Heal-log

つれづれなるままに。

イタリアの標識たち

2005年05月23日 | こんなもの見つけた
いつからかは分からないが、標識や看板が好きだ。
単純な絵で言葉もないのに(あるものもあるが)
誰が見ても何を言わんとしているのか分かってしまう
そんな彼らを私は心ひそかに尊敬している。

例えば、非常口。
人が走っているだけの絵なのに、色だって緑と白だけなのに、
そこから外に出られると瞬時に分かる。
つくづく偉いヤツだと思う。

それにしてもこの標識、国や地域によってデザインが微妙に
異なっているのも事実である。
例えば香港の非常口は走っている人の背後に炎と思しきものが
迫っていて、より一層の臨場感を引き立たせていた。
それからというもの、ご当地標識を探すことが私の海外旅行の
楽しみの一つとなっている。

先日イタリアを旅した。
この国は何と言うか標識の宝庫のようなところで、撮った写真の
半分くらいが標識なってしまったくらいである。
やはり、色々な言語の国が地続きでつながっているからなのか?
などと妙な感慨に浸ってしまった。

そのイタリアで、特に惹かれる標識をローマの地下鉄で発見した。
「妊婦さんに座席を譲りましょう」的な意味であると思うのだが、

○妊婦さんのお腹の中にちゃんと子どもがいる!
○座席に座っている人の態度が微妙にダレている!

ことに妙に感心してしまった。
うーん、すごい。しかも、かわいい。

ちなみに帰りの飛行機(JAL)の機内誌でこのようなデザインを「ダッチデザイン」として紹介していた。

しかし、ここはイタリア。
こういう標識デザインの正式な呼び名ってあるのでしょうか???

それにしても画像の縦横が逆なのが残念。






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