音楽の補足みち

自分の音楽活動など補足的に書いてみます。

ピック

2013-10-31 01:07:16 | 日記
ピックはギターを弾くときに使うアイテムです。前回のジェフベック先生は自分の指で弾いてます。よって音が独特というか、音を聴いただけで分かる位個性的です。指だけでも訓練が必要ですが、ピックだって弛まぬ訓練が必要です・・。

ピックも色々な形や厚さがあり、答えがありません。自分も色々変えてます。ここ2年くらいはいつも通っている平井のスタジオで売ってる三角ピックを買って使ってます。
なんか先端が他よりなめらかな気がするんです。厚さもなんか自分にフィットするんです。元はスタジオに来てピック忘れたのでそこで買ったらなかなか良いなと思ったので、継続して現在に至ります(笑)

今後も自分にフィットするピックは変わる可能性があるので結論もおすすめも書けない感じです。また気をつけたいのは演奏後の打ち上げとかでこの話題になると、各自の持論が出過ぎて討論になると超面倒です。結局結論も出ないのでこの話題が来たら、さりげなく別の話題に振る方が無難です(笑)

ギター雑誌には定期的に国内、海外の有名ギタリストの使用ピックの特集がありますが、見れば見るほど自分は分からなくなるので、もし見たら忘れるようにします。ああ、このピックならあの音出るよねなら良いんですが、なんでこのピックであんな音が出るの?とか自分とほぼ同じでこんなに差があるのとか、落ち込む方が多いので忘れるようにしてます(笑)


でも2つだけ今でも記憶に残るユニークなパターンがあります。


★形状
音にというかトーンにマイルドさが出るという理由でティアドロップ(涙)型のピックを先端の細い部分でなく横の楕円の部分で弾く。
これやってましたが今止めました。自分実力に比例しないので。。

★厚さというか硬さ
前回出たトミー・ボーリンが生前のインタビューで使用ピックを聞かれハードタイプを使ってるって言って、さらにそのピックを歯で何回も噛むそうです。歯型が滑り止めになるのと同時に、ハード→ミディアムの硬さに柔らかくされることで、ミディアムをいきなり使わないでハードから仕込むそうです。これ理にかなってますが、実にめんどくさいです。いつ、どこでやるんだろ?
他人の歯型じゃ嫌だし・・。

で、カッターで切れ目入れて弾くのが良いです。



でもそれも自分はめんどいです。。なー。

Stratus

2013-10-29 14:24:47 | 日記
今月のクラシックロックセッションで演奏した曲でジェフベックのStratus をアップしました。

元は黒人ドラマーのビリー・コブハムのソロ曲で、その時のギターが第4期ディープ・パープルのギタリストだったトミー・ボーリンが弾いている曲です。トミー・ボーリンはジェフ・ベックの前座でツアーを一緒に廻っている途中に急逝してます。還暦を過ぎたベックとしては、彼の哀悼の意を表現するタイミングを今だと感じ始めたのでは無いかと個人的に想像してます。ビリー・コブハムもマハビシュヌ・オーケストラのメンバーだったのも、一つの要因だと思います。理由を書くと長くなるのでやめますが。。マハビシュヌも第4期パープルも大好きです。

メインテーマのメロディのタイム感が簡単そうで難しいです。エンディングはもっと難しいですが(汗)しかしハマると聴いてる方も気持ちいいはすです。落ち着いて弾きましょう。

ベック特有のフィンガーピッキングの音は難しいので、ていうかできないので自分はピックで弾いてます。ハーモニクスも個人的には今後の課題です。リアピックアップでガコーンと行くとより本物に近づきます。トーンのコントロールももっと冷静に頭の中で支配下に置くべきでしょう。

ただ本家には近づけないですが、そのかわりBマイナーをあえてE7で如何に弾きまくるか、ここぞというときにはめ込むかを念頭に置きました。例えば解放弦フレーズ+アーミングは意識しないと本番環境でも出て来ないフレーズです。音の落としどころもスケールを意識しないと成功は難しいです。※自分も忘れない様に書いてる意味もあります。

それとジェフ・ベックのギターを抱えてる姿は、全キャリア通じて神々しいオーラがあります。是非ともギターを抱える、弾く姿がカッコいいギタリストというのはどういうものか?という視点もこれからも追求したいものです。

RAT

2013-10-27 09:52:31 | 日記
RATっていうのはギターとアンプの間にかますエフェクターの1つ名称で、音を歪ますために普段使います。ギターソロの時に有効に発揮しますし、バッキングでもギターの音量絞るとバッキングの時ももちろん使えます。

ストラトやテレキャスとかシングルコイルのギターの方が割とフィットします。ただギブソン系のハムバッカーはひと工夫が必要です。

3つのつまみだけなのでシンプルで分かりやすいです。全部中間の5を基本にその時に繋ぐアンプによって足したり引いたりすると音作りが楽です。

これ1個あれば、どこの会場行っても何とかなります。ネットの感想とか見ると個性的な音なので好き嫌いが分かれるとあって、それは自分も同感です。なんか歪みにちょっと怪しい雰囲気を感じます。ちょっと怪しいというのはどんな音楽のジャンルでも隠し味の様に大切な要素だと思います。それで、ま、その個性的なを自分のものにすれば逆に言えばどこ行っても困らないので気持ちが楽という見方もできます。


RATの良さは、音の芯が太く深いというころで、ある種の安定感があります。しかし、同じ場所のアンプでもノイズが出たり出なかったり自分の場合あったりするので困ります。


バッキングは音量調整が必要なのと別のエフェクターで幅が広がないかなと最近思ってます。セッションは何とかなってもライブは一工夫が必要で歌って弾きながらだと手元調整も難しいと言えば難しい。。

ただあんまり繋げると器用にコントロールするのも限界があるのでもう1個位ですかね。。


ということで、ここ4年はRATとストラトのギターで音を追求しています。1個を深堀りししてるので恐らく今後もこの組み合わせは変わらないと思います。いや変わったりして(笑)

20131108 クラシック・ロック・セッション Vol.60のお知らせ

2013-10-25 18:09:02 | 日記
毎月第2金曜日に自分はクラシックロックセッションのホストをやっていて次回で60回目です。

ということは60回÷12か月=5年ということで5年毎月頑張ってるイベントです(笑)

同じgooブログリンクです。


クラシック・ロック・セッション Vol.60


こちらにこれまで演奏した曲がたくさん載ってます。1回きりの曲もありますが、会場で盛り上がる曲や演奏して楽しい曲はリピートしてやってます。毎月同じ曲演奏するので完成度が高くなります。そうすると見学の方も楽しんで観れるという好循環を生んでいます。


先月の演奏の写真載っけてみます(笑)



クラシックロックの定義も広くなったので80年代も演奏してますが、ギターがメロディ楽器主体なのでリピートで生き残る曲は自然に限られてきますが。これからもこのセッションについて少しずつ書いていきます。


エフェクターの祭典

2013-10-24 13:13:23 | 日記
今週の土日にイースピーミュージカルアカデミーでEffEXPO(エフェクスポ)があるんですね。
去年行ってきまして、某SNSで日記に書いたので転載してみます。


1年前と考え変わってないな(笑)


以下転送


イースピーミュージカルアカデミーでEffEXPO(エフェクスポ)行ってきました。




会場中ギターの音(試奏)があちこちで鳴っていてそれは大変なことになってました。だんだん色んなの試すうちに一体自分のフィットするエフェクターは何なんだろうというようなことに陥りそうなくらい沢山ありました(苦笑)

自分はギターは持って行きませんでした。ただ他の人が弾いて音出してるの眺めたり、各ブースのエフェクター見てたり招待してくれた方と耳近づけて雑談したりして過ごしてました。



それでも楽しかったです。


エフェクターの値段はここ20年くらい、(90年代から自分は買い始めたので)変わってないっすネ!それはそれで凄いんだろうな。(というかギターの値段もそんな変わんない??)超安いのから順当にそれなりの値段するやつまで今は幅があるって表現がよい?

自分の考え例えばですが今自分が使ってるのも完璧じゃないはずです。もっといいエフェクターがあるはずです絶対。しかし不便だったり欠点も含めて同じエフェクターと付き合うのも良いのではないか?と最近思ってます。自分という人間も完璧じゃないですし。。1個使い切る先に何か「音」の答えがあるんではないかとか?



というか新しいのに馴染むの結構時間とエネルギーかかりますしね。。


あと他の色々試すとヘンに迷うというのも有り得ますし、というか他にも演奏で悩むことも多いですしね(苦笑)



距離の置き方が大事かなって思います。



とか言って、エフェクター大好きです。あれこれ超語りたし、アンプ直じゃつまんない(爆)
かっこいセッティングやクールな使い方みるとマヂ尊敬します!



色々試さなきゃ音色も進化しませんもんね