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全国一般東京東部労働組合の記録

東陽ガス支部「借金漬け労働」撤廃を求める裁判 証人尋問

2013年04月16日 12時47分04秒 | 労働組合

(証人尋問を終え、支援の仲間・加藤弁護士と裁判所前で)

東陽ガスにおける「借金漬け労働」の撤廃を求め、東部労組東陽ガス支部が闘っている裁判の証人尋問が4月15日、東京地裁で行われました。

【これまでの経過】
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/a284ae0f937c6b0c99a6d0016b36d704

東部労組各支部をはじめ、全石油昭和シェル労組、全日建連帯労組、神奈川シティユニオンの仲間も傍聴に駆けつけてくれました。
傍聴席満員の支援の仲間が見守る中、組合からは東陽ガス支部井上委員長が証言に立ちました。

「東陽ガスの配送員は労働者ではなく業務委託」と主張し、ガソリン代・車両リース代等の経費の押しつけ、それが払いきれない場合、会社への「借金」として積み上げる「借金漬け労働」を正当化しようとする会社。それに対し井上さんは東陽ガス配送員がいかに会社の指揮命令を受けているか、実態としては完全な労働者であるかについて組合側加藤弁護士の主尋問で証言しました。また、「借金漬け労働」を強いられている労働者が受けている塗炭の苦しみについても証言しました。
そして、会社側弁護士の反対尋問に対しても、時に怒りを交えながら堂々と、毅然と証言しました。

会社側の証人は、東陽ガスの配送員が「いかに気楽に、自分の裁量で仕事をしているか」、そして「雇用契約は名ばかりで実態は業務委託であるということは配送員には説明していた」という趣旨の証言を主尋問で行いました。
しかし、このような証言がいかに実態とかけはなれたものであるかが組合側加藤弁護士による反対尋問で暴露されました。

証人尋問が終了し、この裁判は結審の方向に向かうことになります。
東部労組東陽ガス支部は「借金漬け労働」撤廃をかちとるまで、会社を追及していきます。
引き続き、みなさんの激励。・ご支援をお願いいたします。

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1 コメント

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Unknown (東陽ガス(ニチガス)をブラック企業大賞2013に)
2013-06-17 08:21:34
ぜひ東陽ガスおよび日本瓦斯グループを「ブラック企業大賞2013」にノミネートしてください。

「配送員を日本瓦斯の正社員にしてやる」にをエサに奴隷労働を強いたり、
 ニチガスの訪問販売では特定商取引法違反が疑われる行為が行われています。悪徳商法本の温床となっております。是非ブラック企業大賞2013年にノミネートしてください。
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