2012年も今日でさようならです。
今日まで生きていろんなことを見て
いろんな事を知りました。
まず政治ですが私の人生のほとんどが
自民党政治だった中で民主党政治に変わって
何が変わるのか?って期待もしていました。
「コンクリートから人へ」という鳩山政権の理念、
この言葉を聞いたとき
大企業や経済界寄りの政治から
国民本位の政治に変わるんだという
震えるような期待がありました。
でも3年数ヶ月の民主党政権で
政治の流れは変わりませんでした。
自民党中心の政権に戻って
理念は再び経済界寄りの政治色に戻った
ことは確かなような気がします。
まずは脱原発が原発推進に戻ったように感じます。
国民の過半数が脱原発を願っている状況の中で
その変わり様はやっぱり経済界中心の
政治色が鮮明になったと思わざるを得ません。
政権政党が変わるたびに国の未来像が変わるのではなく、
我々の世代を超えた我が国の未来像を描き、
超党派的政治理念を確立して戴きたいものです。
そして阪神淡路大震災や東北地方大震災を
目の当たりにして自然災害の怖さを
まざまざと見せつけられました。
昔から怖い物の例えとして
「地震、雷、火事、親父」という言葉がありましたが
私はその言葉を知るだけで
本当の恐ろしさを知りませんでした。
2010年の大津波は我々人類の力では
どうしようもないことも知りました。
万里の長城のようなとつてもない大きな防波堤も
なすすべもなく破壊された事を教訓として
構造物に防災の軸足を置くのではなく、
災害発生時に私たちはどのように動き、
どのように対処すべきなのかということを
念頭に置きながら常日頃から防災意識に
努めるべきだと思うのです。
そして復興を真に促進するために
政治に無関心ではなく我々が政治を動かして
いかなければならないと痛切に感じています。
阪神淡路大震災では
地震に強いと思っていたコンクリートのビルディングが
まるごと倒壊した事も驚きでした。
強そうな人工の構造物など
地球規模で起こる大震災には
マッチ箱のような存在なんだと思い知りました。
私たちはこの経験を教訓として
形骸化することなく我々の世代を越えて
将来も語り継がなくてはいけません。
それは親から子へという事ではなく
学校教育を通して、メディアを通して
国を挙げてあらゆる機会を通して
大規模に語り継がれていく必要が
あるように思います。
そのためには防災の日という記念行事を
国民的課題として遂行していくことも
大切なのではないでしょうか。
最後に私が20代の頃によく耳にした言葉、
「ガンは必ず治る時代が来る」でした。
でも早期癌は手術療法で完治する事もあるけど
進行癌では今の医学を以て
完治しないことがわかりました。
人間の細胞を司るゲノムの世界は
まだまだ未知の分野で解明がおぼつきません。
悲しいことですが
私の弟も60歳という若さで逝きました。
今日は庭に小屋がある風景を見て戴きながら
私のボヤキごとを読んで戴きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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