ラヂオ惑星モルファス

国葬に思うこと

 
法律の定めもない国家行事を閣議決定で強行するようですね。超法規的な国葬を行う理由は何でしょうか?現職でもない「元」首相が凶弾に倒れたからでしょうか?テロの犠牲者は国家が悼むことにするのでしょうか?ならば、きちんと法律で定めれば良いことではありませんか?衆議院も参議院も与党が圧倒的な多数を占めているのですから、どんな定をしようと採決されない事はないでしょうに。
安倍元首相にどれだけの具体的な実績があったのでしょうか?経済はいまだに先が見通せないままです。日韓関係は最悪の状態でしたが、文元大統領と安倍元首相の2人が舞台から去って少しはマシになるかもしれません。
森友学園、加計学園、桜を見る会など徹底して嘘をつきまくり、きちんとした説明も出来ない。人ひとり死に追いやっておきながら平然と嘘をつきまくる官僚、そして政治家。プーチンとあれだけ会っていながら、しかも、4島一括返還から2島先行返還にまで舵を切っておきながら、結局何一つ成果を上げることができなかった。こんな元首相が国葬に値するのでしょうか?
彼が国葬ならば、とんでもない問題を隠し、人々の希望を押しつぶした沖縄返還ではありますが、「返還」という形だけは整えて、しかも、なぜかノーベル賞まで頂いた佐藤栄作元首相の方がまだ資格がありそうな気がします。
私もこれまで行政の一員としてや政治や政治家に関わることが多い人生でした。テレビドラマとは違いますから多くの方が思っているよりも、真面目に勉強して真面目に問題解決に取り組む政治家がほとんどだと言って良いでしょう。
ただ、昔からの些か合理性を欠くかなり古臭い思想や利害関係を根拠・物差しにして判断する方が保守系に多いことも確かです。一方、野党系の方は教条的で柔軟な発想や新しい試みなどを理解しない・否定的な方が多かったように思います。
しかし、政治家以上に、今指摘したような考え方の市民の皆さん、選挙民の皆さんが圧倒的に多数であり、どうせどちらに転んでも大して違わない、今のままで変える必要もない、苦労や問題を増やすだけだ・・・と思っている人が圧倒的。選挙になれば、名前を知っている、というだけで投票する方など・・・
要は、リーダーたらんとしている人々を見極めること。現在我々が直面する問題は何か、どうすればいいと考えているのか、政策の根拠や実現性はどうか、などと、自分自身がそれらの事柄をどう考えているのかを相互に検証して判断して欲しいのです。
何も選挙に限りません、地域や日本や世界には数限りない問題が転がっているのですから、日々いくらでも検証できるはずです。そうした積み重ねが次の時代を形成すると思いますが・・・

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