「人生の岐路」シリーズも映画少年の自分史的な様相を帯びてきた。
どうも長期戦になりそうなので小休止して別の話題に目を転じてみたい。
子どもの頃によく聞かれたものだ。
「君の夢は何?」
こうした場合、「夢」とは「職業」を指すのが一般的で、
「野球選手」、「宇宙飛行士」、「アイドル」など、簡単にはたどり着けないものを挙げる子どもが多かったように思われる。
つまり、簡単にたどり着けないからこそ「夢」だったのかもしれない。
ところで「夢」とは、将来の職業のことなのだろうか。
もちろんそういう意味もあるが、変化のない日常に潤いや爽やかさをもたらす一服の清涼剤のような役割もあるのではないかと思う。
それらのほとんどが一過性のものとしてすぐに忘れ去られてしまうのだろうが、はじめは絵空事として語り続けているうちに、実現してしまったということもよくある話である。
ネットを検索してみたら次のような文章があった。
結構当たっていると思う。
夢を語ろう
人生をよどませないためにも
夢を語ろう
行動するためにも。
そして 自分がどこにいるかを 確認するためにも
夢を語ろう
決意をもって 夢を語ろう
夢を語るには、年齢は関係ない。
新たなスタートのチケットを手に入れるためにも信頼できる誰かと一緒に夢を語ろう。