外資系企業で働くある人の日記

外資系企業に勤務しているある人の日記。景気に左右されず、モティベーションを高く維持して頑張り続けます!

念頭所感を読み今週をスタート

2008-04-14 06:02:39 | Weblog
今年の冒頭に書いた念頭所感を読んだ。 
そこでは仕事と家庭、そして自分自身について気持を明らかにしているが、今日あらためて自分の向かうベクトルを年初の思いであることであると再認識した。
困難に果敢に挑戦していきたい、そう書いている。まさにその通りである。
仕事始めの本日は祈って始めよう。

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今日は本年の始まりの日記として今年の方針を記してみたい。今年は自分に厳しい年としたい、と考えているがそれについて触れる前により外部的要因から所感を述べたい。

グローバルに考えると、地球は記録的な人口の大爆発と途上国の経済活動の活発化を受けて今年はさらに環境問題が深刻化していく。UNFPAによると歴史的に考えても2008年は地球史でも意味を持つ年だとういう。今年初めて地球の人口(66億人)の半分以上が都市で生活するという。都市化は工業化を後押しするが今後地球はどこまで膨張する負荷に耐えられるのだろうか。

政治的には一部の地域での紛争はあるがその当事者数は対人類の比率からして低く歴史的には記録的な「平和」が続いている。ただ国際政治に緊張感が張りつめる一部の地区において核兵器が誤ってでも使用されることがないように祈りたい。ボタン一つで人類は簡単に恐怖の底まで突き落とされる。「世界の警察」という役割を担っている米国の政治方針が今年の大統領選挙でどう変わっていくのだろうか。

他方、グローバルにみて政治的安定の下支えとなっていた世界経済は今までのような成長一辺倒の春を謳歌することはできそうにない。一気に膨張しすぎた世界経済は昨年後半から調整している。好む好まずとも世界経済は険しい時期へと突入するだろう。

従ってその煽りを日本がくらうことはメインシナリオとして想定すべきではないだろうか。なぜなら資源のない日本は外国から資源を輸入してそれを加工し外国に輸出する外国依存国であり、資源価格の高騰は日本の競争力を削ぎ消費性向の高い米国などの外国の経済減速は外需依存度の高い日本経済を直撃する。ここ数年元気であった外国企業のお陰もあって都内の不動産価格は高騰したがこの勢いを持続できるだろうか。国内の消費もなかなか伸びない状況が続いている。

活気もなく夢もなさそうな地方都市は多い。地方経済は疲弊し駅前なのにお店が閉まっている都市は多い。旧態依然のビジネスでは発展途上国からの安価な商品に太刀打ちできなかった。シャッターを閉じてどうしているのだろう。より高付加価値なスキルを身につけて経済活動等に参加したのだろうか。

地方に限らず都内での老人の数は目に見えて増えてきている。一方で合計特殊出生率は1.29%と国力維持のために必要とされる目安(2.1%)まで遠く及ばない。団塊の世代と言われてた人々が一線から去ることは私達若者にとってチャンスであるが、幼少時代に暗記で育ちテレビや漫画漬けだった今の30,40代はどこまで、試練の多いこの時代を乗り切っていけるだろうか。年金制度は崩壊していくと叫ばれ、世界で最も借金の多い日本(770兆円)には増税の選択肢を選ばないことは出来ないだろう。若者にとって住みやすい時代ではなくなっているのでないか。


以上のようにおおまかであるが自分の置かれている環境について考えてみると将来について楽観はできない。日々の生活において自分に常に厳しく立ち向かい、困難に果敢に挑戦していかなくては将来のスマイルはないだろう。

人生70,80歳とすると私は人生の折り返し地点に立ったところだ。まだまだ生きて行かなくてはいけない。

まず仕事に励もう。働き盛りの年頃だ。どんどんやろう。世の中的には厳しい状況が避けられないかもしれないが食い縛ってでも頑張ろう。経済力的に日本はまだまだ豊かで世界的にも魅力ある点も多い。どう貢献していくべきか悩みながらとにかく走っていきたい。

次にいい家庭を築きたい。子供達がしっかり自分で自分の人生を大きく切り開いていけるようにマイワイフと一緒に、私も父親としてしっかり教育していこうとおもう。

また20年後にも何かいい仕事をしていられるようにしっかり体力もつけなくてはいけない。歩いてでもいいからどっかのマラソン大会に出てみたい。

友人は貴重な財産だ。この財産を大切にしていきたい。

最後にあれやこれやと誘惑のやってくる自分に打ち勝ち主に祝された自分いれるように自分に厳しくやっていきたい。