ひとりじゃないんだ、みんなでできることを

地震が起きてから、最初は日本で何が起きたかを確かめるために
テレビを見ましたが、地域の情報を確かめるのにはラジオが一番ですね。

ところで、私は学生時代を関西で過ごし、阪神大震災に逢いました。
奈良市に住んでいたので、今住んでいる郡山市ほどの被害はありませんでしたが、
関西の方々も私たちのことを心配してくださっています。
教員をしている友人は、避難訓練の際に
「今、東北地方ではとんでもないことが起こっているんや。
うちらに出来ることは何なんや」と問いかけたところ、
「募金かなあ」と小学生のつぶやき。
「どこで募金できるんかなあ」と子どもたちが必死になって考えてくれたそうです。

私たち福島県民だけではない、
日本全体がこの地震に対して復興しようとしているんだなあと、
目頭が熱くなりました。

一人ひとり、復興に向けて頑張っていきましょう。

頑張ろう福島、頑張ろう東北、頑張ろう日本。

地震も落ち着いてきました。

ここ福島県郡山市にも襲った太平洋沖大地震ですが、
余震、水とガソリン・灯油のライフラインがまだ復旧していません。

ようやく今日、入浴することができました。（月光温泉。男性３０分、女性２時間はいるのにかかります。）

大きな被災に遭われた方がいらっしゃいますので、大きなことは言えません。
一日も早く復興するよう、歩んでいくしかありません。

ブログやツイッターを読むと、「しゃーねーな、やってやっか」という書き込みが見られますが、

てめえらのためになんて考えないでいただきたい。

福島県は首都圏の発電機能を背負っていたということ、
福島県よりももっと大きな被災に遭われている方々がいらっしゃるということ、
家を失い、家族を失い、寒い中、毛布一枚で避難されているかたがたがいらっしゃるということ、

こういうことをよくわきまえて国民一人ひとりが行動していただきたいものです。

そして、我々被災者に救いの手を差し伸べていただいている方々に感謝申し上げます。