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WEB上のニュースや新聞などで扱われたエホバの証人のニュースを取り上げます。シリアスな話題から笑えるニュースまで。

集会後に長老が射殺される - 容疑者は元証人 続報

2010-05-24 22:08:25 | 事件・事故
「被害者はエホバの証人の長老。元証人が容疑者」 続報  - オレゴン州ユージン 2010/5/22


続報というほどでもないのですが、5/13に事件が起きて、5/22に追悼式が行われました。その様子が Kezi.com のニュースで扱われていましたので紹介します。

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ユージン・オレゴン - およそ700人ほどの人が集まって、10日前に彼の崇拝場所で殺されたローウェルの男性の追悼式が行われた。

47才のケニス・マートは元妻の夫によって射殺された。

オレゴンに住むマートのいとこマシュー・ジョンソンは「彼はいつも他の人を第一にしていました。血のつながった家族でなかったとしても、彼のことを知っていればケンにとって家族同様でした」と述べた。

700人ほどの「家族」はウェーラーの追悼式場に集まって、仲間のエホバの証人の長老が「謙遜で、寛大で、生活をシンプルにしていた」と表現した男性の追悼を行った。

ケニス・マートはまた、いつも神を中心にしていた人だった。

「いつでも主に忠実でした」とジョンソンは言う。

「若い時に彼をつなぎとめていたのは信仰で、決してそれから離れませんでした」

「子供の時に、他の仲間が離れていっても彼はいつも信仰を持っていました。私が成長する時、ここにとどまり決して離れてはいけないと言ってくれる、そんな人でした」

しかし、マートのエホバの証人としての確固とした誓約は彼を悲惨な殺人の被害者へと追いやった。彼の仲間の信者や家族たちには受け入れがたいことだろう。

マートは彼の崇拝場所であるエホバの証人の王国会館で、元妻の夫であるロバート・レリー・ゴンザレスによって射殺された。ゴンザレスはマートの二人の娘の継父でもある。

「こんな仕方で彼を失うなんて、私たちは納得出来ません。彼の家族、特に子供たちにはあまりにも不条理であまりにもかわいそうです」とジョンソンは声を詰まらせた。

神に献身している人々なので、追悼式は神がマートをどのように扱われるのかに焦点が当てられた。

「私はこれらの事件の原因となった人々に悪い考えを持っていました。しかし、それらの考えに対して許しを求めました」とジョンソンは続けた。

「許すという事は、他の人々にも求められました。長老たちが言ったように、ケン(ケニスの愛称)ならきっとそうしたことでしょう」

「私は彼がどこにいるか知っています。私たち皆は彼がどこにいるか知っているのです。それはここよりも良い所です」

マートの仲間の信者である長老たちは、彼らが慰めようとしているのはマートの家族だけではなく、ゴンザレスの家族も同じだと語った。

ゴンザレスはかつてローウェルにある小さな会衆の成員だった。そして両方の家族が同じ会衆にいたことが事態をさらに難しくさせた。

ゴンザレスは、故意の殺人と拳銃でマートと4人の長老を脅して会館に押し戻した誘拐の罪に問われており、抗弁している。

当局は、考えられる動機についてまだ明らかにしていない。

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この事件は、最初の記事でも扱ったように複雑な背景がありますが、やはり二人に何があったのかが、いまだはっきりしていません。

別の記事を読むともう少し詳しい話が載っていました。

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マートは2002年7月に妻テレサと離婚した。結婚生活は17年続いた。そしてマートはその家を出て行き、そこにゴンザレスとテレサ、そしてテレサの娘二人(マートの娘でもある)が引き続き住んだ。この家は事件のあった王国会館からわずか数ブロックしか離れていないそうだ。

離婚後すぐに、マートはゴンザレスとテレサにそれぞれ接近制限の裁判所命令を申請した。

申請書によると、ゴンザレスを「助けを求めて来た友人の息子」と表現した。さらに、ゴンザレスが何度も、ローウェルにあったマートの家に車でやって来ては家の外に車を止めていること、一度は娘の口に手を当てて息をするのを妨げたと書いている。

「私が自分の妻と子供たちから離れろといった時には、妻が電話をかけてきた時には、それが好きか嫌いかにかかわらず、いつでもやって来ると言った」とも書いた。

裁判官はマートの申請を認めたが、2003年5月、マートは自分でこのゴンザレスへの申請を取り下げている。

また裁判所の記録によると、マートは仲たがいしていた妻テレサに対して出した接近制限の申請を4日後には取り下げている。

ゴンザレスとテレサは5年前、つまり2005年に結婚した。

マートとゴンザレスのどちらも知る人は、二人ともいい人で、仲たがいしているとは思えなかったと述べている。

ゴンザレスは地元の会社で重機のオペレーターとして働いていた。

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若い男が既婚の女性を好きになり、情熱的に近づき、やがて女性も男性との恋に目覚め、夫を捨て不倫への道へ走った・・・という筋書きが目に浮かびます。

ただ子供たちが彼女に取られていることや、家を出て行ったのはマートの方だったりするのはマート側に何か理由があるのかもしれません。

それにしても最大の謎は、なぜゴンザレスがマートを殺す必要があったかです。好きな女性も奪ってマートも追い出しうまくいっているように思えます。

ある掲示板では、いくつかの可能性が語られていますが

1.テレサが予想以上にひどい女性だった。

マートはテレサが男好きのひどい女性だと知っていて、うまくゴンザレスに厄介払いさせた。最初はよかったものテレサの男好きはやまずゴンザレスもそれに悩まされるようになる。そして、すべてはマートの策略だと思い、ついにマートを・・・・。

2.マートがテレサとよりを戻したことに激怒

場面は省略。


真相は永遠に闇でしょうか。それとも裁判を通して明らかになる時が来るのでしょうか。なにか新たな展開があればこのブログで紹介いたします。


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