大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

ハアザミ

2020年05月29日 | 植物
先日の慶沢園にて散策中、横道に長い茎をのばした花を見つけました。名札には「ハアザミ」と記載。

ハアザミ(アカンサス)
キツネノマゴ科。大型の常緑多年草で、地中海沿岸(北西アフリカ、ポルトガルからクロアチア)の原産。
日本には明治の終わり頃に渡来し、切り花や地植えなどに利用されている。
正式名は、アカンサスで葉がアザミに似ていることからハアザミと呼ばれる。

初夏に太い花茎を1~2m程伸ばし、白や淡い紅紫色の花をいっぱいにつけ、下から上へと咲き上がっていく宿根草。
葉には深い切れ込みがあり、光沢があり、根元から叢生して長さ1m、幅20cmほどになる。晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつける。花弁は筒状で、色は白、赤などがある。乾燥にも日陰にもまた、寒気にも強い。

アザミに似た形の葉は、ギリシャ建築コリント様式の円柱を飾る彫刻の模様に用いられたことで有名で、ローマや中近東などでは工芸品の模様としても親しまれている。
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