PRECIOUS ONE

KAT-TUN亀梨和也を褒め称えるブログ。コメント大歓迎☆

亀梨オタクの愉快な一日

2006年04月25日 18時09分57秒 | ひとりごと
ぽっしゃーん・・。

「ぎゃぁぁぁ!!」


とあるトイレの個室から、奇声が鳴り響く。

2限目が終わり、昼休みを迎えたキャンパス内は、

教室からぞろぞろと出てくる学生たちであふれかえる。

新学期ということもあり、

「本日も、メイク、セット、服装バッチりだぞ☆

極めつけは今はやりのカチューシャをON★」

といったかんじの、エネルギッシュで若さあふれる学生たちは、

楽しそうにランチの計画を話している。



そんな楽しそうな群集の波にもみくしゃにされながら、

悲惨な顔をしてトイレから出てくる女性が一名。



「ケータイ、水没させちゃった・・。」



この一言で、本日のオイラの愉快な一日が始まります。




授業終了後、2年ぶりにケータイを新しくするべく、

電気屋さんへ向かう。

2年も使ったケータイには愛着があり、

手放したくない気持ちは山々であったが、

なにせ、電源が入ってもしばらくすると、

充電がきれるようになってしまっていた。



「こんなことでもないと、オイラいつまでもケータイ新しくしないからな。

よし!!902iにして、亀ちゃんたちに協力しよう!」


電気屋に到着し、まっすぐにドコモコーナーへ。

ドコモパンフレット4月号も、得意げな顔でかばんに入れる。

「今日はホントにケータイ買うためにきたんだもんねー!!

亀ちゃんがほしいわけじゃないからね!!」

と心の中で、電気屋の店員に、いいわけをする。


しばらく見ていると、

A系店員「なにかお決まりでしたらお声をおかけください!」

といかにも僕電気系大好きです!といったかんじの店員が話しかける。

「あー、はい・・。」




しばらくすると、また別の店員に話しかけられる。

イケメン店員「なにかお決まりでしたらお声をおかけください!」

「はい!!あの、これにします!!!」



いつ何時どんな状況下においても、相手がイケメンであるに越したことはない。




そして、二人でケータイ契約のコーナーへと向かう。

「機種変更したいんですが、実は今日ケータイが壊れちゃって、

電源が入らないんです。」

イケメン店員「そうですか~、困ったな。

うちは直営ドコモショップじゃなく、ドコモの代理店なので、

機種変更の場合は、今お使いの機種から、

直接情報を受け取らないといけないんですよ。」

「そうなんですか~!

じゃぁ今日は諦めて、あとでドコモショップ行ったほうがいいかな?」



「いや、一回充電器にさしこんでから、もう一度電源ボタンを押すと、

電源が入る場合があるので、やってみましょう。」





え?




ちょっと待って。

今なんと?

もし電源が入ったときのことを想像する。




つまり。




この場でケータイの待ちうけ画面を見られるってことですか?




亀梨和也と赤西仁の“仲良し2ショット”を待ち受けにしていることが、

このイケメンにバレるということですか?









勘弁してください!!




「じゃぁ、今充電器に差し込んでみますんで、少々お待ちください!」



え、ちょっ、待っ・・・。




ドッドッドッドッドッドッドッドッ



あー!オイラのバカっ!

こんなことなら、最初のA系店員にしておけばよかった!

A系店員だったら、きっと彼はオタクの気持ちをわかってくれて、

お互いに理解しあえたかもしれないのに!!

根っからのイケメンチェッカーである自分が、うらめしい!







しばらくすると店員が戻ってくる。

「じゃぁ、今ちょっとだけ充電してきたんで、早速電源入れてみましょう!」




ドドドドドドドドドドドドドドドッ



どうしよう!なんて言おう!

こいつは一体どう出る?

「彼らかっこいいですよね~☆」とか言ってくれれば非常に助かるんだが、

なんにも触れずに、

事務的に「あ、つきましたね。」と言われて

ケータイ画面を見て、二人で沈黙というのだけは断固として避けたい!

そんなさびしい空気の中で、

亀梨と赤西だけが満面の笑顔☆という構図だけは避けたい!!




店員が電源ボタンを長押しする。




あーもう!




つくなっ!!!(念力)





























「あー、つかないな。やっぱり、壊れてるみたいですね。」















はぁ~
手に汗びっしょり。



「わかりました!じゃぁ、出直してきます!!」

とケータイを店員の手から奪い、そそくさと店を出る。





「はぁ~、危機一髪だった・・・。

ケータイ壊れてるから、待ちうけ画面変えることもできなかったし、

もしかしたら、電源が入るかもだなんて、まったくのノーマークだった~。」




その後、裏の電池パックを取り出して、もう一回入れなおしてみたり、

ケータイのありとあらゆる場所をティッシュでふきまくり、

水滴など微塵も見当たらない状況にしてみたり。

すると、どうにかして自分の力で、待ちうけ画面を変えなくてはならないという、

オイラの念力がまたしても伝わったのか、

息を吹き返すケータイ。

電気屋の店員の前ではビクともしなかったが、

さすが、2年間愛してきただけあって、

こんな非常事態にはちゃんとオイラの言うことを聞いてくれる・・・



ごめんよ。水没させちゃってごめんよ。



そんなケータイへの懺悔は一瞬で済ませ、

間髪いれずに削除作業へ。

現在の待ち受けにとどまらず、

“念には念を”ということで、

いっぱい保存してあった亀ちゃん画像を泣く泣く削除。

雑誌や広告を直接写メで撮るという、極めて原始的な方法で集めた亀ちゃんや、

お友だちにもらったもの、

渋谷のファミリークラブ(通称ファミクラ)に貼ってあった、

「新年あけましておめでとうございます!」のコメントつきピース亀ちゃん。

(これは特に思い出深い。

初めてオイラが1月にファミクラに行ったときに、

ジャニーズのみなさんのそれぞれの新年のメッセージと写真が貼ってあり、

大量の女の子たちがせっまい部屋にギュウギュウになりながら、

それを写メしたり、メッセージを読んだりしていた。

KAT-TUNのコーナーは、いつまで待っても人がどかず、

「ちょっと!オイラも見たいんだけど!」と思ったので、

ものすごく丁寧に

「ごめんね、一瞬だけ写メ取らせてもらってもいいですか?」

と言いながら、

横から必死に手を伸ばしてケータイ画面を亀ちゃんにあわせ、激写。

「いやぁ、このでこ上げアップはかわいいわ~★むふふ☆」

とにんまりしたいのをこらえて、自分の撮った亀ちゃんを見つめていると。

ここでKAT-TUNのコーナーの目の前にいた中学生くらいの女の子が一言。

「ここで、誰担か一発でわかるよね~。」

はっ!

そこで、亀ちゃん大好きっ子を出しまくりだった自分に気づき、

ちらりと彼女を見ると、こちらをニコニコしながら見られている。

照れ隠しに「てへ☆」と彼女に微笑んで、

年の離れたKAT-TUNファン同士の間に、

ほのぼのとした空気が流れたのであった。)

まぁ、そんな様々な思い出もプライドには勝てず、削除。

背に腹は変えられない。

プライドを守り抜くためだったら、なんだってするさ!

でもこんなプライド、本当はどこかに置き忘れてしまいたいが、

なかなか聖みたいにはなれない。

急いで、電気屋へとユーターンする。




そして次は、滞りなく機種変更の手続きを終える。




が、亀梨オタクの一日はまだまだ終わらない。




「では新しいケータイをご用意しますので、

一時間後に、また来てください。」

と言われたので、暇つぶしにある場所へと向かうオイラ。






<PART2>へつづく・・・。