僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.1352【 心 ( 12 ) 】

2017-06-22 09:50:11 | 
   心 ( 12 )

       にのみや あきら

濁りのない心
透明な心でありたい
濁りのない透き通った心
だが、大人になるに従って
濁ってしまう
どんな育ち方をすれば
濁った心に
ならないですむのだろう
普通に生きていても
人間の心は濁ってしまう
人間は
なんて悲しい生き物だろう
心が濁っていないと
大人として認めてくれない
そんな場合もある
綺麗な心だと
別格扱い
こんな境遇で
生きなければならなのなら
人間に
生まれてくるのではなかった
動物を見てごらん
濁りを知らない
透明な心で生きている
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