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音楽大好き男の徒然なる日記

巨星が流れた…/追悼・船村徹さん(2)「みだれ髪」(1987)

2017-02-20 | 音楽
前回に引き続き、船村徹さんの歌をお届けいたします。

これも星野哲郎&船村徹コンビによる、唯一無二の、情念の歌です。

美空ひばり / みだれ髪(1987)

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
編曲:南郷達也

歌詞:J-Lyric.net
https://j-lyric.net/artist/a000977/l005c4e.html




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1987年夏、特発性大腿骨頭壊死症を理由に長期入院を余儀なくされていたひばりが退院して、
病からの復帰第一作としてレコーディングした楽曲である。
このレコーディングはオーケストラ含め、伴奏は一発録りで行われた。

船村はひばりは高音(裏声)にいいものを持っていると、前から思っていたが、
十年以上前に曲を提供したときは「苦手だからやめて」と母親に拒否されていた。
今回はサビで裏声になるようキー設定されている。

ひばり自身は「春は二重に巻いた帯 三重に巻いても余る秋」というくだりがお気に入りだったという。

当初星野が書いた「祈る女の性かなし」は消そうとしたものの、
ひばりが星野に「今の私には『祈る』という言葉を大事にしたい」と申し出た事により、
そのまま2番目の歌詞に採用された。
         (ウィキペディア解説より)
  https://w.wiki/_vfdr

とにかく、病気からの復帰作としてのリリースだったが、
その後の病気の進行と東京ドームの「不死鳥」公演、やがて1989年6月の逝去まで、
「ウィキペディア解説」に壮絶な物語が載っています。
 https://w.wiki/3LrE
偉大、かつプロ意識の極めて高い「昭和の歌姫」でした。

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そんな数々の歌い手に愛された船村徹さんの歌。
まぐれもなく日本歌謡界の貴重な文化遺産です。

船村先生、お疲れ様でした。

             合掌

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