DAY BY DAY

その先へ

野麦峠から姥捨の棚田へ~2014年6月

2016年09月30日 | 長野県

その名前に惹かれ、気になっていた峠へ。
長野県松本市からR158を走り、最初の休憩ポイント。









開店前だったので、ササッとひと回りして、先を急ぎます。
どこかに、風穴があったのだろうか・・・






トンネル内の分岐を直進すると、高山方面。今回は左へ。






野麦峠は、日本百名道の著者である須藤氏が「野麦峠という言葉に惹かれ」て走ったように、
一度走ってみたいと思っていた峠道だった。

途中、「野麦峠祭り」って案内板があちこちにあって、ちょっと不安が・・・
この峠道、所々道幅狭く(すれ違い出来ず)、眺望も微妙(^^;;









最初のビューポイント。
上っていく車、そこそこあります・・・野麦峠祭りへの参加?

と思ったら、案の定・・・峠の茶屋は満車。「野麦峠の館」駐車場も、ほぼ満車(^^;;
「あゝ野麦峠」の碑があったはずだけど、そもそも駐車する場所が無いし。

今回は、タイミングが悪かったねぇ。仕方ない、先を急ぐことに。











岐阜県側も、普通に山岳道路だった。1~1.5車線、待避所あり。
上ってくる車は、ほとんど無かった。

この野麦峠は、突き当たりでT字路。そこからR361になる。今日は時間があまりないので、右折。





この木曽街道は、所々で道幅が狭小になるが、なかなかの絶景街道だね~(^^)
途中、すれ違い出来ないトンネルがあるのだが、どうして交互通行の信号がないのかなぁ。

二つの道の駅に立ち寄りながら、











意味深なネーミング!? 残念ながら?途中で「美女」に出会えることは無かった。
ちょっと期待してしまった(何を?)自分が、情けない~~(ーー;)

気を取り直し、R361からR158へ入線し、松本へ向けて走る。
そして、少し寄り道を・・・





飛騨大鍾乳洞です。来る途中に、普通に看板が出てます。
写真の大鍋は、何かのイベントの時には実際に使うそうだ。芋煮会とか?

ここで、入場料1000円を払い、洞窟探検(笑) 
特に、写真撮影厳禁とかではないようだったので、洞窟探検へ・・・














洞窟内は、ほぼ9度。ヒンヤリとして、気持ちいい。
この鍾乳洞は、第1洞第2洞第3洞とあり、進むにつれ進路が険しくなっていく。
なので、非常出口が完備されていた。








入り口よりも、大分上の方へ出た。洞窟内を、かなり上ったことになるんだね。
いやぁ、久しぶりに大きな鍾乳洞へ入ったよ・・・と、おじさんひとり、満足するのであった(笑)

松本から長野自動車道に入り、姨捨SAのスマートインターで下りて・・・





姨捨の棚田に近い「長楽寺」へ。
「田毎の月」は、「たごとのつき」と読むそうで、全ての田に月が映える光景を言うそうだ。
そしてこの長楽寺には、先人がその光景を歌に詠んだ碑が、たくさんあった。





こちらの境内を抜けると・・・











出来れば、満月の夜に訪れてみたいものだ。
この棚田が、どんな風に月を映すのだろうか。
その光景を見たら、私にも歌が詠めるかな(無理か!)

ここからR18を走り、軽井沢から碓氷峠経由での帰宅となった。


本日のまとめ

走行距離・・・585.9km
平均燃費・・・19.2km


西伊豆珍道中~2014年6月

2016年09月29日 | 静岡県



前回の続きになります。

雲見にて一夜を明かした謎の?夫婦は、夜明け前に目覚め、一路石廊崎へ。





有料駐車場だが、朝早くて誰もいない。たまたま歩いていた地元の方?に尋ねたら、
9時からだから大丈夫だよ。と言うことで、石廊崎灯台へ歩きます。
あれ?バスの所へ停めちゃってるし( ̄ロ ̄lll)





一般開放は定期的に開催されているようだが、今日はクローズ。
眼下に目を遣ると・・・








海釣り!?だけど、どうやってあそこまで行ったのかなぁ。








伊豆半島の南の端っこへ、到着したぞ(^^)
写真などでは何度か見たが、実際目の前にすると、凄いね~。

熊野神社、よくここへ造ったなぁ。








海側からは、どんな眺めになるんだろう。

この日は風が強かったが、何故か波は穏やかで優しかった。
謎の?夫婦、しばし海風に身を任せながら時を過ごし、来た道を戻っていくのであった。





宿へ戻り、朝飯までもう少し時間があるので辺りを散策。





ここは、ドラマ「とんび」のロケ地になったそうで、ドラマを真剣に見ていた妻は、朝飯前にもかかわらず喜々として(^^;;
色々説明してくれるのだが、ドラマを知らない私は、リアクションに困ってしまう(ーー;)








そして朝飯~~(笑) 大広間だったので、写真無いです。

浜道楽の朝飯、特にオススメなのが、アジの干物を炙りながら食べる!
それに、岩のりとメカブの入ったお粥・・・これ、絶品!
もちろん普通に白米もあり、定番の?味海苔と卵焼きもある。
そうそう、お味噌汁が蟹出汁! でも、朝早くから活動?していたので、美味しく完食(笑)

宿を後にし、R136を北上。この道、富士見彫刻ラインって言うらしい。
確かに、道路沿いに彫刻が散見できた。








そして、松崎町へ。
あの「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地で、妻が憧れていた所だ。
ちなみに私は、内容は聞かされていたが、ドラマは見てはいないのでよく分からない(^^;;

まずは、地元の観光協会で情報収集。ロケ地マップをもらい、
観光協会の駐車場が目の前にあると言うことで、そちらへ停めて町中を歩くことに。

何とかの?松本写真館・・・





しばしば登場する「なまこ壁」の橋・・・





主人公の二人が渡った橋・・・





瀬崎神社・・・





その後も、亜紀(綾瀬はるか)が通った港や高校、亜紀の住む家(普通に民家です)など。
最後にアジサイの丘へ、車で移動して・・・





まだ全部は廻り切れていないようだったが、ここで松崎町を後にして・・・





堂ヶ島へ到着。さすがに観光地。土曜日と言うこともあり、かなり賑わっていた。
ではさっそく、遊覧船へ・・・











あの洞窟?へと進んで行きます。











10mほどで行き止まりになるが、天井が空洞(天窓洞と言うようだ)になってるんだね。

どれだけの時間をかけて自然が造り出したのか? 
人の手が加わらない造形物を前に、ただ圧倒されるだけである。

では、先ほどの天窓洞を地上から見てみよう・・・








しばらく覗いて見てると、遊覧船の警笛が聞こえてくる。そして・・・








見事な舵さばきで切り返し、去って行った。

駐車場へ戻る途中、香ばしい臭いの誘惑に勝てなくて(^^;; イカ焼きを購入。
お店の許可をもらい、浜道楽で頂いたおにぎり(宿のお土産!)と一緒に頬張る怪しい?夫婦であった(笑)

さらにR136を北進して・・・








恋人岬へ到着。だが、遊歩道は工事中だった。しかも、雲行きが怪しくなってきたぞ。

ここからR136を土肥温泉方面へ進み、県道17号線の海沿いを走る予定だったが、
途中で土砂降り! 仕方ないのでR136を修善寺方面へ進み、修善寺で温泉でも浸かってと思ったが、
雨がいっこうに止む気配が無かったので、そのまま進んで東名へ。

圏央道が事故渋滞とのことだったので、東名→首都高→東北道と乗り継いで、帰宅。
久しぶりの都会の夜景は、ローカル地域に生息する身には、眩しかった。



2日間のまとめ

走行距離・・・749.4km
平均燃費・・・20.3km


中伊豆珍道中~2014年6月

2016年09月27日 | 静岡県



なかなか夫婦で出かけられない日常の中で、この日は久しぶりの夫婦水入らず?(^^;;
と言っても、色々と制約があるので、9時過ぎに出発。当然、高速で時間節約のパターン。

一日目は、私が行きたい所へ。二日目は、妻が行きたい所へ。
まずは、最初の目的地・・・





無料駐車場、広いです。が、観光バスも結構入ってきます。ここは・・・





「伊豆の踊子」や石川さゆりの「天城越え」の詞に寄せて、やって来た。
階段を下りてすぐに、








これが「浄蓮の滝」なんだ(^^) 思ったより落差は無いけれど、水量が凄い。
階段下りてる途中でも、その轟音が響いてた。
この水は、どこから流れてきてるのかなぁ?





そして何より、水が綺麗!





と言うことは、こんな光景も・・・





山葵ですね~。小さなお店があって、天然山葵(当然!?)売ってましたが、今日は泊まりなので、残念。
しばらく散策した後、駐車場にあるお土産店で「山葵ソフトクリーム」を頬張った。
少しピリッとして、美味でありました。

ここからR414を南へ進み、途中で旧道へ入る。未舗装路だが、整備された道だ。
砂利の跳ね返りに気をつけながら進むと・・・











旧天城トンネルの入り口に着いた。先客一組あり。しかも、ご婦人三人組!デリカで移動のようだった。
この隧道、普通に走れるようだが・・・どうしよう、優柔不断(ーー;)でいると・・・





河津町役場の公用車が、普通に走り去っていった。
ひとりドライブだったら、間違いなく走るのだが・・・この後の予定も考えて、今回はパス。
来た道を戻って国道へ復帰し、私にとっての本日のメインへ。





河津七滝ループ橋。写真では何度も見て、いつか走りたいと思っていた。
しかし、補強工事中らしく、あまりいい写真が撮れなかった。

このままR414を進み、下田による予定だったが、宿への到着が遅れそうなので、今回はスルー。
R136から県道16号線へと進み、石廊崎へ到着。
だが、この時点で既に5時を過ぎてしまい、しかも駐車場から石廊崎灯台まで往復で30~40分らしい?

と言うことで、石廊崎は明日の朝来ることにして、あいあい岬へ。








いやぁ、なかなかの絶景ですね~。
この日は海も穏やかで、海無し県に住んでる謎の?夫婦一組、ぼんやり海を眺めてたんだって(笑)

県道16号線からR136へ復帰すると、この道は「マーガレットライン」と言うらしい。
アジサイはそこかしこで見ることは出来たが、マーガレットはあったかなぁ?





・・・と言うことで、本日の宿へ到着した。





ひとりドライブだと行き当たりで宿決めだが、今回は事前に調べ、雲見にある浜道楽さんへ。
じゃらんでの評価がよかったのと、料理が自分好みで選べたので。











部屋のお風呂は温泉ではないが、こぢんまりとした大浴場は源泉掛け流し。





平日(出かけたのは金曜日)だったこともあり、貸し切りで入れた(^^)
女将曰く、国道の雲見大橋が眺めを遮ってしまってと言うが、それほど眺めは悪くなかった。
宿から少し歩けば・・・








雲が無ければ、真っ正面に富士山! だったけれど、海無し県に住む謎の?夫婦には、この上ない風景だ。
しばし時を忘れ、その場に佇み、束の間の現実逃避。

だが、すぐに現実へ戻される。腹減ったなぁ(ーー;) 








妻と思わず、食べきれるのか?・・・そして、こちらが選んだメインディッシュ!





これだ~!(笑) 何でも今日は、下田で捕れた大きめの金目だそうだ(^^)
こんな大きいの、我が生息地では見かけないし、あっても高価で手が出ないし。

かくして、謎の?夫婦の宴は過ぎてゆくのでありました~(笑)

次回へ続く~~


冬の若狭湾沿いを行く~2014年2月

2016年09月25日 | 京都府


前回の続きになります。
若狭湾沿いを走って京都まで来てしまい、宮津市にあるビジネスホテルで一夜を過ごす。
翌朝、フロントで地元ならではのビューポイントを教えてもらい、出発。





ホテルから10分ほどで到着。ここを上るんだね。





しか~し!・・・なぁ~にも見えない( ̄ロ ̄lll)
後から知ったけれど、当時はPM2.5が飛散していたとか?





仕方ない、現地へ行ってしまおう(笑)・・・と言うことで、天橋立へ来ました。
正直、全くの予定外だったので、事前の下調べなど何も出来てないが・・・
しかも、天橋立って、歩けるんですね。知らなかったなぁ。ただ眺めるだけかと思ってた。

と言うことで、歩くぞ~!(笑) 片道およそ3.6kmかぁ・・・50分くらいかな?











綺麗に整備されてるんだ。途中でベンチがあったりお手洗いがあったりと、至れり尽くせりの道。
史跡などの紹介もあり、色々見てたら1時間近くかかってしまった(^^;;

で、考えた・・・帰りもあるんだよねぇ、当たり前だけど。





帰りは、ほぼ意地になって歩いてましたわ(沈) でも、40分くらいで歩き切った。
不思議だ、行きの方が時間かかったのに近く感じ、帰りの方が速かったのに遠く感じた。

すっかり足が棒状態になってしまったが、ここまで来たので、天橋立ビューランドへ。
ここは、一人乗りリフトかケーブルカーか、どちらかで上がるしかないようだ。
ちなみに、リフトでもケーブルカーでも同じ料金だった。





おじさんひとりなので、迷わずリフトで(笑)











なぁ~るほど!まさに「天に架かる橋」のようだ。霞んでるのが何とも残念だったけれど。
そうそう、こちらはちょっとした遊園地になってますんで、小さなお子さんも飽きないかと。

では、帰りもリフトで(笑)





ここからは、若狭湾沿いを走ってみることに。











そうか!レインボーラインがあるんだった。迷わず進んで、山頂公園へ。





相変わらずガスってて、三方五湖の絶景がよく分からない。











ここでもリフトとケーブルカーがあって、さらに上からの眺望があるようだが、多分霞んでて期待できそうにない。
お店があったのでお土産を少々購入し、敦賀方面へ下ろうと思ったら・・・





なんと! 通行止め・・・何でも、土砂災害だとか。
来た道を戻るしか無いんだ、残念。





海沿いを走ってみたかったなぁ。名残惜しさだけが残ったが、帰ろうか。時間優先でナビをセット!
途中、恵那峡SAでかなり遅めの昼食、その後爆睡(沈)

何だかんだで、無事にほぼ定刻の20時15分に現着となった。


今回のまとめ

走行距離・・・998.3km
平均燃費・・・18.2km


冬の北陸路~2014年2月

2016年09月24日 | 福井県


ドカ雪も少し落ち着いたので、冬の日本海へ行ってみた。
タイヤは冬仕様だが、FR車なので一般道での峠越えは避け、高速主体で。





高速は除雪がシッカリしていて助かるが、結構降ったんだね~。
関越道→上信越道→北陸道と乗り継いで、金津ICで一般道へ。








前から気になっていた所へ・・・





東尋坊タワーの先にある駐車場から階段を下り、お店が並ぶ通りを過ぎると・・・








おおーっ!これはスゴい凄い。まさに絶景だね~。








東尋坊とは、その昔、この界隈で非道を繰り返していた暴僧のことらしい。
以下、三国観光協会公式サイトから抜粋・・・

東尋坊には「あや姫」という娘をめぐる恋のライバル「真柄覚念」(まがら かくねん)がいました。
1182年4月、平泉寺の僧兵数十人が東尋坊を訪れ、酒盛りをしていたとき、
真柄覚念は東尋坊に絶壁の上で酒や肴をすすめ、泥酔させ、隙を見て絶壁の海へ突き落としてしまいました。
その後、49日間にわたって東尋坊の無念により、海は大荒れとなり、
それからこの地が東尋坊といわれるようになったとのことです。

・・・なるほど!勉強になります。m(__)m

ここの凄い所は、安全柵などの人工物が何も設置されていない点だね。
にもかかわらず、断崖の先端までへも歩いて行けてしまうと言う、怖さ?

これだけの絶景だと、海側からも見たくなるのが自然な流れ!?





ここから遊覧船の発着場へ行くんだけれど、この日は海が荒れていて、運休だった・・・残念。
駐車場へ戻り、東尋坊タワーは今回はスルーして、R305を海沿いに走って見ることに。








通称「漁火街道」は、普通に国道なので、大型車がそこそこ走ってるものの、なかなかの絶景海道だ(^^)
随所に駐車スペースもあり、奇岩も多く見ることが出来る。








国道沿いにあったレストランで、かなり遅めの(^^;;らんちたいむ。





値段にも驚いたが(^0^;) 味にも驚いた。やはり、蟹が激ウマだった。
蟹が大好物な妻に食べさせたかったなぁと、心にもある(無い?)ことを思ったりして(笑)

さらにR305を海沿いに走り、何故か途中で「漁火街道」が「しおかぜライン」に名称変更?





シーサイドを気持ちよく走らせていたら、いつの間にか越前海岸を通り過ぎてしまった。

しおかぜラインって、敦賀半島を眺めながら海沿いを走る「有料道路」だったらしい。
だから、走りやすいいい道路なんだ・・・なぁ~んて感心してたら、道の駅「若狭おばま」まで来てしまった(^^;;

ホントは、越前海岸まで来たらトンボ返りで帰宅する予定だったが、
今から帰るのも何なので? 妻へ連絡し一泊の許可を貰う。
まぁ、夫婦仲はとてもいいので(笑) 問題なく許可を貰って、さらに先へ先み・・・








こんな所へやって来た。全く予定してなかったんだけどなぁ・・・
少しだけ散策して宿を確保し、明日に備えることに・・・(-_-)zzz


本日のまとめ

走行距離・・・737.4km
平均燃費・・・18.8km