ある塾講師のブログ。

昼間はコンビニ、夕方からは塾講師を勤める私のブログです。よろしくお願いします。

実習生の実習終了(涙)

2009-02-20 19:52:19 | Weblog
今日で3週間にわたって針生ヶ丘病院デイケアでの作業療法実習を行ってきた
kさんが実習終了となりました。
初めのうちは、どういうふうに我々に接したらよいか分からなくて、
戸惑っていたと思います。(逆に私が戸惑っていました。)
それが、日を経つうちに、いろんな人に声をかけ、
さまざまな活動に一緒に取り組み、
最後はデイケアに参加している人たちと親密な関係になっていきました。

やはり、彼女から感じたのは、
人間、学ぶことを忘れてはいけないということです。
何かに励むこと、それが希望となります。
努力していれば、周りの人も「あっ何してんだろう」と覗いてみたり、
「何かできることがあれば手伝いますよ」と一緒になって
行動してみたりするようになるんですよね。

魯迅の『故郷』の最後に「思うに希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道のようなものである。もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」

まさにその通りです。
我々デイケアに参加する人間が多くなってはいけませんが、
デイケアに参加して、社会復帰を目指している人間がいるということは、
認知されてもいいのではないかと思うんです。

私はあと何ヶ月、何年かかるか分かりませんが、デイケアなどの
作業療法を受けて、元の自分に戻れるかどうかはわかりませんが、
社会復帰できるよう、頑張っていきたいと思います。

今日は受診日でした。

2009-02-10 22:32:25 | Weblog
今日は受診日でした。
家にいると官能的な動画等を見てしまうといったことを話しました。
そうならないように、デイケアに参加するように指示されました。 
 また、前回の受診で血液検査をしていたので、その結果も聞かされました。
リチウムもカルマゼバピンも適性値に達していたので、この2つの薬を増やすことはせず、抗精神病薬であるセロクエル25錠を1日1錠から2錠に増やしました。
この薬は、躁状態もうつ状態も躁うつ病の予防効果もアメリカでは認められている薬なのですが、日本ではまだ統合失調症しか適応症として認められていません。でも、この薬を2錠飲めば、大人しくなりました。

 この辺のお話はもしかすると加藤忠史著『双極性障害』ちくま新書(2009)で既に読まれている方も多いのではないでしょうか?
加藤氏は双極性障害のスペシャリストで、私も彼の著書は幾つか読ませていただきました。
今回、発行年月日が平成21年1月10日と、新しかったため、
新しくなれば新しいデータが掲載されていると思い、今回購入して読みました。
セロクエルが統合失調症だけでなく躁うつ病にも効果があるとは
インターネット上でその可能性を言明されていましたが、
言明された著書はこれが初めてではないでしょうか。

とにかく、眠前に何があっても飲むように指示されました。
昨日などは眠くてセロクエルを飲まずに眠ってしまったのですが、
そういう服薬状況は辞めてほしいと指示されました。

セロクエルはある程度時間がたつと眠くなるので、
今まで長い間お世話になったアモバンはお別れになるかもしれませんね。

本当は夜更かししていたいんですが、早く寝るしかないのかもしれませんね。
(この「夜更かししたい」というのが躁状態だということなんですよね。)
躁患者は躁状態であることを望み、うつ状態になることを望まないが、
躁状態で居続けてしまうと、やがてうつ状態を迎えることになるのが、この病気の厄介なところですね。

真面目な話はこのくらいにして、最近の娘のはまっている台詞は
「有田焼は燃やしますか」です。果たしてどこで話された台詞でしょう。
この台詞は有名なのかなあ。

明日は休みですね。
僕は家族が居るものですから、好き勝手に遊ぶわけにはいかないんですよね。
果たして何をすればいいものやら。
DVD(プレステ2)も壊れたので、
これを直さないと数々のDVDが見られません。
さて、家族は全く寝ようとしておりません。

「トライアングル」面白いですね。
江口洋介、いい演技ですね。広末涼子、相武沙季もかわいい。
こんなことでは眠れない。

今日はデイケアの日。

2009-02-03 16:48:04 | Weblog
 しばらくこのブログを更新していなかった。少し頑張ろうと思う。
 今日はデイケアに行ってきた。精神科デイケアとは、休職等でずっと家にいる
患者に対して、生活力を付けるために、さまざまなプログラムを設け、患者が自由にプログラムを選択して受講するものである。また、デイケアには、1日フルの食事ありのコース、食事なしのコース、半日のショートケアと呼ばれるコースの3種類ある。
 今日、僕は、食事を作るプログラムに参加した。患者さんが4名、作業療法士が1名、看護士が1名、大学から来ている作業療法士になろうとしている実習生が1名の7名で、いわしの卵とじ丼、かぶのレモン漬け、なめこと豆腐の味噌汁の3品を作った。まずは、段取りを作業療法士さんが説明したのち、皿を洗う人、買い物に行く人に分かれて、それぞれの任務にかかった。そして、戻ってきたら、それぞれの料理にとりかかった。料理は上手に出来た。ただ、どう声を掛けていいのか分からなくて、戸惑った。
 午後は豆まきということだったが、どう参加すればいいのか分からなかったので、帰らせてもらった。