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写真=武蔵野簡易裁判所での民事調停に出席した中島晴香さん(左端)
「過労死の責任はすかいらーく労組にもある!」
遺族への謝罪を社内労組が拒否し調停決裂
ファミリーレストラン大手「すかいらーく」で店長だった夫を過労死で亡くした中島晴香さん(「過労死をなくそう!龍基金」代表)と中島さんを支援している全国一般東京東部労組が、企業内組合である「すかいらーく労働組合」(吉田弘志委員長)を相手取って謝罪と労働環境改善への努力などを求めて民事調停を申し立てていた問題で、12月21日、第3回調停が武蔵野簡易裁判所で開かれ、双方の見解の溝が埋まらず決裂し、調停は「不成立」となりました。すかいらーく労組側の不誠実な姿勢に私たちは強く抗議します。
民事調停は7月31日に申し立て、9月21日に第1回調停、11月2日に第2回調停の場がそれぞれ裁判所で設けられました。調停には吉田委員長が毎回出席していました。こちら側は、中島さんのほか、代理人の玉木一成弁護士(過労死弁護団事務局長)と東部労組役員が出席していました。
過労死問題で労働組合に法的措置を取るのは極めて異例のことです。中島さんは一貫してお金ではなく、夫の過労死に何の対応もしてこなかった組合の責任を追及し、誠意ある謝罪を求めてきました。しかし、すかいらーく労組側は「哀悼の意」を表するのみで、最後まで謝罪を拒否し、調停での和解成立を不可能にしました。
私たち全国一般東京東部労組は、今回の一連の調停を通して、すかいらーく労組が働く者の利益を考えない会社の「御用組合」であることが一層明らかになったと断じざるをえません。
申し立てで私たちが主に求めたのは、①過労死について労働組合としての義務を十分に尽くさなかったことへの謝罪②今後、過労死が起きない労働環境改善への努力の確認③吉田委員長が過重な業務になるのは店長の責任という趣旨の発言をしたことへの謝罪、の3点です。
とくに③について「夫を冒とくされた」と中島さんはひどく傷つけられました。それは夫の過労死が起きて間もない時期に、吉田委員長が「店長は誰の助けもなく、忙しさも半端ではありません。しかし、本当にできる店長、つまり強い店長は、その中でも休みを取れるのです」「たとえば今、10店舗につき、11名の社員をつけています。これを10店舗に2人、強い店長1人が5店舗を見る体制ができればそれは労組にとっても、人材育成の究極の目標といえます」などと述べ、それを堂々と雑誌やインターネットで公表していた問題です。
自らの社内で、自らの組合員が過労死で亡くなったことに対して、本来なら過重労働の是正を会社側に強く要求するべき労働組合が逆に労働強化を店長に強いています。この発言について、すかいらーく労組側は調停の場で撤回も謝罪も拒否する姿勢を最後まで崩しませんでした。ここにすかいらーく労組の本質があります。決して口が滑ったとか、言い過ぎたとかという類の発言ではないのです。すかいらーく労組は「本気」で、あのような考え方が労働組合としてふさわしいものだと信じているのです。
調停の場に提出してきた36協定(残業時間の労使協定)に記載されている残業時間の上限も実際にはまったく守られていませんでした。協定では「月45時間」としながら、中島さんの夫の富雄さんは月平均の残業時間が130時間、倒れる直前の月は180時間を超えていました。こうした実態を社内の労働組合は放置してきたのです。
会社側でさえ非を認めて、中島さんたち遺族に謝罪し、和解しています。しかし、すかいらーく労組は自らの責任をあくまで認めませんでした。ユニオンショップ協定(社員は必ず組合員になる制度)のもとですべての社員から組合費を毎月の給与から天引きしているにもかかわらず、死ぬほど過重な労働に苦しんでいた組合員に手を差し伸べることもせず、そのうえ遺族の訴えにも正面から向き合いませんでした。
中島さんは第3回調停の場で吉田委員長に怒りを込めてこう訴えました。「過重な労働をさせられているのを知っていたのに放置していた。会社と組合がグルになっていた印象しかない。哀悼の意を表するなど、うわべの言葉だけでは納得できない。きちんと謝罪するべきだ」
すかいらーく労働組合は過労死の責任をとれ!
吉田委員長は発言を撤回し遺族に謝罪せよ!
人殺しに加担する悪鬼は労働組合を去れ!
中島さん負けるな! 他支部もみんな味方です。応援してます!
やいやいやい御用組合ども!
従業員を殺しておいてなお遺族を苦しめる!?
逃げも誤魔化しも通用しないんだ!
勇気を出して和解して未来に進め
本部の為の組合です。
下記書籍でも詳細書いてあります。
AMAZONにも出品されているので、ご参考までに。
すかいらーく・ここまでバラせばクビがとぶ―現職幹部社員の怒り!!
/須貝 良久
1章 「汚い店内、まずい料理」と苦情山積
2章 誰も言わない「ガスト失速」の危機
3章 利益第一主義がすかいらーくをダメにした
4章 技術否定、教育ないがしろの素人集団
5章 会社を私物化する経営者、失敗の責任を取らない役員
6章 次々潰れる子会社。アイデア倒れのすかいらーく商法
7章 コキ使われ、使い捨てられる社員たち
8章 デニーズ、ロイヤルに食われる日は来るか
証拠に残らないように、ヤバイことは記載してませんね。
なにか出てきたら記載します。
民事訴訟の証拠になりえるので。
中島さん、ご主人の為に頑張ってください。
何らかの形で、ご協力・応援できればと思い、
メールしました。
(上の書き込みにもありましたが、グループの労働組合は、従業員の為ではありません。会社の為にあるだけです。店を拡大する前に、労働環境を改善出来なければ、従業員もお客も減っていきます)
コメントありがとうございます。あなたの書き込みを見て、すかいらーくグループの労働環境がいぜん劣悪であることをあらためて思い知らされました。本当にひどい話です。あなた自身や周りの社員のためにも何とかできないか、と考えています。ぜひ、あなたのお話をもう少しくわしく聞かせてもらえませんでしょうか。
コメントの前半部分は個人が特定される恐れがあるので、こちらの判断で略させていただきました。秘密は厳守しますので、NPO法人労働相談センターのすかいらーく担当・須田まで電話(03-3604-1294)かメール(toburoso@ka2.so-net.ne.jp)で連絡してください。よろしくお願いします。
私も、元すかいらーくの社員で、中島店長とも一緒に仕事したことあります。
す、の組合は完全なる、御用組合で、委員長の選挙もやったことないですし、幹部をやった人間は、出世しています。組合は、会社の一部、一組織です。
すの、常識では、店舗を運営できないのは、店長の責任、できない奴が悪い、これが常識。おまけに外様大名のごとく、いい店を作ったら、移動。
人件費を削り、教育費を削り、利益を出す。そんな会社になってしまいました。お客様のためにの創業の精神は、どこへいったので、しょうか。
だから,私は会社を見限り、自分の店を持ちました。お客様が、満足し、働く人が幸せになり、利益もあがる店、会社を作りたいと、
中島さん、ご主人の優しく教えてもらった接客今でも思い出します。
健闘をお祈り申し上げます。
最中より
敬具
また会社の研修などにアルバイトを出席させるなど
度々あるようです。
それに関しては、一切アルバイト賃金を発生させていない。
これは違法行為にあたらないのでしょうか?
働かされ続けてる店長を気遣ってのアルバイトの人達の出勤なのでしょうが
アルバイト賃金を発生させられない環境っておかしくないですか?
はっきり言えば、すかいらーくの経営状態はもはや死に体の状況です。社会的信用も失墜して、経営陣が「これは、われわれの問題でなく、働いている店長が管理していないからダメだ。」と。それでは労働者が経営者の言いなりになって「自分が悪い」と労働者が自虐的になり、自暴自棄に陥るのが外食産業の悲しい構造上の欠陥であります。
外食産業は給与は低い。社会立場上あまりいい目で見られないのが現実です。親戚の冠婚葬祭や一切行けません。まだ私が外食産業で働いていた20代前半ならまだ大目で不問にすることはできるが、それが店長クラスの30代ぐらいになると、仕事が忙しいとなると親戚との関係が悪くなり、勘当することもしばしばあります。
あとは、既婚率の低さと離婚率が高いのが目立ちます。これは激務のために婚約はできないし、既婚しても家内と家内の両親が「家庭を放り出して仕事をするのはけしからん」と意見が食い違うのも外食産業の労働者が家庭を持つとこんな現実が続きます。
外食産業の経営者は利益を考えますが、利益は労働者の体力・気力・知力が安定して、自分の発想を実現化していくことによって利益は発生します。しかし、すかいらーくを筆頭にする外食チェーン店は必要ない出店を続けています。出店は土地代、建築費と初期投資(調理機材、人件費、教育費諸々)に1店舗につき、4~5千万のお金が必要です。経営者は簡便性を求めるが、簡便性が実は会社の経営状態を悪化させ、負債を増やす原因です。
外食産業の経営者はまず、労働者の勤労意欲の向上なくては、労働者の勤続人員よりも採用人員を増やすアンバランスが発生します。今は外食産業は研修費を削減しています。その結果、先輩社員が後輩を教えるノウハウがないので、社員同士の確執や人間不信を与えます。
外食産業が成長すれば従事する社員が成長するのはなく、会社が肥大化すれば社員はどんどん疲弊する。これはトヨタの会社対労働者、トヨタ本社と下請との関係を当てはめると想像しやすいです。
中島さんの過労死に追い込んだエリアマネージャーと会社の御用組合の吉田委員長は、その償いとしてすかいらーくを退社し、中島さんの遺族、去年過労死した前澤さんの遺族に謝罪をしてください。そして、吉田委員長はすかいらーくの御用組合を解散するようお願いします。私たち消費者はあなた方の誠意ある対応こそがすかいらーくを継続する意思があると見なします。
これは、ニュースに取り上げられなかったので知らない方が多いですが・・・埼玉県の所沢市で若い命を絶たれています。
親御さんのお気持ちは、どんなに悔しかったか、お辛かったのかと存じます。
私も馬鹿で、自分の貴重な時間(人生そのもの)を単純労働で浪費していました。
組合員さん良く考えましょう!
バカバカしいぞ。絶対に死ぬな。
他でも食っていけるよ。家族を大事にしなよ。
会社、上司からどんなに脅かされても、会社はあなたをクビには出来ないから、安心してキチンと自分の体を労わって下さい。