知り合いの
娘さんは
大のアジアン料理好きで、
（酒と肴、特に生臭系も大好きなんですが）
先日ベトナム産のめずらしい
「パクチーラーメン」を
送ってきてくれました。

おりしも、
ホームセンターで買った
「パクチー」の種を
庭にまいて芽が出たところだったので、
「なんてタイミングだ！
このパクチーラーメンに
育てたパクチーを入れて
パクチー+パクチーにしちゃおう！」と
ひとりその計画に狂喜していたら
我が家の庭のパクチーは、
ハラペコ青虫に食べられて
大部分が葉なし状態となり果て、
がっかりすると同時に
怒り心頭に達した私は
にっくき青虫探しを開始しました。

しかし、
「ふん」は
そこらじゅうにあるのに、
いくら探しても
敵の姿は見当たりません。
憤懣やるかたなく、
2，3日は打つ手も無く
巧妙に姿を隠した青虫君の
なすがままでしたが、
ある日突然気がついたのです。

木をゆささぶって
木の実を落とすように、
まだ双葉を付けた
小さなパクチーの
苗を、
ブルブルと指先でゆすると
見事に太った青虫君が
地面に落ちてきました。

しかし、
殺してしまうのは
しのびないが
ほおっておくわけにもいかぬ！
なんたって先日まで
憎らしさで
目を皿にして探したのですから・・。
結局、
つまんで庭の端に放り投げてやりました。

というわけで、
「パクチー満載のパクチーラーメン」の
完成にはまだ時間が
かかりそうです。

写真は再び芽を出したパクチーと
袋入り「パクチーラーメン」
送ってくれてありがとう。

「ギャラリー豆蔵」改修

おとといと昨日、
長野市の善光寺近くの
ギャラリー豆蔵（まめぐら）の
2階展示スペースの改修工事を行いました。

予定では
今までしっくい壁に3尺おきに
柱が飛び出ていたところを
パネル（合板）で覆い、
白の塗装をして
展示作品の邪魔にならないようにします。

あわせて
1階の入り口部分や
2階への階段手摺など
部分改修を続けて行います。

尚、改修後の
展示第一弾は
親友の「神林學」さんの
彫刻作品などです。

写真は改修作業中の
Dr.真之介

戦争をさせない1000人委員会

「戦争をさせない1000人委員会」の
呼びかけ人に名を連ねている私ですが、
行動らしきものは皆無。
せめて人の集まるところで
チラシ配りでも手伝いたいと思い、
昨日
善光寺さんの境内で開催された
「びんずる市」なる
手作り市に参加した折、
大勢の方に
チラシを配ろうと思いましたが、
あまり効果をあげられませんでした。

改めまして、
ここに宣言しますが、
私は
「改憲反対」
「原発反対」です。
しかし、
「改憲派」も
原発「推進派」も
その意見には耳を傾けますし、
おっしゃるところも
否定はしません。

ただ、
一番気になるのは
日本の国民が
こころから納得するまでの
時間も話し合いもないまま、
なし崩し的に
与党による一方的な
採決によって
政治の流れが
つくられてしまうことであり、
その点に関しては
両派とも
同じ意見ではないでしょうか・・。

丁度昨日、
事務所を訪れてくださった
我が敬愛する「無言館」館主
窪島誠一郎さんが、
以前こんなことを
言っていました。
「日本の平和憲法というのは
（普段はその大切さに気がつかない）
古女房みたいなもんだよ。」と・・・。

チラシの配布は
6月28日（日）午後1時にまた
長野駅善光寺口で行います。