(副題:日本建築学会関係者の責任と、専門家同士の審査機能や自己修正機能が機能していない点についての検証)
建築雑誌2008年10月号に掲載されている盗用画像について
2008年10月20日号 アニリール・セルカン氏の記事 「人間と技術が生み出すあらたなオーケストレーション」
・ http://ci.nii.ac.jp/naid/110006950611
・ 編集委員会 委員長:五十嵐太郎、幹事:細野透(顧問)/大田省一/倉方俊輔/中田千彦/南康裕
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↓当記事に掲載されている問題画像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/4b/e4ecab3d6806cf2079bf10d61545ce42.jpg)
このATA宇宙エレベーターのイメージ図は、
The Space Elevator Referenceの下記リンク論文の図からの流用である。
"The Space Elevator Development Program, Dr. Brad Edwards, Carbon Designs, Inc. (Session IAC-04-IAA.3.8.2.01)"
この論文は、2004年にカナダのバンクーバーで行われた”International Astronautical Congress”で発表されたものらしい。
この画像のクレジットには "Image from Discover Magazine" とある。
Discover Magazine 2004年7月号に掲載された宇宙エレベーターの記事が、
同Webサイトの2004年7月24日に転載されている(→ 4ページ目の図)
上記論文で使われている図そのものではないが、使われている要素がすべてここにそろっている。
この図は、 "Aerospace engineer Brad Edwards’s plan for a space elevator..."とある。
つまり、この図は上の論文の執筆者である Bradley C. Edwards 氏の宇宙エレベーター計画を、 Discover Magazineが記事にした際に画像化したものである。
詳しくは、ATA宇宙エレベーター計画は存在しない?の記事を参照されたし。
建築雑誌2007年4月号に掲載されている盗用画像について
2007年4月20日号 アニリール・セルカン氏の記事 「インフラフリー建築 : 住宅の未来?」
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006272476
↓問題画像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/69/7ec2807f38dcae8ff7323131a085e2a4.jpg)
↓ 同画像は、モントリオール建築学科のカンファレンスにおけるセルカン氏発表ポスターにおいても使用されている
このポスターは、2009年3月17日火曜日17時45分に、Pavillon de la Faculté de l’aménagementの講堂3110において、“Infra-Free Architecture: A future orchestration between art and technology”という題目で発表されたものらしい。
(左図出典⇒ セルカン氏発表の告知記事)
(右図出典⇒ セルカン氏の2009年3月のブログ記事)
しかし、この建築物(Mercury House II )は、2003年のプロジェクトでArturo Vittori氏とAndreas Vogler氏により設計されたものである。
(参考⇒ 008 Mercury House 2003 project)
この二人は、セルカン氏も名を連ねるSpace Architecture Technical Committのメンバーリストに入ってるので、なんらかの付き合いがある可能性が高い。
しかしながら、「プロの学者の世界では細かな点でも出典・著作権表示を明示するのが学問上の約束であり、その点でルールに反している。」
セルカン氏は、下の講演の発表スライド中においても、出典・著作権表示を明示していない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/61/abc7b3be8bfb6005bf6e9274df5e41b6.jpg)
Image credit: Dr. Serkan ANILIR
建築雑誌2009年10月号に記載されている虚偽経歴について
2009年10月20日号 「未来を切り拓く知的ナビゲータ」
編集委員会 委員長:五十嵐太郎、幹事:細野透(顧問)/大田省一/倉方俊輔/中田千彦/南康裕
p030 拡大画像はこちらをクリック
p031 拡大画像はこちらをクリック
建築雑誌2008年10月号に掲載されている盗用画像について
2008年10月20日号 アニリール・セルカン氏の記事 「人間と技術が生み出すあらたなオーケストレーション」
・ http://ci.nii.ac.jp/naid/110006950611
・ 編集委員会 委員長:五十嵐太郎、幹事:細野透(顧問)/大田省一/倉方俊輔/中田千彦/南康裕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/c7/0fae17198cc10614d3a340d03f260eca_s.jpg)
↓当記事に掲載されている問題画像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/4b/e4ecab3d6806cf2079bf10d61545ce42.jpg)
このATA宇宙エレベーターのイメージ図は、
The Space Elevator Referenceの下記リンク論文の図からの流用である。
"The Space Elevator Development Program, Dr. Brad Edwards, Carbon Designs, Inc. (Session IAC-04-IAA.3.8.2.01)"
この論文は、2004年にカナダのバンクーバーで行われた”International Astronautical Congress”で発表されたものらしい。
この画像のクレジットには "Image from Discover Magazine" とある。
Discover Magazine 2004年7月号に掲載された宇宙エレベーターの記事が、
同Webサイトの2004年7月24日に転載されている(→ 4ページ目の図)
上記論文で使われている図そのものではないが、使われている要素がすべてここにそろっている。
この図は、 "Aerospace engineer Brad Edwards’s plan for a space elevator..."とある。
つまり、この図は上の論文の執筆者である Bradley C. Edwards 氏の宇宙エレベーター計画を、 Discover Magazineが記事にした際に画像化したものである。
詳しくは、ATA宇宙エレベーター計画は存在しない?の記事を参照されたし。
建築雑誌2007年4月号に掲載されている盗用画像について
2007年4月20日号 アニリール・セルカン氏の記事 「インフラフリー建築 : 住宅の未来?」
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006272476
↓問題画像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/69/7ec2807f38dcae8ff7323131a085e2a4.jpg)
↓ 同画像は、モントリオール建築学科のカンファレンスにおけるセルカン氏発表ポスターにおいても使用されている
![]() Image credit: Dr. Serkan ANILIR | ![]() Image credit: Dr. Serkan ANILIR |
このポスターは、2009年3月17日火曜日17時45分に、Pavillon de la Faculté de l’aménagementの講堂3110において、“Infra-Free Architecture: A future orchestration between art and technology”という題目で発表されたものらしい。
(左図出典⇒ セルカン氏発表の告知記事)
(右図出典⇒ セルカン氏の2009年3月のブログ記事)
しかし、この建築物(Mercury House II )は、2003年のプロジェクトでArturo Vittori氏とAndreas Vogler氏により設計されたものである。
(参考⇒ 008 Mercury House 2003 project)
この二人は、セルカン氏も名を連ねるSpace Architecture Technical Committのメンバーリストに入ってるので、なんらかの付き合いがある可能性が高い。
しかしながら、「プロの学者の世界では細かな点でも出典・著作権表示を明示するのが学問上の約束であり、その点でルールに反している。」
セルカン氏は、下の講演の発表スライド中においても、出典・著作権表示を明示していない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/61/abc7b3be8bfb6005bf6e9274df5e41b6.jpg)
Image credit: Dr. Serkan ANILIR
建築雑誌2009年10月号に記載されている虚偽経歴について
2009年10月20日号 「未来を切り拓く知的ナビゲータ」
編集委員会 委員長:五十嵐太郎、幹事:細野透(顧問)/大田省一/倉方俊輔/中田千彦/南康裕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/d2/0e7631c4ea268a6aea82a6a33480c910_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/a0/c5a5b4cd239ef8dfc666388e88f5eaec_s.jpg)